京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「受け入れ難きも受け入れて」
 昨日、ソフトテニスの近畿大会が終了し、私の関わる夏の大きなイベントが一通り終了しました。テニスでは、夏休み前からブロックの予選会が始まります。休みになって早々に市内大会、7月の終わりには府大会、そして昨日・一昨日が近畿大会です。ソフトテニス専門部の代表者ですから開会式と閉会式にはその場に居なければなりません。挨拶と表彰状授与は重要な役割です。表彰式の後には講評がありますので試合を観ておく必要もあります。7月29・30日の府大会の折には、丹波自然公園に居ながら、合間を縫って宮津市民体育館まで男子バスケット部の応援に行きました。市内大会の時も同様です。開会式で挨拶をし、試合が順調に動き出したのを見届けて各部の応援に走り回りました。そして準決勝が始まる頃にテニスの会場に戻ります。忙しかったけれど、楽しく充実した毎日でした。
 実はこの間の8日には、中学校人権教育研究(中人研)集会がありました。5・6日には花背山の家で5組のサマーキャンプもありました。中人研集会では研究会の会長を務めていますから準備もすすめてきました。「お父さん、大丈夫? バイクの運転、気ぃ付けや!」家族に心配されてきましたが、そんな夏休み前半が終わりました。“ホっ!”
 夏休み前半を通して感じた大きなことは、「思い通りにいかないことをどう納得して受け入れ、その後に活かしていくか!?」です。男バスの近畿大会では第1戦を2点差で落としました。この試合に勝っていれば、多分次の試合も勝てたでしょう。吹奏楽部の賞も同様です。あれだけ練習をしてきたのですから金色をやって欲しかったです。昨日のテニスの大会では、女子の近畿チャンピオンの座に2年生ペアがつきました。多くの3年生たちは、さぞかし悔しい思いをしていることでしょう。
 そのような中、5組の生徒たちから聞いた“本音”に魂が揺さぶられました。サマーキャンプという特別な場所と状況がそれを言わせたのだと思います。「なんで、自分にこんな障害があるのか」「自分の障害は人から分かりにくいので、自分から説明しなければならないけれど、恥ずかしいのと照れ臭いのとでそれが上手くできない。」「今はみんなが理解してくれているけれど、高校へ行ったらどうなるのか。」予想はしていましたが、改めて本人らの口から聞くと、本当に心に沁みました。その日以来『校長としてこの子たちにできることは何か』と改めて考え続けています。
 世の中には「上手くいかないこと」「思い通りにならないこと」がたくさんあります。それに対して愚痴や文句を言っていても仕方ありません。現実に向き合いそれを受け入れて、次にできることを定め粘り強く取り組んでいくことしかないのです。
 中人研集会では、障害がありながらも輝いた生き方をしている人のお話を聞きました。今“つらい”“しんどい”と思っていることも、何年か後には『あのことがあったお蔭で…』と思える日が来るように、生き方を考えていかなければなりません。

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