学校日記

研究主題

公開日
2009/03/13
更新日
2009/03/12

研究

文部科学省『コミュニティースクール推進事業』
平成20年度京都市教育委員会指定「みやこレインボースクール」

○学校教育目標
一人ひとりが輝く
・かしこく・・・深く考える子
・やさしく・・・思いやりのある子
・げんきよく・・・心も体も元気な子

○研究主題
子どもが自らを創り出す学習
〜問題解決的な学習のあり方,子どもの学びをより確かなものにする指導・支援と評価のあり方をさぐる〜〈生活科,総合的な学習の時間,生活単元学習,社会科を通して〉
問題解決的な学習を基盤にして,問題解決能力,人間関係力の伸長を図り,活用型の学力育成をめざす。


本校では,自らの力で21世紀を主体的に生きぬく子どもの育成をめざして「一人ひとりが輝く」という学校教育目標を掲げている。「一人ひとりが輝く教育の創造」は「生きる力」の視点から「深く考える子」「思いやりのある子」「心も体も元気な子」を育てることを基盤としている.
変化の激しい社会をたくましく生きていく子どもたちを支えるものとして,自分で問題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決していこうとする資質や能力を身につけること,すなわち
「生きる力」を育てることが求められている。この「生きる力」を身につける学習こそが,『自らを創り出す学習』と考え,昨年度まで、生活単元学習・生活科・総合的な学習・社会科を中心とした研究を進めてきた。
そこで,本年度はこれまでの取り組みの成果を継承するとともに,子ども自身がより明確な問題意識をもって追究することや,対象と子ども・子ども同士が響き合い,学びが深まるような体験や交流を学習展開の中で考える。
そして学んだことを自分自身,さらには地域,社会に生かしていこうとする学習のあり方を探究していきたい。つまり,問題解決能力,人間関係力の伸長を図り,活用型の学力の育成を目指していくことが本校の課題であると考え,豊かな体験活動や主体的な自らの学びにより,生きる力を育てていきたい。


☆めざす子ども像
活用型の学力育成をめざし,問題解決的な学習のあり方,子どもの学びを確かにする指導・支援と評価のあり方をさぐり,指導方法の開発と改善を行う

(1) 問題解決的な学習のあり方
1.意欲・関心を問題意識・学習課題へと高めていくための手立て
子どもたちのおもいや願い,気付きや発見・興味などを,単元を通して持続的に追究しうる学習課題・学習問題へと高めていくための手立てをさぐる。
2. 子どもたちが問題解決的な学習を進めていくための手立て
子どもたちが学び方を学び,自らの力で自分の課題を解決していくための手立てをさぐり,調べ学習のための環境を整えていく。
3. 自分の考えをまとめ,伝え合うための手立て
調べて考えたことを表現したり交流したりするときの工夫のあり方をさぐる。また,話し合い活動の進め方など集団思考を深めるための手立てをさぐる。
4.自分の生き方に生かすための手立て
学んできたことや問題意識を自分の学習や生活に生かそうとしたり,さらによりよいものを求め自分の生き方につなげ,生活に生かしていったりするための手立てをさぐる。

(2) 子どもの学びをより確かなものにする指導・支援と評価のあり方
子どもの学びをより確かなものにするためには,互いを高め合う学習集団が土台であることはいうまでもない.一人ひとりの人権が守られた状態での教育活動を展開し,学校教育活動全体を通して自尊感情を高め,互いに認め合い,相手意識をもって活動する学びを展開していきたい.そのために具体的な方策を集団思考の重視を軸に考えていく。
そして,学び合う学習集団のもと,子どもの学びをより確かなものにするために,指導・支援と評価のあり方を考えていきたい。
問題解決的な学習の中で,指導と評価の一体化を進めていくと,教師による評価はもちろんのこと,子ども同士の相互評価も積極的に組み込んでいく必要がある.また、単元計画での評価の中での位置付けやその方法を考えていく.

○ 解決をめざして意欲的・主体的に追究する子
考える・調べる・考えを交流する・書きまとめるなどの問題解決的な学習を展開する。自分の活動やそこでの学びを振り返り、立ち止まって考える。そして,さらに,次なるめあてを見出し追究するという一連の学習活動は,より深い学びへとつながる大切なものである。ここで得た力は,生涯にわたって生きてはたらく力ともつながる。自分との関りにおいて,意欲的・主体的に深く考え追究できる子の育成を目指したい。

○ 「人・社会・自然」とのかかわりの中で問題をつくる子
主体的に活動を展開したり,意欲をもって表現したりするには,子ども自身が「問題」をもつことが必要である。「人・社会・自然」との関わりの中で,不思議に思ったことや疑問に思ったことから,調べたい・やってみたい・追究してみたいなどの意欲がもてると考える。この問題意識をいかに引き出し,育てていくかが大切である。そこで,まず,子どもの心にはたらきかける出会いを契機にし,おもいや願いを明確にして学習問題をつくり,その解決に向けて見通しをもつことができる子の育成を目指したい。

○ 学んだことから,学習や社会,自分の生き方に生かす子
課題を解決するためには,多くの人や資料との出会いがある。そこには,感動や共感・驚きや感謝など知的好奇心や探究心をわき立たせる出会いや学びがある。そこで学んだ知識や技能,考え方などにふれる中,今の自分にできること・これからの自分のするべきことを考え行動できる子の育成を目指したい。

○ 自分の考えを伝え合う子
一人ひとりの学びが,思いや考えを交流し合う中で,ともに学習する仲間として高まっていくとはどういうことなのかを子ども自身が学びとった時,満足感をともなうより深い価値へと結びつけられる。この意味において,思いや考えを伝え合うことは,深く考えるために欠かすことのできない力である。活発に自分の考えを伝え合うことによって,互いのよさを認め合い高まりあう学習集団の育成を目指したい。