京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「自慢の生徒」
 「校長先生が“自慢の生徒”と紹介されたのがよく分かります。本当に明るくてケジメがあって素晴らしい生徒さんたちだなと思います。」
修学旅行の最終日、美ら海水族館から首里城・国際通りへと向かうバスの中で旅行会社の添乗員さんからそう言われました。
「私たちの“自慢の生徒”です。」民泊体験の入村式の挨拶の中で、確かに私は生徒のことをそう紹介しました。翌日、民家の方たちに連れられてホテルへ戻ってきた生徒たち。みんな満足そうな表情をしています。「先生、1泊では足らんわ!」担任の先生に訴えているそんな声も聞こえてきました。(その子は、民家さんとのお別れの場面で泣いていました。)
 「お世話になりました。子どもたちは“いい子”にしていましたか?」
 何人かの方に尋ねました。「もちろんです。」「素晴らしい子どもたちでした。」「本当の孫だと思って過ごしていました。」「来年も来てください。」など、民家さんから否定的なことは一切聞きませんでした。
 添乗員さんとの会話には続きがあります。
 「実は、もう一つ“自慢”があります。それはあの子たちを育ててくれている教職員です。うちの生徒は普段から大人しいのですが、場面によっては大いに盛り上がることが出来ます。授業や行事や部活動にも真面目に一生懸命取り組みます。常にそうすることが楽しいと伝えているからこそ、こんな特別な場面でできるのです。修学旅行のときにだけできるなんてことはありません。また、生徒との信頼関係もきちんと築いてくれています。生徒との関係はフレンドリーですが、決してナメられている訳ではありません。一人ひとりの教職員が、その個性と能力を最大限に発揮してチームとして生徒を指導しています。そんな彼らは、校長としての私の自慢の教職員です。」
 ざっとこんなことを話しました。添乗員さんは感心したように聞いておられました。
「自慢」という言葉ですが、我が国ではあまり良いイメージでは使われません。確かに、いつも自慢ばかりしていると、きっと人からは嫌がられるでしょうね。でも、こうしてたまに自慢することは許されるのではないでしょうか。また、こんな機会でもなければ、照れくさくてなかなかこんなことは言えません(笑)。
 見方を変えてみましょう。私たちは、生徒たちにとって“自慢の担任の先生”“自慢の校長先生”“自慢の親”で居られているでしょうか。こんなことを考える機会もまあないでしょうが、そうあることは大事だと思うのです。
 教職員が生徒を、そして生徒が教職員を、もうひとつ、校長が保護者や教職員を、そして、保護者や教職員が校長を自慢に思っていることは「信頼関係」の証です。
 「校長先生から“自慢の生徒”と言ってもらって、生徒さんたちはきっと嬉しかったと思います。私も感動しました。」添乗員さんの言葉をもう一つ紹介します。

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