京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/01
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「運命を変えるには」
 …毎日の勉強が身についていなかったため、「明日から勉強しよう」と思うばかりでした。そんな弱い自分がいるからテストで良い点がとれませんでした。このままでは、絶対にテストの点ものびないので、私は春休みから1日1時間半勉強するようにしました。とにかく、テレビとこたつのある部屋はさけて、自分の部屋にこもって勉強するようにすると、だんだん習慣づいてきました。この調子でコツコツ予習、復習していきたいです。…毎日の積み重ねが大切なので受験生の自覚をもって志望校に合格したいです。
 3年生が「三年生になっての決意」を綴っています。この文章は3組の学級だよりの中に見つけました。真摯に自分の弱さに目を向け、素直に反省して課題を設定し、粘り強く行動することで少しずつ生活が変わってきていることがよく伝わってきます。
 既にこの人と同じような経験をした人も居るのではないでしょうか。因みに、私も中学生の頃に同じ経験をしました。今同じような経験をしている人、今後する人もきっといると思います。中学3年になろうとする春休みの段階でこの経験ができたこの人にはきっと素晴らしい未来が待っていると思います。
 19世紀末から20世紀初めに生きたアメリカの哲学者であり心理学者のウィリアム・ジェームズの有名な言葉があります。日本では、プロ野球の読売ジャイアンツからメジャーリーグのニューヨークヤンキースへ移籍して大活躍した松井秀喜選手が、少年時代に監督から伝えられて座右の銘にしてきた言葉として有名になりました。
  心が変われば行動が変わる   行動が変われば習慣が変わる
  習慣が変われば人格が変わる  人格が変われば運命が変わる
 先の文章を書いた人は、今「習慣」を変え「人格」を変えつつあります。この先はきっと「運命」を変えて、志望校に合格しその先までも変えていくことでしょう。
 勉強も部活動も、習慣になるまではしんどいものです。教科書を読んでいる際、文字は確かに読んでいるのに内容が全く頭に入っていない。部活動を頑張っているのに一向に上達した実感が得られない。こんな経験は多くの人がしているはずです。習慣になるまではグッと辛抱しましょう。このとき、私は「できるんだ」「やりきるんだ」と信じることが大事です。思い返してみましょう。きっかけは小さなことでした。そう、“やるぞ!”と「心」を変える(決める)ことです。すべてはそこから始まります。
 春季大会の対戦相手が続々と決まってきています。「勝てたらいいな」と思っている人が「勝ちたいんや!」と思っている人に勝てることはまずありません。「“てっぺん”獲りにいく!」と思わずして優勝できることはないのです。
 結局「運命」を変えるには、先ずは「心」(気持ち)をどうもつかなのです。

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