京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/18
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臨時休校期間中の登校について

 この度、臨時休校期間が5月31日まで延長され、休校の長期化に伴い保護者の皆様にも、ご心配を頂いております。
 そこで本校では、子どもたちの学習面等での取組を、教育委員会から示された方針も踏まえ、下記の様に行いますのでお知らせいたします。


◇◇ 希望する子どもを対象に学習相談等、登校できる機会の設定 ◇◇

 希望する子どもたちが,直接,教員と面談し,学習等での疑問点,悩みや困りごと等を相談・質問等するために,新たに登校できる機会を設けます。また,子どもたちが登校した際,運動場や体育館等を活用して,体を動かす機会も設けます。
 学習相談等に参加を希望されるご家庭は,申込用紙(別紙)を記入していただき,登校する最初の日にお子たちに持たせてください。(保護者署名,提出必要) 
 なお,登校する際の留意点や学校での取組については,以下の通りで考えております。

※ 校内の生徒が使う机や椅子,多くの生徒が触れるところ(スイッチやド
  アノブなど)などを 生徒の登校前後に消毒をします。
※ 感染防止のため,希望する子どもたち少人数グループ(10〜15人程度)
  での実施とし,概ね1時間以内とします。
※ 教室等では,子ども同士や子どもと教員の間に適切な距離(1〜2m)を
  空け,マスク着用や,換気,手洗い等,感染防止対策を徹底して行いま
  す。
※ 登校時には,マスク,健康観察票(体温チェック),ハンドタオル,自
  主課題,筆記具を持参させてください。(1回目は申込用紙も)

●学年や学級ごとの実施スケジュールについては、
 下記をクリックして下さい。↓↓↓

学習相談・登校日 実施スケジュール表


PTAからの連絡です

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 学校の休校期間が延長されましたので、学級役員投票用紙提出〆切りを再々度変更し、学校授業再開の3日後(現在では6/3)としますので、よろしくお願いいたします。
 
 ※登校日に担任の先生に提出して下さい。


PTA会長  佐藤 浩也

学習支援番組の紹介

 以前(4月16日)紹介した京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都テレビが一体となって行っている「京都・学びプロジェクト」ですが、京都市の臨時休校期間が延長するのに伴い、5月後半もKBS京都テレビで特別教育番組が放送されます。
 
○KBS京都テレビ
 5月18日(月)〜5月29日(金)の平日

 放送時間帯
  ・午前 9:00〜9:30 10:00〜10:30 11:00〜11:25
  ・午後 14:30〜15:00 15:30〜16:00 17:00〜17:45

詳細は下の番組表を見て下さい。

 KBS京都 番組表(5/18〜5/29)

 

