京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「心に残る信州の旅」
 修学旅行から無事に帰りました。「家に帰るまでが修学旅行だ」というフレーズはこれまで何度も使ってきました。遠足などの校外学習も含めると,生徒の方も小学生の頃から聞き飽きるくらいに聞かされてきたことだと思います。でも,今年ほどこのフレーズの重みを感じたことはありませんでした。3日目の朝,養護の先生から「発熱の生徒はいません。」という報告を聞いたときには,『これで何とか修学旅行を終えられる』とホッとしたことを思い出します。
 『もし感染者が出たら…,そのクラスだけ置いていくのか全体を中止にするのか。』『もし濃厚接触者が出たら…』判断するにあたって,修学旅行の前には考えれば考えるほど不安な気持ちになったことを思い出します。生徒も同じような気持ちでいたことを実行委員長のあいさつの中で知りました。前日の下校時,「校長先生,今日まで熱を出すこともありませんでした。明日から楽しみにしていた修学旅行に行けそうです。」と6組の生徒が校長室に寄ってそう声を掛けてくれました。生徒たちの全員が健康管理に気を使っていたことを知って,改めて彼らを愛おしく思うと同時に保護者の皆様方の気苦労に思いを馳せもしました。
 松代市での平和学習は初めて経験しました。「この史実を知ってもらうところから活動を始めなければなりません。」ガイドさんの言葉が今も心に残っています。ペンションのオーナーのおもてなしには今回も感激しました。2日目はアクティビティが中心でした。白馬五竜のトレッキングでは絶景は望めませんでしたが,その代わりに「雲の中を歩く」という貴重な体験ができました。白馬ジャンプ台を訪れた際,女子は泣きながらも全員がラージヒルのスタート地点まで行ったのに,男子の4人が行けなかったことは何とも可笑しかったです。ラフティングは寒さのために気持ちが上がらなかったのですが,始めるとこれが楽しく,水の冷たさを忘れるくらいでした。学年揃っての大広間での夕食は懐かしかったです。今はバイキング形式が主流になりましたが,今年はコロナでそれが難しく,『そういえば,教師になった頃の修学旅行はこんなだったな』と当時を思い出しました。今回の修学旅行で一番の思い出になったのがレクレーションです。学年全体で楽しく盛り上がったのは久しぶりだったと思います。『この時間が永遠に続けばよいのに…』と思ったりもしました。また,豪華な大浴場と畳の上のフカフカのお布団はアクティビティで疲れた体を十分に癒してくれました。そして最終日,秋晴れの下での松本市内班別研修は修学旅行気分を満喫できました。
 準備の時間が足りなかった修学旅行でしたが,生徒も教職員も規律正しく,予想外のことが起こった際にも臨機応変に行動ができました。「いい生徒さんですね。」行く先々で生徒たちが褒めてもらうたびに,我が子が褒められたようでとても嬉しかったです。修学旅行に行けて本当によかった。すべての人に感謝の気持ちで一杯です。

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