学校日記

人権月間によせて

公開日
2015/01/28
更新日
2015/01/28

校長室から

1948年12月10日,第3回国連総会において「世界人権宣言」が採択されました。
そして,1950年の第5回国連総会において,毎年12月10日を「世界人権デー」と定め ました。日本でも世界人権デー(12月10日)を最終日とする1週間(12月4日〜10日)を「人権週間」と定めるとともに,京都市ではこれをさらに拡大して,12月を「人権月間」と位置づけ,人権という普遍的文化を構築することの大切さを訴えています。
 学校においても,6年生の社会科学習の中で「人権」についての歴史も学習しています。
先日には,「1922(大正11)年3月3日,日本で初めての人権宣言である“水平社宣言”が,当時差別を受けていた人たちによって宣言された」ということも学習しました。
この水平社宣言の最後の一節には,有名な「人の世に熱あれ 人間に光あれ」という文章
があります。つまり,「人々が生活しているこの社会が本当に温もりのある社会に,そして,すべての人々に平等に光が注がれるように」と,「人間としての尊厳」を謳ったものです。
 今,私たちが生活しているこの社会は,この宣言に謳われているような温もりのある社会,また,すべての人々が平等に暮らせる社会と成り得ているのでしょうか。今一度「人権月間」であるこの12月に振り返ってみるのも大切だと思っています。と同時に,「人の世に熱あれ 人間に光あれ」という宣言に込められた社会の実現を目指して,一歩一歩前進していくことが,今,私たち大人に求められていることではないでしょうか。