京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「力の入れ処」
 3・4・5月が春、6・7・8月が夏、9・10・11月は秋、そして、12・1・2月が冬。確か幼稚園でそんな風に教わりました。また、日本には四季がある。其々によさがあって風景は美しく食べ物もおいしい。併せてそうも教わりました。いつの間にか5月と9月も夏の仲間入りです。更に、本市が推奨しているクールビズ期間は10月までですから、半年間は夏なのかもしれません。
 しかし、さすがにこの時期になると朝晩は冷え込み、上着を着て登校する生徒が一気に増えてきました。一方、日中は半袖でも十分過ごせるほどで、体調管理が難しいです。「日向はあったかいですね。」先日、朝の校門である先生がそう言いました。こんな言葉、今シーズン初めて聞きました。気温の高いのを「暑い」というと不快な感じを示しますが、「あったかい」は快の感情を表わしています。つい最近まで「暑い・あついっ!」と不快感一杯に言っていたのに、確実に季節は移っているのですね。
 さて、ただ今世界バレーが熱いです。毎晩、興奮しながらTV観戦しています。流れと勢いでしょうか、各上とされる相手に勝つこともあるので面白いですね。
 13・14日、本校のバレー部が新人戦を戦いました。方や世界バレー、方や京都市の予選リーグ。競技レベルは全く異なりますが、興奮度は世界バレーに匹敵するものがありました。一進一退のシーソーゲームになる場面があります。一方的に連続得点が入るときもあります。体力や技術が異なってもこの場面での精神面の動きに大きな差はないように見えます。流れを呼び込めるときとそうでないとき、いったいどこが違うのでしょうか。もちろん、一人としていい加減な気持ちの選手などいません。
 バレー部の予選リーグは3位。1・2位のチームとはフルセットを戦いました。決勝戦もフルセットになったことを考えると、1位通過も可能だったと思われます。
 私が長年かかわってきたソフトテニスなら“力の入れ処”が分かります。4ポイント先取で1ゲームを獲得するこの競技では、力が接近していると、まず間違いなく1−2か2−1になります。次の1ポイントを獲れる力があるかどうかがカギです。
2−1で勝っているなら3−1にする力、1−2で負けているなら2−2にできるかどうかが大きく勝敗を分けるのです。
 素人目には、バレーボールでは連続得点にカギがあるようです。勝っているときには連続ポイントを続ける。そして劣勢のときには連続ポイントを許さない、ということです。その時にチームの力を結集し大きな力として発揮できるかだと思うのです。
 このことは、人生でも言えるように感じます。波に乗っているときにはそれを逃さない、一方で『流れが悪い』ときにはそれを断ち切るのです。要するに、力の入れ処が大事であって、勝者と敗者の間にはそれほど大きな実力差はないのかもしれません。

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