校長の窓30(節分そして立春)
- 公開日
- 2018/02/03
- 更新日
- 2018/02/03
校長室から
2018年もスタートして1か月がたちました。残り11カ月。スタートの1か月の生活はいかがでしたでしょうか。1月中旬より流行し始めた,本校でのインフルエンザ。多くの児童が罹患し,ずいぶんしんどい思いをされたことだと思います。全部で10学級の学級閉鎖を余儀なくされました。全国的に今がピークのようで,過去最高の感染者数を示しているとのことです。なんとか,本校では終息に向かいつつありますが,ここにきて,A型に感染しました,ということを聞きますので,引き続き十分ご留意ください。また,現在,体調を崩されている方の早い回復を願います。そして,今回の学級閉鎖に関わって,保護者の皆様には,本校の対応にご理解,ご協力賜り誠にありがとうございました。
さて,2月3日は「節分」。節分祭として,神事が行われています。日本の一つの伝統行事の一つですね。「節分」いわゆる「季節を分ける」と書きます。日本には4つの季節,四季があります。「春・夏・秋・冬」の4つの季節が感じられるからこそ,行われる行事でもあるのかもしれません。季節の変わり目を示す節分。となると,4つの季節があるから,昔は1年間に4回あったこととなりますね。今は,この2月の1回を節分として行事が行われています。
「春夏秋冬」として,春は季節のはじめ,1年の始まりを示しています。だからこそ,1年の始まりとして考えられていた立春だからこそ,その前の日の「節分」が色濃く残っているのでしょう。今でいうと,立春が正月で,節分が大晦日,ということになりますね。1年の始まりを示す立春にかかわって,すばらしい春を迎えるために邪気を払う,悪いものを追い出すということで,行われてきているようです。昔は,病気など悪いことは鬼の仕業と考えていたとのこと。その鬼を追い払い,1年病気をしたり,悪いことが起きたりしないようにという願いを込めて,豆をまいたとのこと。
豆をまくようになった諸説はいろいろとあるようですが,まずは,この機会に,自分の心の中になるマイナスの点,改善しなければならないなと思うところを,鬼に見立てて豆をまき,新たな決意につなげるのもいいかもしれません。2018年が始まって1か月。当初立てた目標が少し霞みかけている人もいるかもしれません。あるいは,すでに忘れかけている人も。意欲的にスタートして1年であっても,少しペースが乱れたり,怠け心が出てきたり,疲れてきたりしているかもしれません。そんなことをこの機に見直したり,思いを新たにしたりするのもいいかもしれませんね。立春を新たな気持ちでむかえてみればどうでしょう。そして,「福は内」善い行いや考え,思いは大切に自分の心の中にしっかりと入れるように,確かめてみる,そんなこともいいかもしれません。
伝統・文化ということにもつながります。しっかりとかかわらせようと,ご家庭の中には,節分祭に参加しますという話を聞きました。なかなかお忙しい中ではありますが,大切な学びの機会だと考えます。屋台や夜店に子どもの興味関心がいくかもしれません。それも楽しみに一つではありますが,神事といわれる行いを見学する,参加することも伝統・文化に触れるいい機会ですね。ただし,人が多く集まりますので,マスクの着用などの工夫は忘れずに。