京都市立学校・幼稚園
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Canvas 描くのは私達

『休憩時間』2年

 2年のフロアには休憩時間に行きました。
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「いざ、全人同教へ!」
 二条城の周りの木々が、その葉を美しい赤や黄色に変えました。朝晩の冷え込みからも秋の深まりを感じます。そう言えば、師走はもうすぐそこまで来ています
 さて、今から24年前の1995年11月25日、所は伊勢市の中学校の体育館。ここで開催された「第47回全国同和教育研究協議会」の分科会で、当時勤務していた京都市立弥栄中学校(今は統合されて京都市立開睛小中学校)での実践を発表しました。それが私の「全同教」へのデビューでした。その後3回、私のを含めて4回の発表を行って、“京都で同和教育、人権教育といえば弥栄中学校”と言われるほど全国の教育関係者にその校名を知ってもらえるようになりました。
「全同教」は、1999年に「全国人権・同和教育研究協議会」と名称を変え、それ以降「全人同教」と呼ばれています。年に一度の研究大会は、参加者1万人規模(最近は5〜6千人)で全国各地を巡ります。私は、ほぼ毎年それに参加し、全国から集まった人権教育の実践者の魂に触れることで、自分の中にある“人権教育の軸”のぶれを点検し、場合によって修正してきました。内容は、提案者が同和教育を中心に人権に関わる学校内外の教育実践を発表し、それに対して意見を交換し合うものです。時には、思いが強いあまりに厳しい発言が出たりもして、その度に『全国にはこんなにも熱い人たちが頑張っているんや!』と魂を揺さぶられます。
 今年度、この大会で本校が京都市代表としてその実践を発表することになりました。昨年度から取り組んできた「対話する力」を身に付けさせる取組の内容と成果を、一人の生徒の成長を具体的に示しながら報告します。研究主任と総合育成教育主任の2人が発表するのですが、当然のことながら私も緊張感を高めています。10月の「京都市人権教育研究集会(市人教集会)」で発表し、そこで正式に京都市代表に決定してからは、中学校長会人権教育部会で“プレ発表”を行って皆様からご意見を頂いて内容を吟味してきました。“プレ発表”では、「京都市の代表に相応しい洗練された内容です。自信をもって発表してきてください。」とエールを頂きました。
 今年度は8月に「中体連ソフトテニスの全国大会」が京都で行われました。また、今月7・8日には「中学校社会科研究会の全国大会」がこれも京都で行われました。来る「全人同教大会」は、私にとって3つ目の全国大会です。自分が直接発表する訳ではないですが、どれにも責任ある立場で関わっています。この3〜2年間は忙しい毎日を送ってきましたが、一方で充実感があることも確かです。
 昨日、来月の「研究発表会」に向けての会議をしながら、当日のことを想像してワクワクしていました。「全人同教」に思いを巡らせると同様の気持ちになります。土曜日の早朝、津市へと向かいます。2人の提案者が、「全人同教」の大舞台で二条中学校の取組を堂々と発表してくれるものと確信しています。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「回復できるか」
 朝晩がめっきり寒くなりました。それにつれて木々が美しく色づき始めています。古都の秋が深まってきました。世界遺産である二条城の近辺ということもあるのでしょうか、本校の周りには彩り豊かな美しい木々が豊富に植えられています。『本当に美しい!』とこの時期になると毎年強く感じています。
 さて、多趣味の私の趣味の一つにジョギング(若い頃はランニング)があります。高校生の頃から続けているので、そのキャリアはもう40年になります。実は、8月の終わりにニジョランをした後、猛烈な頭痛に襲われました。救急車を呼んでもらった方が良いのではないかと思ったほどです。頭を冷やしながら1時間ほど校長室で横になっていたところ、何とか治まったのですが、「くも膜下出血」などが心配でMRIの検査もしてもらいました。結局は「熱中症だろう。」ということでしたが、その時「しばらくは、走るのは控えてください。」と言われました。“しばらく”がどれくらいなのか分からないまま、忙しさもあって時間が過ぎていきました。先日、主治医に相談したところ、「もういいでしょう。」と言われたので、一昨日、本当に久しぶりにニジョランをしました。心肺が苦しくなったり頭痛がしたりなどは全くなかったのですが、1周を走り終えた頃にひざが痛くてそれ以上走れなくなりました。ひざ屈伸をすると、少しは進めるのですが、すぐに激痛が走ります。仕方なく、ウォーキングをしたり遅めのジョギングをしたりしながらいつもの距離を完走しました。
 思えば、3カ月も走らなかったことはこの40年間初めてです。32歳の頃、教職員バレーボールの試合で左ひざの前十字靭帯断裂の怪我をした時も、2か月後にはリハビリ、そしてランニングを初めていました。
 街がこんなに美しく色づいているのに、走りながらそれを眺めることが出来ないなんてつまりません。去年、台風で二条城の松の木がたくさん倒れた時も走りながらそれを観、自然の大きな力を再認識したものです。
 60歳近くなって、軟骨がすり減ってきているのでしょう。若い頃の様にはいかないのだと思います。走ると心臓が苦しいとか、激しく頭痛がするというのなら別ですが、ひざの痛みなら何とか克服できるのではないかと思っています。
 私のジョギングは競技会に出るためのものではありません。あくまでも健康増進と気分転換が目的です。美しい京都の街を観ながらゆっくりと走り、爽快な汗をかく。そんな楽しみをここで終わらせるわけにはいきません。
 先ずはウォーキングから始めるべきでしょう。痛みをとるための薬に頼らないといけないかもしれません。しかし、また二条城を3周しても平気なくらいの走力をとり戻したいと思います。きっとやります。還暦を目前に控えたオッサンの挑戦です。
 ※写真は校長室前から外を撮影したものです。