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「つながり―PTA活動編」
 これまで「つながり」をテーマとして特集してきました。忘れてならないのがPTA活動で出会った方々とのつながりです。PTA本部役員の方と直接かかわりを持つようになったのは教務主任になってからでした。PTA本部役員会には,学校の代表として校長・教頭・教務主任が出席する学校が多いです。これは,PTA行事の日程調整をする際に学校行事との関りが大きいからだと思います。
 本格的にPTA活動に参画するのは,やはり教頭になってからでしょう。学校側の窓口としてPTA役員さんに頼りにされます。教頭は東山区にあった弥栄中学校で務めたのですが,当時は東山区と山科区とが1つの行政区になっていましたのでこの時につながった方と山科区の花山中学校の校長になってから再び出会うことになりました。不思議なご縁でしたが,今でもとても有り難いことだったと思っています。
 花山中学校はPTA活動が大変盛んな学校でした。学校の教育活動への協力,特に学校行事への参加と協力については惜しみなくしてくださいました。次々と新しい取組を考えては実行し,生徒や教職員と共に大いに楽しみました。この中学校では,残念ながら嬉しくない事件も起こりましたが,その際も学校の側に立って一緒に厳しい意見に対応してくださいました。特に,大騒動の翌朝からその年度が終わるまで,毎日私と一緒に校門に立ってくださった当時の会長さんには今も心から感謝しています。
 この当時の皆様方とは今でも交流がありますが,この方々と二条中学校のPTA本部役員の方々とがつながっておられることは,本校に赴任してから驚かされることになります。花山中学校の後,伏見の向島中学校にお世話になりました。ここでも温かいPTA役員さんと楽しく活動させてもらいました。特に2年目の会長さんは「校長先生は僕の担任の先生。今もう一度中学校生活を楽しませてもらっている」と言って私を喜ばせてくれました。この方は,私の本校への異動か決まった際に我が事のように悲しみ嘆き怒りして,私の心を慰めてくださいました。もちろん今も交流があります。
 二条中学校へ赴任した年,本校のPTA会長が全市の会長であることを知りました。とんでもなく忙しいのに本校の活動を大切にされ,一番の応援団として学校を支えてくださいました。ちょうど私が教師になった頃の中学生で,保護者にも教師にも共通の知人がいたこともあって,関係は一気に深まりました。
 今は新体制に変わりましたが,新会長を先頭に,常に生徒を中心に置き,PTAは学校のために,学校はPTAの一員として互いに協力して楽しく活動しています。
「やるからには楽しまな!!」毎年,新しい役員さんの前でそう話をします。校長として3校を経験しましたが,どの学校でもPTAとの関係は良好で,楽しく生徒にとって有効な活動ができてきたと自負しています。妻へ感謝の気持ちが言いにくいのとよく似ていますが,敢えて言わせてもらいます。「いつも,有難うございます!」

