このカマキリよく飛び跳ねますよ
- 公開日
- 2012/09/22
- 更新日
- 2012/09/22
中川校の自然
上の写真をご覧いただき,おやおや,今度はカマキリかと思われたことでしょう。その通りです。でも,町中では見かけることのないカマキリです。名前を「ヒメカマキリ」といいます。
ヒメカマキリ,「ヒメ」が付いていますので「小さい愛らしい」ということになるでしょうね。その通りで,下の写真をご覧下さい。ゲージを入れています。このヒメカマキリで体長22mmです。尾端が見えていませんので,見た目,25mmになりますが,実際は,翅先の方が尾端より長いのです。性別はオスです。上の写真右では分かりづらいですが,尾端の形より判定できます。
ところで,22mmという小ささですが,幼虫ではありません。その証拠は立派な翅が生えていることで分かります。町中でこんな大きさのカマキリの成虫を見たことはないでしょう。山間部の樹上を主な生活場所としているようです。
そのような場所で暮らしているカマキリが,何らかの理由で本校3階に入ってしまったのでしょうが,教頭先生に見つかってしまいました。普通のカマキリと違ってよく飛ぶ(跳ぶ)と喜んでいました。跳び上がっては下りるという感じですが,翅をはばたかせていますから飛んでいるが正解ですね。でも,最初から逃げようと飛び跳ねていたのではありません。初めはおもしろいことに,犬が伏せをするような状態で,脚を折り畳んで,姿勢をぐっと低くします。あたかも枝や細い枯れ落ち葉のように見えます。人によってはこの行為を死んだ振りをしていると言っています。まこと捕まるとなったときに,盛んと飛び跳ねて逃げようとします。いや,ひょっとして驚かせて相手を怯ませているのかもしれませんね。何となく愛らしく見えます。やはり姫カマキリという呼び名どおりですね。