京都市立学校・幼稚園
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『“てっぺん”獲りに行こうや!」〜Catch the top !〜

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「立春にあたって」
 今年の「節分」は1897(明治30)年以来124年ぶりに2月2日になったということで,TVや新聞で随分多く取り上げられました。「節分」とは四季を分ける節目のことで「立春」の前の日です。節分は2月3日だと思い込んでいたので,なぜこういうことになったのか調べてみました。
 立春,立夏,立秋,立冬などは,太陽と地球の位置関係で決まります。地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は365日ぴったりではなく,それよりも6時間弱長いのだそうです。毎年少しずつずれていき4年で24時間ほどずれるので,4年ごとに「うるう年」を設け2月29日をつくってそれを解消しています。ところが,先ほど「6時間弱」と書きましたが,この「弱」の部分が問題になってきます。「うるう年」を作っても若干ずれたままです。それを修正すると,124年ぶりに節分が1日ずれたというのです。ところが,次に2月2日が節分になる年は124年後ではなく4年後の2025年だということです。このずれは400年で3日ほど起こるらしく,それを解消するのは2000年付近に多くなるのだそうですが,このあたりで理解不能になりました(笑)。
 さて,昨朝の登校風景のHPの本文にも書きましたが,全国的に教員を志望する若者が大幅に減少しているということです。理由には教師という職業の勤務条件の悪さが挙げられています。部活動等で休日の出勤があることのほか,生徒指導や保護者対応で帰りが遅くなることなどがその具体的な内容です。「わたしも教師になりたかったのですが,倍率が高すぎて断念しました」と,或るTVキャスターは語っていました。20年程前までは確かにそうでした。倍率が高かった頃は,「教職の魅力」について語られることが多かったのに,今はそれには言及されず「条件の悪さ」ばかりが声高に叫ばれているので寂しく感じます。
 二条中学校の様子を観ていると,生徒と教職員との関係は良好で,他校の教職員から羨ましがられるほどです。授業では新しいことに積極的に取り組んでおり,創造する喜びが感じられます。部活動にも諸行事にも生徒は一所懸命に取り組み,指導する教職員も一緒に楽しんでいます。保護者や地域の皆様も学校の応援団として暖かく支えてくださっています。難聴学級や総合支援学級,通常学級に在籍する支援の必要な生徒への特別な取組や全ての生徒に対して丁寧に指導する方針のために帰宅時刻が少々遅くなることはありますが,大いに遣り甲斐のある学校とみてよいと思います。
 冒頭に「節分」の話を書きました。「節分」というと,暦の上ではもう春です。今後は,高校入試から卒業式,修了式に向けて今年度の締めくくりを大切に行いながら,来年度の諸準備を始めなければならない時期です。
 可愛く大切な生徒のため,今後も二条中学校の教職員は緊張感をもって取り組んで参ります。教職に興味のある若者に本校の教職員のそんな毎日を見せたいくらいです

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