学校日記

岩倉北小の 今年の学習発表会は 凄いらしい

公開日
2018/10/30
更新日
2018/10/30

校長室から

 これまでの「学芸会」を,今年度から「学習発表会」にあらためて取組むこととし,そのキャッチコピーを
「岩倉北小の 今年の学習発表会は 凄いらしい」
としました。ポスターも作成しましたので,まだご覧になっておられない方は,本校のホームページまたは,直接,
http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/106306/doc/87014/2953748.pdfから,ぜひどうぞ。
 さて,右のポスターのキャッチコピーでは,「凄いらしい」と伝聞の形をとりました。本校で初の学習発表会であり,誰も見たことがないのものの「凄さ」をお伝えするにはどうしたらいいのかを「らしい」に託したものです。
 同じように伝聞の形式をとる言い方では,「〜そうだ」「〜ようだ」の2つの伝え方があります。これに当てはめると,「学習発表会は凄いそうだ」「学習発表化は凄いようだ」の2つのキャッチコピーができます。双方とも,「凄いらしい」とニュアンスが少し違ってきます。誰も見たことがない初めての取組について表現するには,そのことに直接的な関わりのある人が伝聞する「そうだ」は共感を得にくく,また,間接的な表現でも確定要素が強い「ようだ」も当てはまりにくいように思います。しかしながら,初見聞ではあっても取組の「凄さ」を感じ,共感してもらうことができる表現として,あえて「らしい」を使って,「凄さ」の期待値を上げるようにしました。
 と,キャッチコピーの解説をしてしまうと受け手の感性を限定・阻害してしまい,キャッチ—でなくなるのでよい方法ではありませんが,同じ伝聞の言い方でも様々な要素が加わり,それを意図的に選択していることをご理解いただけたと思います。本校では,今年度から「本質的な問い」をテーマとして研究をすすめています。伝聞の形態を知ることが教科書的な学びであるならば,伝聞の形態を伝えたい状況に合わせて捉え直し,意図をもって選び活用してみることが「本質的な問い」となります。
 例えば,国語科では,「言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通す」ことが重要視されています。その上で,「本質」を問うのであれば,どのように個々の「生き方」につなげることができるのかを「問い」,それにふさわしい「場」の設定をすることが求められます。
 本校初の「学習発表会」が単なる学びの伝達会,できるようになったことのお披露目会ではなく,一人一人が「出番」と「役割」をもち,その「責任」を達成することで「生き方」につなげることのできる「場」となってほしい,「学芸」を磨くのではなく,取組を通して「生き方」にふれる学習発表会を「ともに」創り上げたいと思っています。
 だからこそ,「岩北小の 今年の学習発表会は 凄いらしい」と学校だよりの紙面を使ってお知らせさせていただきました。当日のご参観お待ちしております。
                   校 長  三浦 清孝