京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「流れ」
 3日の金曜日、野球部と男子バスケットボール部が秋季新人大会の準決勝を戦い、共に決勝戦を目前に涙をのみました。その後の順位決定戦では双方とも見事に勝つことが出来、“ホッと一息!”といったところです。
野球の試合は、以前に居た花山中学校が相手で、保護者の方の中に知った方が何人も居られて懐かしい反面やりにくかったです。(試合前には、「わかさスタジアム」で決勝戦を戦いましょう、と言っていました。)
 さて、バスケットボールの表彰式後の講評で「流れ」のことが話題に上りました。準決勝では、うちのチームが「流れ」に乗りかけて乗り切れずそれを相手にもっていかれてしまいました。その状況を観ていてちょうど私も同じことを考えていたので、とても共感しながら聴きました。そして、その翌日から行われたソフトテニスの試合では、この「流れ」を特に意識して観戦しました。
 「流れをつくる」「流れをつかむ」「流れに乗る」。勝つためにはこれらが大事な要素で、勝つときにはこれらが上手く働いているはずです。
 「流れをつくる」には、元気よく声を出すことや思い切ったプレーをすることが効果的です。バスケットボールなら速攻や3点シュート、バレーボールならサービスエースやバックアタック、ソフトテニスなら前衛アタックやサービスまたはレシーブエースがこれをつくるきっかけになるように思います。「流れをもってくる」とも言いますが、こうして得たポイントのあとは一気にこちらのペースになるものです。
 期せずして出たナイスプレーやファインプレー、ラッキーなポイントを得たとき、或いは相手のミスなどによって「流れ」が来る時があります。『来たな!』と思ったらそれを上手くつかむことが肝要です。
 そして、一旦つかんだらその流れに乗り、決して相手に渡さないようにしなければなりません。野球やサッカー、バレーやバスケットなどなら、流れの行き来は何度かあるのでしょうが、試合時間が短いテニスや卓球だと、流れに乗れるかどうかは勝負の行方を大きく左右します。
 ところで、「流れ」は日常生活、もっと言えば、人生においてもあるように思います。何をやっても上手くいくときやその逆もあります。流れにないとき、それに逆らって無理をすると状況が益々悪くなることだってあるかもしれません。流れを見極め、“グッ”と我慢することが必要な時もあるでしょう。中学生にはまだ難しいかもしれません。周りの大人が見極め、的確に伝えることが大切です。ただ中学生でも、部活動等での経験を活かして、生活の中にある「流れ」を意識することには大きな意味があると思うのです。
 「流れをつくる」「流れをつかむ」「流れに乗る」。よりよく生きていくために、これらを意識しながら生活してみてはどうでしょうか。

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