旧ホームページ校長室から
- 公開日
- 2009/03/13
- 更新日
- 2009/03/13
校長室から
11月28日(金)
「悔しかったけど,幸せでした。」
大文字駅伝予選会で5位になり,本大会に出場できなくなりました。
その選手の6年生女子の作文の最後の言葉です。
すごい言葉だと思いました。
自分の努力,友達の努力,周りの人の協力,家族の応援,
すべてが彼女の走りを支えていたようです。
6月からの練習の中での苦労の成果を問われたのですが,
残念な結果と思った私は,彼女の作文を読んで,はずかしくなりました。
自分の努力とみんなの支えに気付いた彼女にとっては,
最高の結果だったのです。
光徳小学校のみんなに拍手を送ります。
10月31日(金)
宝物のドングリ
「校長先生,持って帰ってもええ。」
全校オリエンテーリングの最終ポイントで,一人一個の拾ったドングリを
確認して買い物袋に入れる時に,一年生が聞いてくれました。
「ええよ,なにすんの。 校長先生は植えてみようかな。どんな木に
なるか楽しみや。」
「ええ,木になんの。」
一年生は,不思議そうに手に持ったドングリを見ていました。
「なにすんの。」
聞き直しましたが,にっこり笑い,宝物のドングリを握りしめて,
走っていきました。
10月31日(金)
人権教育講演をしました。
「京都市の人権教育の概要」と「家庭の人権教育」をお話ししました。
「家庭の人権教育」は以前にお話をした原稿を載せておきます。
「家庭の中の人権教育」
今日は,「家庭の中の人権教育」についてお話をします。
PTAの人権研修に講師として招かれます。「家庭の中の人権教育」という題で話をしています。人権問題の解決のためには,家庭の中での教育が重要だと考えるからです。
「え,家庭の中で人権の教育をするんですか?」と不思議そうな顔で始めは聞いておられますが,聞き終わって「先生,がんばってみますわ。」と言ってもらっています。
研修での講演では,「今日,朝から,「早よしいや。」を何回言いました?」と最初に聞きます。
「早よ,おきや」「早よ,着替えや」「早よたべや」「早よ靴はきや」「早よ行きや」の5回ですか。と聞きますと,笑い声と共に,「もっと言うてます。」「つい言うてしまいます。」と言う方が出てこられます。
この「早よ○○しいや」がどんな子供を育てるかの話をしていきます。
「何で言わはるんですか?」と聞きますと,「早よささんと,間に合わへん」「言わんと,こっちが不安になるし」と言われるんですね。だれのためかというと大人のため,大人の安心のために「早よ○○しいや」になるんですね。
「子どものためになってるんですかね」と聞き返しますと,「あかんと思いますけど,つい,言いますわ。」と言われます。「あかん」ということは「いいことではない」ということは,わかっておられるわけです。
人権問題の解決のためには,自分で考え,自分で行動できることが必要です。予断や偏見に対して疑問を持ち,正しい判断をするためには,他の人の判断に左右されるのでなく,自分で考え行動できることが是非とも必要だと思います。
「早よ○○しいや」を聞かされて続けている子どもが,自分で考え,自分で行動できる人になのでしょうか。
「早よ○○しいや」ではなくて,どう言えばいいのでしようか。「今,何時何分やでー」
では,どうでしよう。「何時何分」でどう行動するか自分で考える機会を与えてほしいのです「7時やで」で起こせば,起こした後の自分の行動は自分で考えるのではないでしょうか。
小さい間から,「何時何分」で日常的に接してきた子どもと,「早よ○○しいや」できた子どもとの差は,大人になった時,考え方や行動に差が出ると思います。
簡単なようですが,慣れてきたことを変えるのはたいへんです。
「早よ○○しいや」をぐっと飲み込んで,「今,何時やで」を今日から子どもたちに言ってみてください。
9月29日(月)
「晴れてよかったですね。」
運動会に来ていただいた来賓の皆さんが言われました。
2・3日前まで,台風の接近で,運動会の開催より臨時休校にしなければ
