京都市立学校・幼稚園
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「正のサイクル」
 初めて文化祭に参加したけど、とても楽しかったです。合唱では、最高のものができました。3年生になったときには、今の3年生を越えられるように今よりももっと頑張りたいと思います!
 …2年生は明るく元気な感じで、一人ひとりが自分の役をきちんとしてて「カッコいいな」と思いました。3年生は、戦争のことを劇にしていて、みんなとても演技がうまくて感動して泣いてしまいました。私も、先輩みたいに堂々とできる人になって来年やりたいです。                       (1−3学級通信より)
 …今回の文化祭はうまくいったと思います。でも、先生はまだ3年生に勝っていないと言ったので、次の文化祭では3年生をぬかしたいと思いました。…
 …2日目はとてもよい合唱が出来たと思うので、3年になっても今年の3年を越えられるように練習して今年みたいに学年が一つになれるようにしたい。…
 …自分が心に残っているのはやっぱり3年生で、劇でも感情の入れ方が違っていて、私は改めて戦争はすべきことではないと思いました。   (2−3学級通信より)
 …3年生の劇は、みんなで協力して素晴らしいものになりました。泣いている人とかたくさんいて嬉しかったし、戦争についてたくさんの人に知ってもらえたのは良いことだと思いました。2日目はどの学年どのクラスもすごかったです。3年1・2組のクラス合唱は鳥肌がすごく立ってとても感動しました。自分のクラスも練習よりも良いものになって嬉しかったです。…                (3−3学級通信より)
 各クラスの学級通信に生徒の感想文が掲載されています。そのすべてが「よかった」「楽しかった」「感動した」など、肯定的な内容です。その中でも、上に掲載した通り、上級生や他のクラスの発表を素直に称賛したものが多かったです。上級生が下級生のモデルになっている今の状態は、学校としてとても嬉しいことです。「あんな3年生になりたい」「あの3年生を乗り越えたい」3年生の真の価値はそう言われることにあります。
 30年ほど前、多くの中学校でその反対の現象がありました。「あんな風にはなりたくない」「あんな3年生にはなるな!」下級生や教師からそう言われる3年生たちが少なからず居ました。そんな彼らが良くなるとは思えません。必然的に下級生に負のプレッシャーをかけてきます。また、下級生の中にもそういう悪いモデルに影響されていく生徒が出てきます。「負のサイクル」です。それを断ち切るために、教師が体を張ることもしました。あの苦い経験を今の若い教職員にさせたくはありません。
 今の二条中学校では、生徒の間が「正のサイクル」で動いています。生徒と教職員との間も、そして保護者と教職員との間にも正のサイクルがあります。このサイクルをいつまでも大切にしなければなりません。一旦、サイクルが上手く回らなくなり出すと、アッと言う間に状況は大きく変化してしまうものです。

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