京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「旅立ち」
 子燕が巣立ちをし,親燕と一緒に早朝の空を飛び回っています。近所の家のガレージに燕が巣を作ったのは何年前だったでしょうか。ちょうど新車を購入したばかりのその家のご主人は,困った表情に笑みを浮かべて買ったばかりの車の屋根にバスタオルを被せておられました。それから,毎年同じ時期に燕たちが帰ってきます。巣は徐々に頑丈そうになっていきました。数匹の雛たちが大きな口を開けて親鳥が運んでくる餌を待っているあの可愛い光景は春の楽しみの一つです。『私ならどうしているかなあ』車が汚れるのが嫌で,極力雨の日には愛車に乗らない私は何度もそんなことを思いながら観てきました。
 一日に300キロを移動するという燕ですが,今はその姿を多く見ます。毎年,いつの間にか旅立っていきますが,今年に限っては『この鳥たちにコロナ騒ぎは関係ないのだろうか』と,そんなことも考えてしまいました。
 さて先日,本校にとってもこの地域にとっても,本当に大切な掛け替えのない方がお亡くなりになりました。かつては小学校と本校のPTA会長を務められ,その後も学校と地域との懸け橋となって歴代の管理職を導いてくださいました。二条中学校の卒業生であることを誇りに思い,二条中学校が大好きで,いつも大声で校歌を歌われました。その魂は,その後のPTA会長にも代々引き継がれています。
 私も赴任して以来,PTAのこと,地域のことをいろいろと教えて頂きました。学校を離れた場面でも親しくさせてもらいましたが,そのような機会にお近づきになれた方にまた違う場面で力を貸して頂くことにもなりました。今となってはこれらのことが良い思い出となってしまったことが誠に残念です。
 特に,赴任した年度に立ち上げた学校運営協議会では,初代会長に就任していただき,その組織づくりから会運営の方向性についても一緒に考えていただき,着任したばかりの校長にとっては大変ありがたい存在でした。
 原因は脳卒中だということです。数日前から「頭が痛い」と言っておられ,検査を繰り返しておられた矢先に倒れられたということです。67年間のあまりにも短い人生でした。
 祭壇に飾られたあの親しみのある独特の笑顔に触れることはもうできません。旅立った燕が同じ巣に戻ってくるようなこともありません。しかし,優しく丁寧に,時に厳しく教えて頂いた数々のことは,既に私の中に刻まれていると思っております。PTAの者も地域の者も,あなたが身をもって示してこられたことをモデルとして,今後の取組に活かして参ることでしょう。
 地域の学校を,そして,地域をこよなく愛する気持ちを引き継ぎ,今後は私たちが頑張っていきます。たくさんの本当にたくさんの皆様に見送られて旅立っていかれましたね。どうぞ,ゆっくりとお休みになってください。
 合掌!!

2年生 カナリータイム 2時間目 その3

最後に,恒例となっている『今日感じたこと』の発表です。

いつもみんなを引っ張ってくれる人たちや,今日初めて発表した人や,合計12人もいました。本当に自分の気持ちを伝えられるっていいことですよね。
みんなありがとう!

実のある集会ができてよかったです。
これからのカナリーの時間も楽しみですね。
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2年生 カナリータイム 2時間目 その2

まず会社の社長になったという設定で様々なことを考えていきます。
さまざまな課題にも直面し,どのようにしたらいいかを創意工夫していくのですが,その結果をポスターセッションで発表するのです。

そのポスターセッションを先生たちが実際にしてみているところです。

もちろんみんな顔は上がっていますし,笑みがこぼれる場面もあり,本当にわかりやすかったです。
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2年生 カナリータイム 2時間目 その1

6月17日(水)6時間目,今日のカナリータイムはこれからの予定を具体的に説明しました。その様子をお伝えします。

1時間目〜7時間目まで設定しているのですが,みんな顔を上げて,しっかりメモを取ったりしていましたね。

2年生になって,さらにしっかりしてきた気がします。
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2年生 カナリータイム オリエンテーション その2

 最後に今日のオリエンテーションを聴いて,感想を言ってくれた8人の人たちありがとう!

 みんなが『自分で考えてみんなの前で話したという経験』はきっとみんなの力になっています!
 学年の仲間の心にもきっと届いていることでしょう。
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2年生 カナリータイム オリエンテーション その1

