京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「信じた道を進む」
 12日、水泳の池江璃花子選手が自らのツイッターで白血病であることを告白したというニュースが日本国中を駆け巡りました。彼女は今や、我が国において知らない人が居ないほどの超有名人です。今夏のアジア大会では6冠に輝き、5つの日本記録(短水路では7つ)を持っています。
「あんなに健康そうに見える人がまさか…」多くの人と同様、私の最初の感想です。 それ以来、報道番組の最初に池江選手の話題が上がるようになりました。
 私が教師になって初めて担当した学年に白血病と闘う女生徒が居ました。体育の時間はほぼ見学。いつも青白い顔色でしたが笑顔がチャーミングな子でした。薬の副作用で髪が抜け、明らかにそうと分かるかつらを被っていました。教師になったばかりの私にはその子の存在そのものがショッキングでしたが、その子に対する周りの生徒の接し方が実に自然で、中学生の素晴らしさと凄さを実感したものです。最近では、研究会の先輩教師がこの病気になりました。突然メールで知らされたときには跳びあがらんばかりに驚きました。職場で一緒になったことのある先生のときには、骨髄バンクへの登録も考えたのですが、それに年齢制限があることを知りました。
 そして、これら身近な人たちの闘病の様子から、今や白血病が“不治の病”ではないことが分かりました。池江選手も完治されることを願うばかりです。
 「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない。自分に乗り越えられない壁はないと思っています。…今は完治を目指し、焦らず周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います。」一昨日更新された池江選手のツイッターからの抜粋です。
18歳の女子高校生とは思えない精神力の強さを感じます。いえ、本当は心細くて、こうでも書いていないと不安に押しつぶされそうなのかもしれません。是非、池江選手には東京五輪にこだわらず、時間をかけて治療に専念してほしいです。そして、いつの日か、カムバックを果たしてほしいと思います。これまで彼女の姿に多くの勇気と感動をもらってきました。まだまだ若い彼女ならきっとやってくれると思います。
 自分たちの周りに目を移しましょう。確かに上手くいかないことはありますね。第一志望の高校に合格できなかった人が居るでしょう。嘆いて自棄(ヤケ)になってはいけません。冷静になって次の手を考えましょう。保護者の方や先生と十分に相談してください。友達関係で悩んでいる人もいるでしょう。改善への努力をするのがよいでしょうが、じっとしている方が良い場合もあるかもしれません。勉強が思うように進まないと嘆いている人もいると思います。大切なのは自分の信じた道を迷わずに進むことです。12日のツイッターにはこうも書かれていました。
「さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいです」そう、その意気です。

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