京都市立学校・幼稚園
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「応援に報いる」
 鳥取県倉吉市に看護師さんがおられます。お子さんが小中高校生の頃にはPTA活動を通じて人権の大切さを訴え続け,自ら行動をされるエネルギー溢れる方です。同和教育,人権教育を通じて知り合い,以来25年以上に渡って交流を続けてきました。私が歴任した学校の研究発表会には何度も足を運ばれ,貴重な感想や意見を残してくださいます。本校にも昨年度,一昨年度と2度来られ,子どもたちの力になる感想を寄せてくださっています。医療に従事しているという理由から今年度の研究発表会には来られませんでした。しかし,本校の研究や発表会,生徒の様子にはずっと興味をもち続けておられ,HPなど私が発信する情報を常に注意して楽しみにもしておられました。
 今年度の学校祭は保護者に来ていただけないことからDVDを販売するという情報もHPからチャッチされ,是非見たいと連絡を頂きました。先日,ようやく送ることができました。早速,感想が送られてきたので以下に紹介します。
 DVDそこに参加している気持ちで見せていただきました。私は、やっぱり二条中学校の生徒さんたちの一生懸命さ、短い時間でも、みんなで知恵を出し合い、協力し合い、工夫し合い本気で取り組む姿勢はすごいと思います。難聴学級の皆さんの、マスク下での悩みや戸惑い、そして、本当に自分たちがこんなことで困っているということを全校の前で表現できる日常の空気を感じました。みんなで手話をしっかりと自分たちの学校言語として理解し、自分たち一人一人のものにしてしっかり使い切れること、これは二条中ならではの宝物だと思います。それぞれの学年で、身近にあることに目を向け、何をどう伝えていくのか、自分たちは、それぞれが、各学年の取り組む内容に対し、どう考え、どうしたいのか、大道具や小道具の一つ一つに工夫を凝らし、一生懸命に向き合い作り上げていく姿はやっぱりいいです。各学年の出し物も、見ている私も自分の現実の、本当に身のまわりの小さなことにも振り返りながら、自分はどうだろう。自分はどう行動するだろう。自分は何と言うだろうと、発表を見ながら一緒に考えました。
 コロナ過で、ともすれば、「やるのは無理」、「何もできなくなった」そんな声をよく聞きます。でも、こんな時だからこそ、「あきらめたところからは何も始まらない。できるためにどうするかを考え行動するところから道は開ける」その言葉を実感します。
「どんな時でも、みんなの知恵と工夫と熱で何かできる。」この文化祭はそんな生徒会の皆さんの熱意の結晶だと思いながら見せてもらいました。そして、そのリードのもと、全校一丸となって何とかしようと懸命に頑張る姿にいっぱい力をいただきました。無理を言ってDVD 送っていただいてよかったです。二条中学校での生徒さんのたちの3年間は、卒業後もずっと生きていく学びだと信じます。今回も、先生の自慢の生徒さんたちをしっかりと感じることができました。
 二条中の応援団は遠く鳥取県にもおられます。応援してくださる人たちに感謝しつつ,足元を見つめながら輝かしい未来に向かって突き進んでいきたいものです。

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