三月
- 公開日
- 2011/03/04
- 更新日
- 2011/03/04
校長室から
3月 今年度の振り返り 総決算は?
厳しかった寒さもようやく和らぎ,少しずつ,春の兆しが感じられるようになってきました。今年度もいよいよ締めくくりとなる時期になってきました。保護者の皆様には,先週,2月22日・23日の年度末参観・懇談会に,多数の方々にご来校いただき,各学級での会を有意義なものとしていただき,ありがとうございました。
さて,学校では,この時期,教科の学習や各行事において,まとめの活動を行ってきています。この一年間で一人一人の児童が,どれだけ学力の積み上げができたのか,生きる力をつけられたのか,人として成長したのか,振り返り総決算をすることが必要です。数字に表れるもの,子どもの姿として表れるもの,子どもの内面に培われてきているものと,それぞれに分析し次へのステップへ繋げなければなりません。
教科の学習では,学力定着調査・ジョイントプログラム・日々の学習の中でのワークシートやノート,テスト等から学力(学習効果)を測ることにより振り返りをしています。個々の児童は,自分の学習の成果を確かめます。テストの点数として,担任の評価の言葉として,通知表として等々,様々な形で担任から本人・家庭へ伝えます。
一方で,指導者(教員)にとっては,子どもに対する評価は,自らの指導についての評価ともなるわけです。こどもに力が付いてきている場合は成果としてプラス評価となるわけですが,そうでない場合は深く反省し,課題を明確にし,教員としてはさらなる指導力の向上をめざさなければなりません。また,学校として,学校力の向上に努めなければなりません。さらに,子どもの学力の向上は,学校での指導だけでなく,家庭の支え(教育力)があってこそのものです。
このように考えると,学習についての成果(成績)は,子ども自身のがんばりによるものですが,そこには,家庭における家族・保護者の支えと,学校における教職員・指導者の指導力とが大きく関わっているものだということが見えてきます。
また,成果(成績)は,数字に表れるものはほんの一部で,そのほとんどは測るのが難しいものです。
子どもの姿としては,例えば,「あいさつできる」・「聞く姿勢は」・「正しく判断し行動できる」・「自分の思いや考えをわかりやすく相手に伝える」・「絵や図,言葉や文章で表現する」等々について見取り評価します。
子どもの内面の成長としては,例えば,「思考判断力」・「社会的なものの見方・考え方」・「人を大切にしようとする心」・「社会規範意識」等の育ちについて評価します。
学校では,この時期だけではないのですが,成果として表れていることは素直に喜び,課題として見えてきていることには克服に向けての手段を施すようにしています。
年度末になりますが,皆様には,子育てについて・我が子の成長について振り返る機会としていただければ幸いです。
校長 久保田 耕司