6月12日(金)の6限に講堂にて,カナリータイムのオリエンテーションをしました。

Society5.0でも言われているように,これからの子どもたちは目まぐるしく変わっていく社会で生きていくことになります。

カナリータイムで,2年生では『自分たちの生き方』について考えていきます。
具体的には『はたらく』ということです。

『なぜはたらくのか』と考えるだけでも様々なことがありますよね。
そのようなことをみんなで一緒に考え,12月の学習発表へと進んでいく予定です。

集会の中でも,様々な意見が子どもたちから出てきて,とても良い時間になりました。

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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「正しかったと思って進む」
 新聞を読んですぐにエッセイを綴りたくなったのは久しぶりです。京都新聞の朝刊では,現在「検証・コロナ禍」と題してトップ記事で特集が組まれています。その第2弾が昨日の「教育」に関する記事でした。「休校と再開 対応苦慮」と大見出しが書かれ,記事の冒頭には京都府教育委員会教育長の「急な事で驚いた」「本当に必要なのか」というコメントが掲載されています。全体として『休校は,本当に必要だったのだろうか』と訴えかける記事に読みとれます。
 昨年度末から約3か月に渡って学校が休校になり,本来あるはずの生活が目の前からどんどんなくなっていきました。私たちにとっても耐え難い悔しい思いですが,3年間しかない中学校生活を送っている生徒たち,とりわけ今年度が最後の3年生にとっては,その気持ちが更に強いだろうと想像できます。
 先ほども,各顧問の先生が生徒たちに「京都市中学校夏季選手権総合体育大会」の中止を告げていましたが,それを見ているのが辛かったです。顧問も絞り出すような声で事実を告げ,生徒へ思いを述べていました。中には話し終えるや否や,へたり込む顧問の姿もあったほどです。最近よくTVで報道されていた「監督が高校球児たちに夏の甲子園大会中止を告げる様子」が,将に目の前で起こっていました。
 3か月に渡る休校も,学校内外の諸行事の中止も,とてつもなく大きな犠牲を払いました。今後,何とかして失った部分を埋めていく作業を始めるわけですが,そう簡単にいくとは思えないほどです。
 それなのに…,『休校をはじめとする措置は,本当に正しかったのか』と問うとは…,これはそれを経験した当事者にとってしんどすぎます。これまでとってこられた措置に対して,自信をもって「これでよかった!」「それしかなかった!」「正しかった!」と言い切ってほしいと思うのです。
 私は,学校とは,生徒や教職員の笑顔にあふれ,生徒は授業をはじめとするあらゆる場面で活動的であり,明るく楽しいところであってほしいと思っています。そこで,これまで少しでも生徒たちが楽しそうにしている場面,活発に活動している場面をHPにアップしてきました。しかし,コロナの禍中にあってはこれに対しても批判の声をいただきました。そのご意見は十分に理解していますし,それを無視するつもりは絶対にありません。しかし,だからと言って私の中の“学校経営の軸”がブレることがあってはいけないと思ってもいます。私の軸がブレたら周りの者たちは皆,目標を見失い,不安になって前に進むことが出来なくなるかもしれません。
 明日から学校に全校生徒が揃います。これは4月9日以来,約2か月ぶりです。
 コロナウイルス感染予防に十分配慮しながら,すべての生徒が楽しい学校生活を送れるよう全力を尽くしていく覚悟です。皆さんのご理解とご協力を切にお願いします。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「教師と生徒がつくる空気感」
 教室に学校独特の空気感が戻ってきました。昨日から各教室で授業が再開されてそう感じたところです。これまで実に長い時間を要しました。はじめて臨時休校となったのが昨年度の3月5日以降です。以来,約3か月間「休校」は続き,学校から独特の空気感が消えました。この間,卒業式や入学式,修了式や着任式・始業式は行うことができました。また,春休み中の部活動も実施できたし,5月18日から2週間は,学年別登校日や学習相談日を設けて生徒が自主登校をしてきました。しかし,学校独特の空気感を感じることはできませんでした。この空気感は,教師と生徒とが教室の中で授業をする時にこそ出来上がるのだということが,昨日はっきりと分かりました。
 「生徒主体の授業」,「教師ができるだけしゃべらない授業」,よい授業の見本としてよくそう表現されています。しかし,それでも授業の舵取りをしているのは教師であり,教師の目指す方向(授業の目標)へと生徒たちを導いているのです。
 すべての学級を見て回りました。生徒の人数は半分です。音楽の授業では歌うことが禁じられています。今年度初めての授業なので,まだオリエンテーションのような授業がほとんどでした。しかし,教師がイキイキとして活動していました。生徒たちも,本当に久しぶりの授業のなかで,教師の話を全身で受け入れようとしている印象を受けました。教師も生徒も学ぶことに,届けることに,学習に,授業に,そして,学校生活に飢えていたことがよく伝わってきました。
 学校再会の日,学年別集会で次の通り述べました。「学校に行けない“しんどさ”を学んだ君たちは,そのことによって,学校で学ぶ大切さを知りました。家庭学習の大事さにも気づけたと思います。また,学校で先生や仲間と一緒に行動する楽しさやその大切さにも改めて気づけたことだと思います。だから,3か月間の空白の部分を十分に取り返せると思うのです。」そして昨日,それが実現可能だと実感した次第です。
 「起立・礼・着席」の挨拶から始まって,本時の目標と展開の提示,教師の発問とそれに答える生徒の声。おそらく教師も生徒も1時間の授業を懐かしく,楽しく,そして本当に大切なものに感じたことだと思います。この気持ちを卒業まで持ち続けてこれからの授業に臨んでもらいたいです。
 太平洋戦争のとき,学校へ行きたくても行けなかった人たちが,その後の日本を「世界第2位の経済大国」にしたように,今の子どもたちがつくる未来は,実はとても明るいのかもしれません。その頃の社会がどのようなものなのか,想像もつきませんが,きっとこの子たちはやってくれると信じて,教師として彼らを大いに鍛え,教え育み,寄り添いながら共に成長していきたいと思います。
 教師と生徒がつくる「独特の空気感」を今後も感じ続けたいです。これまで当たり前にあった授業の雰囲気,教室から聞こえてくる教師の声,これこそが学校です。

令和2年度 学校いじめ防止基本方針

本年度の学校いじめ防止基本方針を掲載させていただきます。

令和2年度 学校いじめ防止基本方針

令和2年度 小中一貫構想図

本年度の小中一貫構想図を掲載いたします。

令和2年度 小中一貫構想図
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