いけないのかとも思っていましたが,幸い良い天気になりました。
子どもたちの意気込み,練習の盛り上がりをみて,どうしても20日に
運動会を実施したい思いが教職員にありました。子どもたちと教職員の
意気込みで,台風を追いやったようです。
「子どもたちが,きびきびしてますね。」
6年の組体操を見ている来賓の方が言われました。
学校行事で,意欲的に活動をし,自信をつけてほしいと考えています。
運動会で,どの学年も力を出し切っていました。何か自信をつけてくれたと思います。
晴れ晴れとした運動会でした。
8月26日(火)
子どもの時の夏休みの思い出
「Tちゃんの昆虫採集すごいで。」
地蔵盆が終わって,学校が始まるという時に,近所の子どもから情報が
入りました。いつもやんちゃで乱暴なTちゃんは,私の1学年上でした。
昆虫採集の箱に,みんなの頭があつまりました。
「すごいなー。きれいやなー。」
きれいなチョウチョが並んでいたことを,今でも思い出します。
「Tちゃん,こんなんできるんや。」この日から昆虫博士のTちゃんを
見る目がかわりました。
子どもの時の,私の夏休みの思い出です。
子どもたちは,どんな夏休みを過ごしたでしょうか。楽しみです。
7月18日(金)
夏休み前になると,いつも,先輩のY校長との会話を思い出します。
夏休み前の一学期終業式で,一言「死ぬなよ。」とだけ言われたそうです。
「一言だけですか。」と聞く私に,
「一言だけで段を下りたんや。子どもたちも,教職員もびっくりしとった
けど。夕方に,保護者から電話がじゃんじゃん入ってきた。もんくちゃうで,
「校長先生すごいこと言うてくれはった。親もそう思う。」「子どもが帰って
きて,校長先生が「死ぬなよ」て言わはった。て,子どもがはっきり言いま
した。こんなん初めてですわ。」ちゃんと子どもに伝わったんや。
「死ぬなよ」と言うのんは,ほんまに僕の気持ちや。岡本君,
こんな校長になりや。」
まだまだ,Y校長先生を超えられませんが,「元気で過ごしてや。」
が私の気持ちです。
6月29日(日)
ワイワイ,ガヤガヤが楽しみです。
光徳小学校に校長として赴任しました岡本です。
赴任をして早々,光徳少年補導の会長さん,支部長さんからドッチボール
大会をされるとお聞きしたことが,心に強く残っています。お聞きしたときに,
子どもたちの生き生きした活動を期待する楽しみもあるのですが,私が
過ごした子ども時代の様子を思い出したから,思い出として強く残って
いるのです。
私は,いわゆる団塊の世代ですので,小学校時代はとにかく近所の
子どもたちでワイワイ,ガヤガヤ,遊んでいました。その中で,友達ができ,
高学年は高学年としての責任が自然とでてき,集団として規律ができていた
ように思います。その中で,子どもたちが育っていったのです。
今,ワイワイ,ガヤガヤはないのですから,学校も地域も何かしてあげる
必要があると考えています。光徳小学校は前任校と同様,集団登校をしています。
この取組が子どもにとって,とてもよいことだと思っています。高学年の
自覚が出ますし,集団についていく大切さも低学年から分かると思うのです。
ドッチボール大会も,同様なねらいがあると思っています。
どんな,ワイワイ,ガヤガヤをしてくれるか楽しみにしています。
6月6日(金)
前任校は学芸会をしています。
一度,前任校の「行事の精選を検討する」会議で教職員に
「学芸会を辞めたら。」と投げかけたことがありました。
「ほんとうに,子どものためになっているのか,練習に時間を使うだけなら,
やめて欲しい。」
研修のために会議を中座しました。
あくる日の朝,教務主任の先生が話し合いの結果を伝えてくれました。
「良い学級を作るためにも学芸会は必要です。子どもたちの意欲につながる
学芸会をするので,ぜひやらせてほしい。」
早速,職員朝会で
「子どもたちを変えるための学芸会をしてもらいます。」と伝えました。
昨日,光徳小学校の1回目の学習発表会がありました。正確に言いますと
学芸会と学習発表会は違うのですが,みんなの前で練習の成果を発表することは
同じです。また,子どもたちの意欲を育てるいい機会なのも同じです。
