京都市立学校・幼稚園
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「生徒を深く知る」
 感動と興奮の文化祭から早くも1カ月が経過しました。あっという間の1か月でした。いつの間にか、朝晩は随分と寒くなってきました。昨朝は、今シーズン初めてエアコンを“暖房”に切り替えてスイッチを入れました。えっ、早すぎるって? いえいえ、私が暮らしている辺りは本当に寒いんですっ!
 今月は「秋テスト」から始まりました。また、全学年が「学習確認プログラム」にも取り組みました。3年生は、これらを受けて卒業後の進路を考える1回目の三者懇談会も行いました。将に「学習の秋」です。
 一方、部活動と生徒会活動では代替わりが完遂しました。休日は、吹奏楽部の本番や運動部の新人大会の応援で市内各所を駈け回りました。その中でも、野球部が決勝戦へと駒を進めたのが特別に嬉しいニュースです。新チームが強いと思ってはいましたが、果たして対戦相手もそうと認める堂々の“横綱相撲”で勝ち進んできました。是非とも来月の決勝戦でも勝って、京都市の“てっぺん”に立ってほしいと思います。
 その他の部も結果こそついてきませんが、十分に頑張っています。中学生の本分は学習です。そのことは十分に理解しているつもりですが、それでも私は、中学生にとっての部活動の意義がとても大きいと思っています。生徒が部活動(クラブチームの活動を含む)に取り組んでいるときの表情を観るのも大好きです。授業中の姿とは全く異なる凛々しく清々しい表情があるからです。また、この場での心と身体の成長が、彼らの人生に大きな影響力を持っていることをこれまでの経験から知ってもいます。
 もちろん、やるからには勝ってほしいです。しかし、負けることもまた人生における大切な勉強です。どんな負け方をしたか、敗戦を受け止め、原因を追究し、そこから何を学んだかが重要です。同じことが、生徒会役員改選においても言えます。部活動や生徒会活動で、負けて悔しい思いをした多くの人たち、この経験が皆さんの人生にプラスに働くことを願っています。
 今月はまた、生徒や保護者の方が地域で活躍する姿も多く見てきました。運動会や地域のお祭りなどです。その場面では、授業中や部活動中とはまた違った表情を観ることができます。教師として、学校の中だけでなく、地域で活動中の生徒の様子を知っておくこともまた大変重要だと考えてきました。「あの先生は、どこにでも来てはる。」これは『あの先生は、僕(私)らのいろんな場面での態度や表情を知ってくれたはる。』と同義だからです。
 「生徒指導は、子ども理解に始まり子ども理解に終わる。」昔から言われてきました。生徒からすれば、自分のことを深く知ってくれている先生というのは、安心感があり、時にこわい(畏れの念)存在です。そして、こういう先生を信頼し尊敬するようになるものです。私もそんな教師になりたいと思って、今も自分なりのやり方で生徒と関わっているつもりです。

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学校行事
12/3 新入生保護者説明会
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