京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「育てるのは…熱い思い」
 勝負は勝ちと負けがある。どこかが勝ってどこかが負ける。だから勝負はおもしろい。みんな、やっぱり勝ちたい。だから本気になる。本気になればなるほどやっぱり負けたら悔しいし、その分涙もながれてしまう。本気でやることができなかったら、悔しい気持ちや涙を流すことも知らない。…一人ひとり、ほめてあげたいことや話したいことはたくさんあります。全員分、書ききれませんが、本当にみんなありがとう。1組のみんなに圧倒され、おどろかされ、感心させられ、感動させてもらった体育大会体でした。(「ひだまり」より)
 中学の体育大会はどうでしたか。率直に聴いてみたいな。小学校とはまた違ったでしょ。先輩たちの迫力はすごかったよね。君たちも2年後にはあんなふうになるのです。…略…「みんな、ごめんな、私のせいで…」って涙。・・そんなこと誰も思わなくていい。がんばっていない人はいなかった。そうでしょ。中学の体育大会、楽しいでしょ。これをみんなに味わってほしかった。体育大会は終わりましたが、君たちの中学生活はこれからどんどん続きます。…(「青葉」より)
 体育大会の翌朝に配られていた学級通信からの抜粋です。行事を終えてクタクタだろうに…。2つ目を書いた先生はママさんだから、子どもを寝かしつけた後に作成したのかもしれません。今日の思いが熱いその日のうちに綴りたかったのでしょう。
 アクティブ・ラーニング、ペアワーク、グループ学習、プレゼンテーションなど、コミュニケーション能力を育成し学力を向上させられるということで、授業形式の工夫が言われて久しいです。本校でも、若手の教師はこうした授業を積極的に実践しています。一方、「私はそういうのは苦手で…」と、昔ながらの「チョーク&トーク」の授業をしているベテラン教師がいます。2か月間観てきて、「なんと迫力のある授業か!」と感じています。この先生は、目標を持って授業に臨みます。生徒のいい加減な態度を断じて許しません。大事なところでは全員の顔を向けさせます。一切の妥協を許さない厳しい授業は、生徒や保護者からの信頼も得ています。若手教員には一度はこの授業を観に行くように薦めています。あの授業が出来なければ、グループ学習をさせても遊ばせるだけ。小手先の技術では生徒に届く授業はできないからです。
 『この時間にこれを伝えたい』『これができるようにさせたい』『この教材を彼らと共有したい』子どもの心に届き、生徒を育てるのはそんな教師の熱い思いです。
 老若男女、本校には様々な教職員が居ます。ここしばらく、それぞれが各々の立場で熱い思いをもって生徒の指導に当たっている場面を多く見てきました。
 そのことが嬉しく、“チーム二条”を率いる校長としての自覚と責任感を高められてもいます。熱い思いが第一です。そして、その発揮の仕方は違っていてよいのです。

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