学校の草花たち 14
- 公開日
- 2023/10/23
- 更新日
- 2023/10/23
学校の様子
「奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」三十六歌仙の一人猿丸大夫の歌です。この歌の通り、雄鹿の鳴く声がこだまする季節になりました。でも学校では、西洋アサガオとともに在来のアサガオもまだ咲いています。1年生が夏休みの間に家で育てたアサガオも、まだ小さな花を咲かせているものもあります。アサガオの開花期間とはどのくらいなのでしょうね。
秋らしい花といえば、金木犀。北校舎の西入口の前で、甘い香りを漂わせています。中国原産で、江戸時代に日本に持ち込まれました。雌雄異株ですが、いま日本で咲いている金木犀は、すべて雄株だそうです。花がたくさんつくかららしいのですが、雌株はどのようなものか気にかかります。
全く目立たない花ですが、オオバコの花が咲いていました。オオバコとは中国名で車前草。車や人が往来する通路上に生えているたくましい草です。その花茎で「オオバコ相撲」と言って引っ張り合ったものです。どこにでも生えている草ですが、本校では玄関わきのオシロイバナが咲いている前に大きめのオオバコがありました。この花が結実すると、種に粘り気があるらしく、靴や車輪にくっついて、次なる生育地に着地するようです。確かにここは、子どもたちがとても行き来する場所。本当にたくましい植物です。一度種をしっかりと見つめてみたいものです。