2年生も,6年生も,素晴らしい発表でした。気にかけている子どもたちも,
がんばってくれていました。
学習発表会後片付けがおわった職員室で
「○○さん,がんばってたな。」
「△△さん,すごかったね。ほめといたげて。」
2年生と6年生の担任の先生にたくさんの教職員が声をかけていました。
子どもたちを変えるための「学習発表会」ができたと思いました。
2回目の11月が楽しみです。
5月30日(金)光徳だより3号より
プールが始まると,毎年思い出すことがあります。20年ほど前だと思います,1年生の担任を
していた時のことです。7月の個人懇談会で,Hさんのおかあさんが,懇談をはじめるやいなや,
「先生,ほんとうにありがとうございました。一家で喜んでいます。」
よく聞いてみますと,幼稚園で水につかることを怖がり,顔を洗うのも嫌がっていたHさんが,
一日目で顔がつけられ,今では泳げるようになっているということなのです。
「プールが始まる日,私たち家族はどうしてるやろ,プール入っているやろか。心配でたまらん
かったんです。ところが,帰ってくるなり,「おかあさん,顔,水に浸けられたわ。」大きな
声で言うてくれました。」
私は,驚きました。Hさんは,水泳が得意なんだと思っていたからです。プール開始一日目の
1年生の水泳は,水練れでした。みずかけごっこ,碁石ひろい,リレーごっこなどをやったので
すが,Hさんは,たのしそうに活動をしてくれていたのを思い出します。
「みんなが,楽しそうにしやはるし,つい顔もつけられた。」そうです。
集団の中で,子どもが育っていくということだと思います。つい目の前の狭い学力を気にする
昨今ですが,学校,学年,学級という集団の力を子どもが育つために活かせればと考えています。
5月16日(金)
朝学習の時間に1年2組で読み聞かせをしました。
金曜日の朝学習は読み聞かせボランティアの方と教職員が読み聞かせをしています。
今日は私も当番でした。
1年生大好き先生である私にとって,「やったー」です。
「校長先生が読むよ。静かにきけるかな。」
さすが,1年生。すばらしい目線で本を見ました。
「おには うち」を読みました。
大きな拍手をもらいました。
5月2日(金)
朝,校門に立っていますと,「校長先生,お元気ですか。」と尋ねてくれました。思わず,
「お元気ですよ。」と言ってしまいました。
後から,握手をしてくれた子どもも2人いました。
うれしい朝になりました。
学校だより5月号(4月30日発行)より
登校時,校門に立って朝の挨拶を始めてから,一ヶ月がたちました。
「光徳の子どもたちの挨拶は,元気やな。」4月当初の私の印象でした。
一ヶ月がたち,子どもたちの挨拶の様子は変わりません。全体的に元気なのは変わりません。
しかし,ほんとうに数人ですが,元気のない子どもを発見できるようになりました。
「家で何かあったんやろか,友達と何かあったんやろか。」心配になります。
「校長先生あんな。」早く言ってもらえるよう,毎朝がんばって挨拶をしています。
学校だより4月号(4月8日発行)より
光徳小学校校長に赴任しました岡本 茂です。
今年度の光徳小学校の学校目標を
「楽しく学校生活を送り,あらゆる場面で活躍する光徳の子の育成」に
しました。
目指す子ども像は
「光徳小学校を誇りに思う子」です。
光徳小学校を誇りに思わせるために
「楽しく学習する子」「友達と楽しく過ごす子」「体を大切にする子」の3つの
場面での子ども像を考えました。
本当に楽しい学習とは何か。本当に楽しい友達関係とは何か。どうすれば自分の体を大切にできるか。
教職員と子どもたち,保護者,地域の皆さんと考え実践をしていきたいと思っています。
「光徳小学校で学べてよかった」をめざし,全教職員でがんばります。よろしくお願いします。
光徳小学校校長に赴任にしました岡本 茂です。よろしくお願いします。
3月28日(金)の着任式にたくさんの子どもたちが集まってくれました。
「どんな校長先生やろ」と目を輝かせていました。
「たのしい学校にしましょう。」挨拶をしました。