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「研究活動」
 11月は研究発表が目白押しです。各校が取り組んできた研究の発表会を行うほか、各研究会が発表会を行うこともあります。先週も中学校社会科研究会が全国大会を京都市で行ない、4年間取り組んできたことを発表しました。
 教科の研究ですから授業がメインになります。授業法であったりその理念であったり、研究してきたことを当日の授業の中で発表します。特に今年度は新しい学習指導要領への移行に当たり、“主体的、対話的で深い学び”が出来る授業を模索してきました。3年前に本格的に動き出し、日常の勤務が終わってから研究グループで集まっては話し合ってきました。初めは遅々として進まず、『こんなんで大丈夫かな…?!』と感じたりもしました。それでも徐々に形になっていき、当日は、『他府県から来られた皆さまに参考にして頂けるようなものを作り上げることが出来たのではないか』と密かに自負しています。
 公開授業は、京都市内から選んだ6つの学校から地理・歴史・公民の授業に2つずつの学級に会場である「みやこめっせ」まで来てもらって行います。私が担当した歴史的分野では、藤森中学校と西京高校附属中学校の2年の2クラスが来てくれました。にわか作りの教室で、周りを多くの人たちに囲まれて行う授業はどんなだったでしょう。先生はもちろんのこと、生徒も緊張したでしょうね。ただ、『できればこの場面に二条中学校の生徒を居させてやりたかったな』と思ったのは確かです。『二条中の今の生徒や教職員なら、意気に感じて頑張るんじゃないかな』とも思いました。
 私事で恐縮ですが、私は社会科研究会の他に中学校人権教育研究会と中学校道徳教育研究会にも所属しています。自ら進んで入会したわけではなく、教師として歩んできた道の中にそういう研究会があり、気づいたらその中で活動をしていたという感じです。本務である学校の仕事をしながらの活動で、『しんどいな!』と思ったこともありましたが、振り返ってみれば、『やってきてよかった!』と確実にそう思えます。特に、他校や他府県の先生方と交流することによって得られた学びが、今も私の中の“芯”になっていると言っても過言ではありません。
 研究会の活動の他に、学校として行う研究活動があります。本校でも昨年度から始めました。「自分に向き合い、集団を信じて思いを語り合う生徒の育成〜「対話できる力」をつける学習指導〜というテーマで生徒の力を引き出してきたつもりです。今年度は、サブテーマを〜「対話的な学び」を通してつける確かな学力〜と改めて取り組んでいます。来月10日(火)に研究発表会を行いますが、昨年度同様に生徒と教職員が一体となって取り組めることに既にワクワクしています。また、今年も来て頂いた皆様方や保護者や地域の皆様方に満足して頂けるような内容にするべく、各係、各学年共に取組を始めています。発表の日が楽しみだと言えることが嬉しいです。

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「来た道 行く道」
「僕は,今日をもって生徒会長を退任します。副会長,生徒会長としてやってきたこの2年間は僕をとても成長させてくれました。初めの頃は何もできず,自分から行動することができませんでした。ですが,先輩方や先生方,そして今ここにいるみなさんの助けがあって,今こうして退任のあいさつが言えるようになるまでに成長することができました。本当にありがとうございます。僕は体育大会や文化祭で常々言ってきたことがあります。それは「みんなの心を一つにする」です。みなさんももう思っているかもしれませんが,もう二条中学校のみなさんの心は一つになっています。僕は二条中学校の生徒会長であったことを誇りに思います。先日,生徒会本部役員選挙がありました。そこで選ばれた新生徒会本部はふさわしい人ばかりです。これからの二条中学校は,彼らとみなさんによって,もっと良くなると確信しています。これからも生徒会本部をよろしくお願いします。今まで本当にありがとうございました。」
 新生徒会役員の認証式に先立って行われた「退任式」での生徒会長の言葉です。その凛とした態度と相まってとても感動的でした。もう一つ紹介したい文章があります。
 「僕は,環境委員長となり感じたことがあります。それは,支えられていることです。僕は,環境委員長となって皆さんを支えたいと思っていました。ですが,生徒会本部に入った当初は何をやっていいかわからず,「この先,大丈夫か。」と思っていました。そんなときに,先輩や先生,友達が励ましてくれたり,助けてくれたりしました。(中略)また,あいさつ運動でも地域の人やPTAの人たちに支えられて,ここまでやってこられました。本当に感謝の思いでいっぱいです。これからは,生徒会本部役員としてではありませんが,二条中を支え,さらに良い二条中になるように(後略)。」
 「支えたいと思って始めた取組で、支えられていることに気づいた。」大変よい経験をしたと思いますし、また、よくこのことに気づけました。素晴らしいです。
 今年度の認証式でもう一つ書き留めておきたいことがあります。
 本校の認証式では、学級役員に選ばれた人は委員会担当の先生から呼名されるのですが、それに対する3年生の返事が素晴らしかったのです。実は昨年度のこの場面で、私は当時2年生の彼らを、照れて返事が出来ないことや起立の時の態度が良くなかったことで注意しました。1年間で、二条中学校を率いる学年としての自覚が生まれ、堂々と行動できるようになったことを本当に嬉しく頼もしく思います。
 代替わりが完了しました。3年生は先輩から受け継いだバトンを見事に2年生に繋ぎました。今後は、自らの進路獲得に向けて邁進してほしいと思います。
 2・1年生も、そして3年生も、もう十分にその力を付けています。大丈夫です、君たちならできます。久しぶりに言いましょう。
“ You can do it ! ”です。

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