京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
本日:count up13
昨日:161
総数:1210218
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
Canvas 描くのは私達

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

画像1
「再開からひと月を経て」
 アジサイの花が終わりを告げようとしています。替わって,じきにアサガオやヒマワリ,百日紅などが咲き始めるでしょう。確実に季節が巡っていくことが実感できますね。そうそう,我が家の玄関に置いた鉢植えのバラですが,一旦は「今年は終わったかな?」と思っていたのですが,新しい茎が伸びてきてその先に今また美しく花が咲いています。知らずに購入したのですが,どうやら,そういう種類のバラだったようです。
 さて,授業を再開して今日でひと月です。はじめの一週間が隔日登校,次の一週間は毎日登校でしたが生徒を午前と午後に分けて分散登校をさせてきました。ようやく第3週の15日からは部活動も再開されて普通通りに登校しています。この頃の様子を振り返ると,生徒も教職員も『しんどそうだな』と感じました。3か月のブランクと消毒や手洗いなど新しい習慣の導入などは,慣れるまではする方もさせる方も結構大変でした。4週目に入って,ようやく本来のペースが戻ってきたように思います。
 先月18日の「自主登校」から段階的に学校生活を元に戻してきたわけですが,当初は『ここまでする必要があるのか!?』とも思いましたが,今となっては,3か月のブランクは,日常を取り戻すのにこれ位の時間が必要だったのだと分かります。そうしていなければ,生徒や教職員の中に不調をきたしていた者がいたかもしれません。
 学校の外へ目を向ければ,長い自粛期間に,我が国の経済活動も他国と同様に崩壊の危機を迎えました。営業の仕事に携わっている私の下の息子など,在宅勤務が長く続いた結果として毎月の給料が3分の1ほどに減らされ,「部屋代を払うと一か月間生活していく金額が残らない。」と嘆いています。息子の場合は,私たちが援助してやることができますが,そうでなかったらどうなっていたのでしょう。身近な人間から聞いて初めて,コロナが経済に及ぼした影響を実感した次第です。
 学校は特別な場所です。そこに務める教職員も,息子のケースでもなければ世の中の経済の大変な状況にも気づけないほど特別な仕事に就いているのかもしれません。しかし,一方で特別でなければならないとも思っています。子どもたちの安全を守るためには極めて特別な場所でなくてはならないのです。
 授業が始まりました。部活動も再開されました。合唱やリコーダー演奏,ペアやグループでの対話型学習もできるようになります。熱中症対策という理由ですが,マスクの着用場面もその範囲が狭められています。校内に子どもたちの元気な声と笑顔があふれる日がそれほど遠くないことを感じ,とても嬉しく思います。
 子どもが安心して登校でき,明るく活気のある学校を創造していくことこそが私たちの使命です。二条中学校の教職員はそのために全力を尽くします。保護者や地域の皆様には,今後ともご理解とご協力をお願い致します。

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
京都市立二条中学校
〒602-8155
京都市上京区竹屋町通千本東入主税町911
TEL:075-821-1196
FAX:075-821-1197
E-mail: nijo-c@edu.city.kyoto.jp