学校日記

子どもの姿

公開日
2012/02/23
更新日
2012/02/23

校長室から

 2月16日は持久走大会でした。業間体育,体育の学習で練習を積み上げ,記録カードに自分の目標を記入して一人一人が気合いを入れて大会に臨みました。
 私も業間体育で練習をしましたが,残念ながら「伴走」ができるところまで脚力も戻らず,ポイントで子どもたちの安全確保と健康観察に従事しておりました。
 しかしポイントに立っていたから,今回も子どもの輝く姿を垣間見ることができたのです。
 首から吊るしている記録カードの糊が外れてコースに落ちているのを見つけた児童が2人もいました。普通なら,ポイントに立っている教師に「落ちていました」と届けて,自分はそのまま走り続けます。少なくとも今まで見てきた学校ではそうでした。
 あの日見かけた本校の子どもは今までに見たこともない反応を示しました。そのカードを拾って,落とした子どもの名前を確かめると,スピードをいっぱいあげて前を走っている持ち主に届けたのです。5年生で一人,低学年で一人。二人共が同じ行動をしたのです。
 持久走ですから大変疲れていたはずなのに,また途中でスピードを変えるといっそう疲れが増すのに,友達が困ってるだろうと考えたのでしょう。あっという間に私の前から姿を消し,記録カードを届けてくれたのです。
 一人は5年生の女の子。あくる日に,すごかったねとお礼を言いました。残念なことにもう一人,低学年の子供は顔が見えなかったのでまだ声をかけられていないのです。
 自分ができることをして,困っている友達を助ける,先日の「心ひとつの日」で学習した「ボランティア(奉仕)」の精神を見事に体で表現していました。