京都市立学校・幼稚園
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「生徒を迎えるにあたって」
 来週から生徒が登校してくることになりました。生徒にすれば,1日にたった1時間ですが,それでもこの2か月半の休校期間を考えれば大きな変化です。月曜日からの「教育活動の再開に向けた準備期間」に,本校の場合どれ程の生徒が登校するのか分かりませんが,これまでに出会った生徒たちは皆楽しみにしているようでした。このことを校長としてとても嬉しく思います。
 一方で,生徒本人は『行きたい』『友達や先生に会いたい』と思っていても,ご家族の中に高齢者やご病気の方がおられるなどの事情から,今の段階では登校できない生徒もいるでしょう。そういう子たちの気持ちにも十分に配慮しなければなりません。
 毎朝,学校へ行き,授業を受け,友達としゃべり,昼食を共にし,部活動で心身を鍛える,こんな当たり前の生活が当たり前でない期間を持てたことは,ひょっとしたら,長い目で見たときには生徒にとってよかったのかもしれません。6月以降,授業を受けること,友達や先生と楽しく過ごすこと,部活動を頑張ることなどが,これまでよりもずっとずっと大切に思えたとしたら,今年度に残された時間をより濃密なものに変えていけるかもしれません。いえ,そうさせなければならないと思っています。
 生徒を登校させるにあたって,以前に保護者の方から頂いたご意見を思い出しています。その文章は以下のように結ばれていました。
 「再開したらしたで,また課題はありますが,それらを含めて感染症と付き合うということが,社会で共に生きて暮らしていく中でどういうことなのかを学ぶよい機会だと思います。私もですが,残念ながら,今を動かす大人達は,知識経験不足でした。子どもたちの貴重な日々を奪ってしまいました。
 感染症の自分への,社会への影響ということを一度しっかり経験して考えた生徒がつくる未来はとても頼もしいに違いありません。是非,教育現場として環境整備を行い,生徒と共に感染症と付き合っていただきたいと思います。」
 月曜日から生徒を登校させるわけですが,もちろん不安はあります。そこで,出来るだけのことをしようと全教職員で知恵を出し合って考えました。生徒たちにしてみれば,窮屈に感じる部分があろうかと思います。具体的に言えば,消毒・手洗い・マスクの着用・ソーシャル‐ディスタンシングなどですが,これらに関してうるさく言うことになろうかと思います。学校としては,生徒の皆さんの健康と安全,そしてそのご家族の方の健康も保障していかなければならないからです。このことを理解して,是非,学校の指示に気持ちよく従ってほしいと思います。
 二条中学校では,これからも生徒のことを第一に考えて取り組んで参ります。先ずは子どもたちの健康で安全な生活の保障です。それがなければ学習も部活動もできません。生徒・保護者の皆さん,ご理解とご協力をお願いします。

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