京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/11
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『登校日の中止等について』

 本校教育活動にご理解とご協力を頂き,ありがとうございます。

 さて,本日,京都市長・京都府知事が共同記者会見を行い,「緊急事態宣言」の指定地域に京都府を指定するよう国に対する要請が行われました。
 こうした状況を踏まえ,京都市教育委員会から,臨時休校期間中の登校については,これを中止し,家庭訪問や電話等による確認・指導に変更する方針が示されました。
 これを受け,本校でも下記の通り対応いたします。
              記
1 登校日について
  「登校日」については,これを行ないません。
  「家庭訪問や電話等による確認・指導」と変更します。

2 臨時休校中の学習課題について
  来週中に約1か月分の学習課題を各家庭にお届けします。

3 臨時休校期間中の生徒への健康観察等について
 ア 1週間に1回程度,電話や家庭訪問等で確認・指導を行います。 
 イ 家庭訪問を行う場合は,事前にご連絡いたします。
 ウ 家庭訪問は,マスク着用等,感染拡大防止対策を行って実施します。

4 特例預りについて
  特例預りはこれまで通りですが,緊急事態宣言の趣旨を踏まえ,ご家庭
 で過ごすようにしてください。 
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『臨時休校について』

 一昨日(8日),生徒にもって帰らせました「臨時休校について」のお便りを「配布文書」のボックスにアップしましたのでご確認ください。
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「この子らのために」
 春の暖かなささやきを聞き,たくさんの花が咲く,今日の良き日,私たち新入生は無事に,二条中学の入学式を迎えることができました。このような入学式を行って下さり,感謝の気持ちでいっぱいです。
 新たな通学路と校舎で,少し不安ととまどいがありますが,これから始まる中学校生活などの期待と希望で胸をふくらませています。私達は,少し大きな制服にそでをとおし,ドキドキして門をくぐりました。「これから中学校の一員だ」と実感と責任をいただきました。そして,中学生となった今,ランドセルや小学校が少しなつかしく感じます。心を新たに,中学生としてこれから精いっぱい,がんばりたいと思います。
 これから,中学生活の中で,知識や技術を身につけ,新しいことにどんどん挑戦します。勉強が一段と難しくなり,専門的な授業,大きなテストやレポート,ノートまとめなど計画を立てなければいけません。大変かもしれませんが,勉強も部活も両立できるようにしたいです。楽しみにしていることは,教科ごとに先生がちがったり,部活が色々あったりすることです。中学校生活は三年間しかないので,私はこの短い時間で充実した生活を送りたいです。だから,一つ一つの行事や部活に熱い思いを持ち,何事にも努力し,自主的に行動できるようになりたいです。そして,日々の中で,お互い,助け合える友達をたくさん作りたいと思います。
 最後になりましたが,校長先生をはじめとする教職員の皆様,上級生の皆さん,本日はこのような式で,あたたかく迎えて下さりありがとうございます。そして,私達をここまで大きく育ててくれたお父さん,お母さん,私たちは今日から,中学生として立派な姿を見せます。
 まだ分からないことも,たくさんありますが,時には厳しく,時には優しく,見守っていただきますよう,よろしくお願いいたします。簡単ではありますが,これを誓いの言葉とさせていただきます。 新入生代表 土肥万由子
 昨日の入学式で新入生代表が述べた言葉です。初々しい表現の中に,中学校生活への大きな期待と,充実した生活を送ろうとする強い決意が感じられます。今,改めて読んでみて,この子たちを大切にしたいという気持ちが強くなります。
 日常生活では面白くないことや腹の立つことにも出会いますが,学校へ帰って生徒の姿に触れると『この子らのためにがんばろっ!』と思い直すことがよくあります。
 新年度を迎え,気合を入れて頑張ろうと思っていた矢先の臨時休校で,今は『新型コロナウイルス憎し!』の気持ちでいっぱいです。しかし,昨日の入学式の前に1年の学年主任が言いました。「小学校卒業の頃から不安を抱えていた新入生に,少しでも勇気を与えられるような入学式にしてやりたいです。」全く同感でした。
 新入生に限らず,目の前の子どもたちのために精一杯頑張ろうと決意を新たにしています。

『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「学校は生きている」
 新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。感染が拡大し続けている東京都ではGWまで学校を臨時休校にすることを決めたようです。今後,京都市教育委員会はどんな方向性を示すのか,先が見えない不安を改めて感じています。とは言え,新しい年度の始まりです。例年に比べて複雑な心境であることは否めませんが,気持ちを切り替えて頑張りたいところです。
 さて,昨年度末から“生徒がいない学校”を随分長く経験してきました。3月24日の修了式の日,20日ぶりに生徒に会ったのですが,嬉しい中に“照れ臭さ”のある何とも言えない気持ちでした。朝の校門で登校してくる生徒に「おはよう!」の声を掛けるのですが,自然に返ってくる「おはようございます!」の声に小さな感動を覚えました。「元気にしてたか?」「はい,元気でした。」そんな他愛もない会話が新鮮で,当たり前のことができない虚しさや寂しさを感じもしました。翌日からは部活動が再開され,生徒が元気に活動する声や,吹奏楽部の楽器の音色,ボールを打ったり蹴ったりする音など,学校らしい音が戻ってきました。
 一昨日と昨日,新年度の準備の会議で,またそれらの音がなくなりました。このことで,改めて“学校にあるべき音”の魅力に気付いています。そう,学校は生徒が居ることでこそ学校なのです。学校は,生徒がいてこそ生きているのです。
 校長として初めて書いたエッセイから一部を抜粋します。自分が書いた文章ではありますが,改めて読むと不思議に新鮮な気持ちになれるものです。
 京都市立花山中学校に赴任し,校長室の机に向かって今日で十日が経った。「不安と期待に胸を膨らませて校門を入った」とは,入学式でよく聞くくだりだが,将に今年の私がそうだった。圧倒的に不安の方が大きかったが,教職員や子どもたちに出会う過程で,それが徐々に小さくなり,替わって期待と希望,喜びが大きくなっていく。この年で新入生の気持ちを共有できたのだが,貴重な体験になった。
 教育委員会から学校に異動して,一日がとても速く過ぎるように思う。次から次へと色々なことへ対応しなければならない。同時に,忘れかけていた感覚が呼び覚まされる感じだ。子どもの歓声,先生の指導の声,楽器の音に部活動に励む声,学校は生きている。情報として紙の上で知った名前の子どもたちに出会う。課題のある子どもは少なくはないが,どの子もとても可愛らしい。(略)
 子どもたちより“先に生まれた者”(先生)として,彼らに伝えたいことは数えきれません。導かなければならない場面も多いです。褒めたり叱ったり,喜んだり悲しんだり,満足したり悔しい思いをしたり,それらはすべて生徒と共にあるからこそ感じられる気持ちです。時にはそれを“しんどいな”と感じるときもあるのですが,私たち自身が選んだ道です。早く生徒と共に楽しく熱い学校生活を送りたいものです。

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京都市立二条中学校
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