学校日記

「岩倉の子」を育むCAREER(キャリア)教育

公開日
2018/07/03
更新日
2018/07/03

校長室から

今年度から「キャリア教育」を本校の教育活動の柱の1つとして取組をすすめています。12月7日(金)には,第1回全国小学校キャリア教育研究協議会研究大会京都大会の会場校として,全国から教育関係者をお招きして,文部科学省長田調査官の記念講演会,全学級授業公開,キャリア教育の研究協議会等を実施する予定となっています。平成26年度の全国小学校社会科研究協議会研究大会京都大会の会場校になって以来の2回目の全国大会の会場校となります。保護者・地域の皆様もぜひご参加ください。
さて,本校が教育活動の柱の一つとして取組をすすめている「キャリア教育」ですが,「社会科教育」や「環境教育」「人権教育」のようによく耳にするものではありません。その一方で,平成32年度から完全実施される新しい学習指導要領の柱の1つが「キャリア教育」であると言われており,今,児童に一番つけたい力を培う教育として注目されているものです。
「キャリア教育」とは,そもそも平成10年前後に「ニート・フリーター問題」への対応策の一つとして登場したものですが,その後,中学校の職業体験に特化したものと受け止められたりと,様々な変遷を経て,現在は「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要となる能力や態度を育てることを通して,キャリア形成を促す教育。」として定義されています。定義ですのでやや難しいですが,本校では,「好きなことをする・人のためにする」をモットーとして,「学びに向かう力・人間性等」の資質・能力の育成をめざすものであると捉えています。つまり,「どのように社会・世界と関わり,よりよい人生を送るか」を子供たち自身の「問い」として,その解決のために「知識・理解」「思考力・判断力・表現力」を総動員する「学び」「授業」こそがキャリア教育の姿であると考え,教育実践をすすめています。
また,本校の「強み」である「豊かな人間関係」を生かして,「人間性」つまり学校教育目標にある「岩倉の子」を育むことを様々な学校取組を通して実現していこうと考えています。特に,「多様な異学年交流」を計画的かつ積極的に取組むことで,社会性(思いやりの心・コミュニケーション能力等)やリーダーシップを育成したい,また,新しい気づきや既習事項の振り返り,学習意欲の向上につなげていきたいと考えています。
そして,体験的な活動においても,従来の「縦割り活動」を運動会の「組分け」と連動させて,運動会の位置づけを明確にすることや,運動会の団体演技・団体競技を2学年合同で実施し,下級学年が上級学年を身近な「未来への憧れ」とすることで「未来の自分の姿」を求めたり,また,上級学年がこれまでの経験を生かしてリーダーシップを発揮することで責任感や自己肯定感の高まりを生み出す取組等をすすめていきたいと考えています。また,2月に実施予定の3年・6年の合同宿泊学習で「岩倉北の伝統づくり」につなげていきたいです。
今年度から3学期制となりました。7月23日(月)の1学期終了にむけて,さらに学校全体で学びを深めていきたいと思っています。
 校 長  三浦 清孝