京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「意外な発見〜2つの取組から〜」
 先週のことになりましたが、「生徒総会」についてです。今は、市内のほとんどの中学校がそうしている通り、本校の「生徒総会」も2部構成になっています。第1部が生徒会活動に対する議案審議です。各委員会の活動方針や活動状況が説明され、生徒会予算案の審議なども行われます。第2部は学年や学級の活動方針や活動状況の報告です。第1部が生徒会本部執行部からの提案なのに対して、こちらは各学年の生徒たちが報告の内容から発表の仕方までを考え、練習を重ねて取り組みます。そのため、全校生徒もむしろこちらを楽しみにしているようです。
 本校では学年ごとに発表の場が用意されています。1年の発表からそのプロデュース力と発表内容に驚かされました。評議員が中心となるのですが、最後は1年生全員のパフォーマンスが見られるなど、学年としてのまとまりも感じられた力強いプレゼンテーションでした。2年は劇仕立てで進行しました。歌やダンスを織り交ぜるなど、ステージを盛り上げ、観る者を大いに楽しませてくれました。企画力の2年です。そして3年。これまでの経験を活かし、笑いをとり入れた面白い構成になっていました。特に生徒たちの中で実際に起こりうる事象を上手く取り入れており、生徒同士の関係性や学級学年の在り方について深く考えさせられました。深い学びの3年でした。
あたかも「3年生を送る会」や「学習発表会」での学年発表を観ているような錯覚に陥ったくらい生徒の意外な力がたくさん観られた取組でした。
 次に、昨日のPTAの家庭教育講座から感じたことを綴ります。今回の講座は、「先生方の生の声を聴きたい」という保護者の方々の要望から生まれました。PTA会長の進行で4人の先生が次々と話をしていきます。「二条中の生徒をどう思うか?」「教師を目指したきっかけは?」「どんな時に教師としての喜びを感じるか?」「教師として心がけていることは?」など、普段の先生と保護者という関係では聞けないことが発言の内容です。教師同士でも一人ひとりの先生のそんな思いやエピソードを聴くことはあまりないので、私までが新鮮な気持ちになりました。
 一人ひとりの先生が担当する生徒のことを常に深く考え、丁寧に接してくれていることに改めて気づき、嬉しく彼らを頼もしくも感じました。保護者の方からも「先生方と私たち親との子どもたちの見方があまりにも接近していて、安心しました」という感想が出され、この企画の素晴らしさが見えました。
 今回のメンバーは、うちの組織を総合的に見て校長の独断で選びましたが、なかなか良い人選だったなと密かに思っています。年齢・性別・教科・立場(役職)の違いはあるものの、それらを越えて教師として大切にすべきものが改めて見えてきましたし、それらを大事にしてくれている教職員を誇らしくも思いました。
よい企画を提案して頂いたPTAの皆様に感謝しています

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