新しい修学旅行
- 公開日
- 2019/06/06
- 更新日
- 2019/06/06
校長室から
5月23日(木)・24日(金)に1泊2日の行程で修学旅行にいってきました。今年度から,行先を広島・倉敷・姫路に変更し,世界遺産を2つ訪れるコースとしました。来年度からの新学習指導要領の全面実施にむけて,総合的な学習の時間をはじめ,各教科の教育課程の見直しをすすめています。特に,6年生の学びのスタートとなる修学旅行は,1年間の「学び方」を大きく左右するものであり,教室での学びを自らの学びに変える重要な学習活動として位置づけています。
6年生の社会科では,公民と歴史の分野を主に学びます。公民分野を学ぶ目的は,選挙権を有する18歳に求められる「広い視野に立ち,グルーバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の有為な形成者として必要な資質・能力」を育むことにあります。また,歴史分野を学ぶ目的は,「歴史学習全体を通して,過去の出来事と現在の自分たちの生活や社会との関連や,歴史から学んだことをどのように生かしていくかなど国家及び社会の発展を考えること」にあります。これらを6年生の学びとして実現していくためには,世の中の様子,人々の働きや代表的な文化遺産などに着目して調べることや,実際に現地を訪れて「実感」することが大切だと考えています。
また,総合的な学習の時間の目標は,「探究的な見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,よりよく課題を解決し,自己の生き方を考えていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」とされており,「知識・技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かつ力,人間性等」の3点についての資質・能力が示されています。その中で,特に「思考力,判断力,表現力等」では,「実社会や実生活の中から問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする。」とされており,各教科の学びを生かした学習を構築することが大切になります。
このような「学び方」の大きな変革期をむかえ,修学旅行の内容も児童の主体的な学びに焦点をあて,ともに「実感」することから対話的な学びをつくり,必然性をもって深い学びにむかうことができるものに再構成しました。
岩倉北小学校の新しい修学旅行が6年生の児童にとってどのようなものとなったのかは,これからの児童の「学び」の姿に現れてくるものだと考えています。その姿を表現する場面として,まず,6月11日(火)の朝会で,6年生が修学旅行の報告を予定しています。また,6月22日(土)のオープンスクールでは,さらに一人一人の学びにフォーカスした修学旅行の報告を計画しています。ぜひ,新しい修学旅行の「学びの姿」をご参観ください。
校 長 三浦 清孝