学校日記

「Supercalifragilisticexpialidocious」〜魔法のことば〜

公開日
2017/11/29
更新日
2017/11/29

校長室から

「魔法のことば」と言えば,「ちちんぷいぷい」「ハクナ・マタタ」,長めの言葉では映画メリーポピンズでおなじみの「Supercalifragilisticexpialidocious(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)」等が思い出されます。どの言葉も何か困ったときに状況を打破するための「おまじない」として使われています。では,本当に「魔法の言葉」は必要なのでしょうか。「魔法の言葉」を,「自分の気持ちを変える言葉」,「周囲の人の気持ちを変える言葉」だと捉えると特別な「おまじない」ではなくて,普段何気なく発しているいろんな言葉に「その力」があるように思います。
毎朝の「おはようございます」も,実はその1つではないでしょうか。元気よく「おはようございます」とあいさつをすると不思議と「今日1日がんばろう!」という気持ちになってきます。また,元気よい「おはようございます」の声を聞くと,聞いた方も思わず元気になってきます。朝から「おまじない」は必要ありません。たとえ自分から元気よく言えなくても友達の声を聞くだけで,やっぱり元気は湧いてくるものです。そう思うと「おはようございます」は,すばらしい力をもった「魔法の言葉」だと思えてきます。
授業中に「はい」と大きな声で答えるだけで,大きな返事を聞くだけで,なんだか「前向」になってきそうです。また,「すご〜い」「おもしろい」「楽しい」と口にすると「やってみよう」「やってよかった」という「上向」な気持ちになってきます。本当は当たり前に使っている言葉こそ「魔法の言葉」なのだと思います。
12月は人権月間です。今年度は,「みんなで築こう 人権の世紀〜考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心〜」の啓発活動重点目標のもとに,17項目の強調事項が示されています。「人権」を,全ての人が「ともに」「自分らしく生きること」であると捉えると,本校の教育理念の1つである「好きなことをする」「人のためにする」ことの意味がより明確になってくると思います。「好きなことをする」とは,自分の存在を肯定的に捉え「自分らしく生きる」ことであり,「人のためにする」とは,「ともに」そのような状況が当たり前の社会を築いていくことであると考えています。
毎朝の元気な「おはようございます」のひとことから,「好きなことをする」「人のためにする」が始まり,岩倉北小学校の「人権尊重」に向けた具体的で確実な行動となると思います。

校長 三浦 清孝