京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「夏休みを前に」
 明日からいよいよ夏休みです。町をもう少し下がれば祇園ばやしが聞こえ、ここ何日かは毎日のように激しい夕立が降ります。そういえば、昨日“梅雨明け”がなったようです。さあ、夏本番です。
 思えば、あっという間の4か月でした。4月には新しい生徒・教職員・保護者の方や地域の方との出会いがありました。始業式と入学式で「京都の“てっぺん”獲りにいこうや!」と大きなことを述べ、皆さんを驚かせたかもしれません。しかし今、生徒会活動や部活動、PTA活動の際にも使われるようにもなり、このフレーズもすっかり定着したようで嬉しく思っています。
 行事で言えば、修学旅行と体育大会が特に強く印象に残っています。これらの様々な場面で、子どもたちが自らの役割を自覚し、周りの状況を観ながら粛々と行動する姿に感動すら覚えました。
 修学旅行では、バスや新幹線の車中、干潟体験、平和学習、長崎での班別自由行動、民泊体験など、生徒一人ひとりがその瞬間を思いっきり楽しもうとしている様子が感じられました。2泊3日行動を共にしたお陰で子どもたちのことを随分と知ることもできました。日曜参観で「学年道徳」を担当させてもらいましたが、修学旅行があったからこそ生徒から多くの意見を引き出せたと思っています。そして、体育大会です。ここでも生徒と教職員が一緒になって“よいもの”に作り上げようとする心意気が感じられました。一生懸命走る。心から仲間を応援する。団体競技に燃える。勝って泣き負けて泣ける。自席を離れ大声を張り上げ身体を躍動させて応援しているかと思えば、開閉会式では一糸乱れぬ整列で静かに聴く姿勢がとれる。体育大会のあの盛り上がりは、『お行儀がよいのかな』と思っていた私の予想をはるかに超えるものでした。
 『二条中学校は生徒が落ち着いていて勉強もよくできる』他からは単にそのように思われているのかもしれません。しかし、中に入って4カ月を共に過ごしてみて、それだけではないことに気づきました。生徒と教職員との間の強い信頼関係です。生徒は教職員に対して尊敬の念を持ちつつも親しみを感じています。それは決して「冷たい尊敬の念」ではなく、「友達のような親しみ」でもありません。この関係が二条中学校の誇りであり、教職員の側の「二条魂」だと思っています。
 また最近では、保護者との間にも同じようなものが感じられます。今後益々それらを強くしていきたいと思っています。
体育大会の開会式でも述べましたが、私は今、二条中学校の校長であることに誇りを感じています。同時に、生徒たちと教職員、保護者や地域の皆様を大切にしたいという思いを改めて強くしています。夏休みを迎える今、このように思えることが本当に嬉しいです。皆さん、明日からの夏休みも一生の思い出に残るものにして下さい。

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