テイカカズラPart2
- 公開日
- 2012/09/11
- 更新日
- 2012/09/11
中川校の自然
前回6月13日にテイカカズラの紹介をしましたが,その第二段です。上の写真のようにテイカカズラは,受粉して実が成長すると二股に分かれた,インゲン豆のような鞘をつけます。
下の写真最上段左は,輪切りにした直後で,白い汁液がたくさん出てきています。その右は,白い汁液を拭き去ったときの鞘の中の様子です。ところで,前回も毒草といいましたが,この白い汁液に毒があります。テイカカズラはキョウチクトウ科植物ですので,その毒性は大変強いのでお気をつけください。皮膚に付けばかぶれますし,誤ってお腹の中に入れようものなら,呼吸困難や心臓麻痺を誘発します。
さて,拭き取った後の断面を見ると,なにやら,種のようなものが見えているのがお分かりでしょう。二段目の写真は鞘を縦に切ったところです。種らしいものと白い羽毛状のものが入っていることが分かります。最下段の写真にその中身を取り出しました。右半分が種で,左半分がいわゆる綿毛になります。ということから,テイカカズラは風で種を散布する仲間だということになります。どのようにして種を捲くのでしょうね。機会があれば,また,紹介します。