京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「目の前のことに全力を」
 夏休みが終わり、いよいよ長い中間学期が始まります。中間学期は子どもたちが、そして学校が大きく成長を遂げるときです。たくさんの行事が計画されており、それらに向けて生徒と教職員が一体となって取り組む過程でその力がついていくのです。また、その様子を保護者や地域の皆様方に観て頂くことも子どもや学校の成長にとっては重要です。
 さて昨日、第99回夏の全国高校野球選手権大会(夏の甲子園大会)が終了しました。我が家では、この時期ずっとリビングルームのTV画面には高校野球中継が映されています。家族みんなが高校野球のファンです。私以外は、どのチームにどんな選手がいる(あるいは過去に居た)のかということまでホントによく知っています。私にはとても1試合をずっとTV観戦する余裕はないですが、それでも11時を過ぎてからダイジェスト番組を観るのは大好きで、時には画面を見ながら涙したりもしています。
 今大会では、広島県代表広陵高校のキャッチャー中村奨成君に話題が集中しました。母親が一人で育ててきたことや、その母親に感謝の気持ちを伝えるべくホームランボールをプレゼントし続けていること、1年生で背番号「2」をもらった時には重圧で食事が喉を通らなかったということ、誰よりも仲間を大切にして野球を続けてきたことなどが次々と報道され、そのたびに彼のファンは増えていったようです。それにしても彼はすごい選手です。今大会では6本塁打、17打点。出塁率7割4分1厘、打率は6割9分6厘と、どれも驚異的な数字で大会記録を塗り替えもしました。大会終了後プロ野球へ進みたいという意向を示したことで、彼への関心は益々高まっています。つい先日まで一人の野球を愛する高校生だった子が、今や野球界の大スターです。
 中村君が中学生の頃、今のこの状況を想像したでしょうか。おそらく「否」。
 只々野球が大好きで、甲子園という夢舞台を目指して一生懸命取り組んでいた多くの中学生と同じだったと思います。もちろん人並み外れた素質はあったのでしょうが、野球以外のことも含めて目の前のことに打ち込んできた結果が今に繋がったのです。
 野球に限らず、あらゆる分野でチャンスはみんなに平等にあります。また、それがどこにあるか分からないことも共通です。大切なことは、目標を持ちそれに向けて努力し続けることです。そうすれば、中村君のような大スターに成れるかもしれません。
 夢に向かって突き進んでほしいところですが、大事なことを確認しておきます。今後目の前に現れることに真摯に向き合い、それらに対して全力で取り組むことです。そのことが必ず皆さんの夢の実現に通じています。遠くばかりを見て目の前のものを見過ごしたり、いい加減な気持ちで接したりすることがないように心がけましょう。
 数々の行事が控えている中間学期。皆さんの努力と活躍を心から期待しています。

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