最新更新日:2024/04/26 | |
本日:94
昨日:170 総数:826954 |
3月22日(金)「カノープス」(星)今シーズンそろそろ見納め「カノープス」は-0.6等級の白い恒星で、夜空に見える恒星としては「シリウス」の-1.4等級に次ぐ全天2番目の明るさの星です。 「カノープス」は、日本の本州付近では南の低空にしか見えず、地平線上にある時間が短いので、南中する(真南に来て地平線から最も離れる)時刻の前後約30分ほどが観察チャンスです。3月中旬で午後6時過ぎに南中します。 上は西ノ京中学校屋上から見た「カノープス」です。 右上がオリオン座、真ん中の明るい星がシリウスです。ずっと下の方で地平線ギリギリのちょっと赤い星が「カノープス」です。(本来は白い星ですが、夕焼けと同じ理由で赤く見えます。) 南の開けた場所から見えることがあります。「西大路通を南に走っている車の中から見えた。」と言う人もいました。 日が経つごとに南中時間が早くなり、逆に日の入り時間が遅くなるため、この冬に「カノープス」を見るのはそろそろ終わりになりそうです。夕方、南の開けた場所で空を見てみてください。 |
|