京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/01
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「まだ、行ける!」
 こんなことって本当にあるんです。2月9日からの3連休のことです。この日から私立高校の入試が始まりました。ほとんどの3年生はどこかの高等学校へ受験に行きます。当然3年担当の先生方も総出で高校の前で出欠確認をしたり中学校に詰めたりします。私も学校に来ました。翌日も同じです。
 全員が滞りなく受験を終えました。ホッとしたからでしょうか、それともそれが油断になったのでしょうか、3日目(11日)に風邪をひきました。咳と鼻水が止まりません。それでも寝込むほどではなく翌週は学校に来ていました。校医さんの医院に行ってお薬を処方してもらい何とか一週間を過ごしました。しかし、この週は勤務後の楽しみの“ニジョラン”と“ジム通い”が一度もできませんでした。そして、土・日を迎えました。1・2年の「学年末テスト」前で部活動もありません。『ゆっくり身体を休めることが出来るわ』と思ったとたん、どうでしょう。一気に熱が出ました。元々平熱は低い方なので37度はしんどかったです。16日の午後以降、一歩も外へ出られませんでした。というか、17日は一日布団の中で過ごしました。咳で腹筋が筋肉痛になったほどです。こんなことは久しぶりです。10年以上前にインフルエンザで苦しんだことがありますが、それ以来でした。
 夕方になって、『明日は、何としても行かなければならない!』と思って、ない食欲を振り絞って熱いうどんをすすりました。校医さんから頂いた最後の薬を飲み、少々無理をして風呂にも入りました。新しいパジャマに着替えて布団に入り直しました。どこかで生活にけじめを付けたかったのです。おそらく、あの時『明日は休もう』と思っていたら学校に来られていなかったと思います。
 非科学的な文章になってしまいましたがこれらはすべて真実です。『もう、だめだ!』と思っている場合と『まだ、行ける!』と思っている場合とではきっと行動が異なるはずです。だったらポジティブに考えるべきです。
 さて、今日の午後は公立高校前期選抜試検の合格発表です。専門学科は定員全部の合格者を出しますが、普通科の合格者は全体の30%です。公立高校普通科を目指している人たち、たとえ今日不合格の結果を得ても落ち込む必要はありません。君たちにはまだ次があります。私立と公立前期で進路を決定した人たちが居る一方で、この上頑張り続けるのは確かにしんどいことです。でも、今一度思い起こしてください。君たちの第一志望を。公立高校普通科の入試本番は定員の70%が合格できる中期選抜なのです。これからです。諦めない。逃げない。弱音を吐かない。ポジティブ、ポジティブ。下を向くな。後ろを見るな。前を見ろ。顔を挙げろ。『もう、だめだ』と思ったらそれ以上は進めません。『まだ、行ける!』そう思って頑張りましょう。
 君たちのゴールはここじゃあない。もう少し先にあるのです。

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