京都市立学校・幼稚園
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「一年を終えるにあたって」
 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で,今年度は大切な一年の締めくくりの時期を中途半端な形で終えることになってしまいました。大変残念です。この感染症が起こりだした時には,まさかここまで大きなことになるとは思ってもみませんでした。卒業前校外学習のUSJ行きを決行するかどうかで悩んでいたことが,今となっては“ちっぽけなこと”と思えるほど大ごとになってしまっています。世界的には一向に治まる気配をみせず,オリンピックの開催さえ危ぶまれるような状態になってはいますが,私たちの周りでは春休みから部活動を再開できるなど,徐々に日常生活を取り戻せるのではないかと楽しみにしています。
 さて,令和元年度を振り返ります。今年度は平成31年度としてスタートして,5月1日から令和元年度になるという特別な年度でした。何年か先,「中学生の頃,こんなことがあったんだ」と思い出す人もいると思います。
 5月の修学旅行,6月の体育大会,9月の文化祭,11月のチャレンジ体験学習,12月の学習発表会など,大きな行事もことごとく盛り上がり,生徒が大いに成長して大成功を収めました。また,そのほかにも定期テストや部活動の試合,研究授業なども含めると本当に多くの行事があり,その時々に生徒も教職員も全力投球で取り組みました。保護者や地域の皆さんの応援からも力を頂き,1年があっという間に過ぎた気がします。
 今年度のはじめに私は夢を語りました。二条中学校を京都で一番の学校にしたいという夢です。併せて夢の実現の指標を示しました。生徒が「この学校の生徒でよかったと思えること」,保護者の方が「この学校に我が子を通わせてよかったと思えること」,地域の方に「地元の学校として誇っていただけること」の3つの指標です。卒業式の代表生徒の言葉から,先日卒業していった生徒の多くが二条中学校の生徒であることに誇りを感じてくれているようです。保護者の方や地域の方からご批判やお叱りを受けることはありません。学校評価のアンケート結果をみると,本校の教育活動に対してほぼご満足いただいているようでもあります。
 私は常々「本校は,町中の“田舎にあるような学校”」だと思っています。
 生徒も保護者も地域の方も,学校が大好きで,自分たちの学校に誇りをもち,そこで行われる教育活動に全面的に協力してくださいます。教職員は,そのことを肌で感じるから,決して手抜きをせず熱い魂をもって教育活動を実践しているのです。
 しかし,私はこの現状に満足しているわけではありません。満足し,現状維持を図ろうとしたら後退が始まると思っているからです。
 来年度は,もっと前へ出たいと思っています。京都市内外の多くの学校から目標とされるような学校へと成長していきたいと思っています。変わらぬご理解とご協力,ご支援をお願いします。皆様,一年間,どうもありがとうございました。

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