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「つながり―研究会編」
 研究会活動での人とのつながりは“教師らしい”部分だといえるでしょう。私は京都市立中学校の研究会に3つ,私的な研究会に1つ加盟して活動しています。京都市立中学校関係では,「人権教育」「道徳教育」「社会科教育」です。どれも活動歴は長く,校長になってからはそれなりのポストに就いています。
 最も多く活動するのが「人権教育」で,他の2つに比べてその機会は圧倒的に多いです。この研究会では会長を務めており,年間4つの大きな集会の運営に携わります。1京都市中学校人権教育研究集会(中人研集会),2京都市人権教育研究集会(市人教集会),3人権交流京都市研究集会(京研集会),4全国人権・同和教育研究集会(全人・同教集会)がそれです。1は京都市の中学校の人権集会ですが,2では幼稚園・小学校・高等学校が参画します。また,3には解放運動に携わる団体や学校以外の人権研究の団体や組織が参入し,4は全国大会です。
 副会長を務める「道徳教育」の研究会との共通の課題が後進の育成です。これまで中心になって取り組んできた世代の教員が一斉に退職します。私たちが先輩から受け継いできた精神やノウハウを次の世代の人たちにつなげなければなりません。また,「人権教育」と「道徳教育」とをつなげることも私自身の大きな研究テーマとして長年取り組んできました。これも次の人に引き継がなければなりません。
 さて,私的な研究会の方ですが,こちらは大阪府の先生方が中心になって活動しておられる研究会に所属しています。きっかけは代表の河原和之先生とのつながりです。彼は社会科教育の分野で大変著名な先生で,授業のネタや授業の方法について数多くの著書を出されてもいます。彼と知りあったのは,昨年度,池田修先生のことを書いた際に紹介したNHKの教育番組「わくわく授業」です。河原先生は,池田先生や私よりもずっと前に番組で取り上げられた授業づくりの名手です。知識や経験が豊富なだけでなく驚くほど広い人的ネットワークをお持ちです。
 この研究会は元々は社会科の研究会でしたが,今は他の教科や道徳,総合的な学習の時間や特別活動,学級経営,特別(総合)支援教育など幅広い分野で活動しています。実践発表を中心とする研究会で,老若男女の教師が自らの実践を紹介し,それをもとに参加者が自らの実践や理論・考え方を交流したり紹介したりします。この研究会でつながった先生方も,今や私にとって貴重な宝物です。
 校長は,ありとあらゆる場面でコメントを求められます。生徒指導や教科指導について,最新の方法や考え方を知っておく必要もあります。研究会はこういうものを知るうえでとても有効です。若い人たちの研究会離れが言われて久しいです。自らの職場で学ぶことも大事ですが,学校を離れて研究会で学ぶことにも目を向けてみてほしいと思います。きっと新しい発見や喜びがあるはずです。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「映画鑑賞のすゝめ」
 多趣味である私の趣味の一つに映画(DVD)鑑賞があります。休校が決まって以来たくさんの映画を観ました。本来は映画館へ行って大画面と迫力ある音響で鑑賞したいところですが,コロナ渦でそれも叶わず,家のTV画面で我慢しています。最近はDVDをレンタルせずにオンライン配信されているものを観るようになりました。DVDに比べて圧倒的に画像が美しく,関連作品も次々と観られるのでとても便利です。夜更かししてしまうのが玉に瑕ですが…(笑)。
 さて,最近観た作品で,生徒や教職員,保護者や地域の皆様にお薦めのものがあるので紹介します。昨年度のアカデミー賞の作品賞,助演男優賞,脚本賞を獲得(主演男優賞も獲ってほしかった)した超話題作の『グリーン・ブック』です。『グリーン・ブック』とは,1950〜60年代のアメリカで,まだ人種差別が厳しかった南部を黒人が旅するために作られた施設利用ガイドです。
 この作品は実話で,主人公の息子が,「父から聞かされたいい話」としてプロデュース,共同脚本を手掛けたことでも話題になりました。
 ニューヨークのカーネギーホールで演奏活動を続ける天才ピアニストの黒人と,無知で単純,乱暴なイタリア系アメリカ人(白人)の二人が8週間の南部ヘの演奏旅行をする間に信頼関係を築いていくというストーリーです。
 当時のアメリカには,産業革命に成功しドンドン工業化が進行していく北部と,黒人奴隷を使う農業を中心とする南部との間で激しい対立がありました。1961年には,奴隷制存続を主張する南部11州が,合衆国からの脱退を宣言してアメリカ連合を結成し,北部23州との間で戦争(南北戦争)を始めました。『グリーン・ブック』はこんな時代の実話で,黒人ピアニストのドクターは,それが自らの使命であるかのように南部へのコンサートツアーにでるのです。
 彼は行く先々で差別に出会います。用心棒兼運転手として彼に付き添うトニーは,当初は自分も黒人に対する差別意識をもっていながらも,徐々に理不尽な社会制度や人々の態度に怒りを覚え,考え方を変化させていきます。
 トニーとドクターの友情を描いたドラマですが,当時のアメリカの社会的背景を考えながら観ると,差別という壁で分断されていく人々,差別を受け入れてしまっている人間の弱さや醜さ,社会の不条理に気づけるなど,とてもよい学習になります。また,スカッとする場面がふんだんに取り入れられており,決して飽きさせません。
 映画終盤,レストランで食事をすることを拒否されたドクターを本気でかばうトニーの姿,その後の黒人用レストランでのドクターのピアノ演奏のシーンは最高です。また,トニーの家族とドクターが出会うラストシーンは,心がポカポカになります。
 是非,家族そろって観てみてください。観終わった後の何とも言えないあの感動を皆さんにも味わってほしいと思います。

※写真は公式HPからとりました

PTAからの連絡です

 4月13日にHPで連絡しました学級役員投票用紙提出〆切(5/11)ですが、学校が5月17日まで休校延長となりましたので、学校授業再開の3日後(現在では5/20)といたします。
 また、PTA活動についても、休校中は原則自粛させていただきたいと思います。
 学校が再開されましたら、その後の予定については随時連絡しますので、会員の皆様にはご迷惑をお掛けますが、よろしくお願いいたします。

PTA会長  佐藤 浩也
                         
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京都市立二条中学校
〒602-8155
京都市上京区竹屋町通千本東入主税町911
TEL:075-821-1196
FAX:075-821-1197
E-mail: nijo-c@edu.city.kyoto.jp