学校日記

子どもの姿

公開日
2012/03/16
更新日
2012/03/16

校長室から

 昨日のことです。給食の片付けを手伝いに給食室に向かっていると,いつも給食をお残しする女の子と渡り廊下で出会いました。担任の先生と一緒に歩いていますが腕にすがって甘えています。
 声をかけようとすると,担任の先生が,「校長先生,今日はお魚をちゃんと食べられたんですよ」と教えてくださいました。その言葉を聞くと,ますますその女の子は先生に甘えてべたべたしています。「いつもはお魚が嫌いで,食べられないのに今日は半身だけですが食べられたんです」と教えてくださいました。「すごいなぁ,がんばったんやね」と声をかけましたが,甘えたまま私には話をしてくれません。
 この女の子は,いつも給食の時間が終わった後に,食べきれなかったおかずとごはんを返しに来るのですが,そのたびに私が「また,残したの?」などといやなことを聞くので答えたくなかったのでしょうか。「いままで食べられなかったお魚が食べられたから,今日はあなたのお魚記念日ですね」と頭をなでて,褒ました。
 今までできなかったことができる,どんな些細なことでもこれこそが「成長」です。
 嬉しい嬉しいお話でした。