京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「一つ上のステージへ」
 今週になって、朝から蝉が鳴き始めています。空梅雨も解消し木々も十分に潤い満足そうです。そろそろ梅雨が明けて本格的な夏がやってきそうです。ただ、九州では大雨の影響で大きな被害まで出ました。一日も早い町や村の復興と行方不明者の発見を願うばかりです。
 さて二条中学校では、「夏テスト」が終了し、子どもたちは伸び伸びと授業や部活動に精を出しています。夏季大会がもう目前に迫っていますので、特に3年生には悔いのない部活動をしてほしいところです。
 去る2日(日)、本校の吹奏楽部が「少年を明るく育てる京都大会」という京都府の少年補導の大会で演奏させて頂く機会を得ました。島津アリーナ(旧府立体育館)での演奏です。小学校やNPO法人、他の中学校の発表に続いて何とトリを務めました。
 4月に初めて吹奏楽部と出会いました。『明るく元気で礼儀正しい子たちだな』というのが第一印象です。一方、演奏に関しては、これまで赴任してきた学校に比べると『これからやな…』と感じました。(ごめんね。正直な感想です)しかし、2日の演奏を聴いて今感じるのは『ホント、うまなったなあ!』です。1年生がたくさん入部し勢いがあります。土曜日・日曜日も練習しています。昨年赴任した熱心な先生と巡り合って気持ちの切り替わった部員が3年生になりました。どの部活動でもそうですが、先に厳しさを学びます。上達するにつれて楽しさが増してくるものです。上達している実感があるから練習に身が入る。仲間に対する注文の内容もアップする。だから更に上達する。上手く転がり出すと、ドンドンよい循環が生まれます。落着いた堂々とした態度、自信をもった大きなハリのある音、全員の音が一つになった演奏、素晴らしかったです。
 『校長先生、いい音を出していましたね。』旧知の吹奏楽部の顧問の先生からそう言ってもらえて、この子たちの校長として誇らしく感じました。
 大舞台を経験して子どもたちは成長していきます。常にベスト4に入るチームは、8本取り(勝ったらベスト8)の試合で緊張することはありません。
 今週末から、本格的に夏季大会が始まります。3年生にとっては、「負けたら引退」の最後の大会です。少しでも長く現役を続けてほしいと願っています。
「あんな澤田、練習して上手になったから勝てるちゅうもんやない。勝つことによって強くなるんや、そやさかい、勝負は何としても勝たなアカンのや!」
 亡くなった大先輩から学生時代に聞いた言葉です。教師になって以来、子どもたちにそのことを伝えてきました。併せて勝つためのアドバイスとして言ってきたのが“ここぞ!というときの強気”です。
 生徒のみなさん、“強気”で攻めて、次々と上のステージで活躍してほしいと願っています。君たちのその姿を応援し、心身の成長を見守りたいと思います。

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学校行事
8/4 サマーキャンプ
8/5 サマーキャンプ
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