京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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6年修学旅行 5月16日(木)〜17日(金)        

子どもたちの健やかな成長を願って!

 校庭に,子どもたちの元気な歓声が戻って参りました。夏休みの間,子どもたちは,家庭や地域においてゆったりとした時を過ごしたことと思います。「ラジオ体操」「キャンプ」「水泳大会」「地蔵盆」「PTA親と子の夏のつどい」等々,子どもたちをあたたかく見守りお世話いただいた,保護者・地域の皆様に心より感謝申し上げます。
 8月3日から5日にかけて,4年生は野外活動で三重県奥志摩「みさきの家」に行ってきました。1日目は「麦崎での磯観察」や「肝だめし」,2日目は「宮崎浜での石拾い」や「浦山ラリー」,3日目は「マリンランド見学」と予定通りの活動ができました。とりわけ2日目夜の「キャンプファイヤー」では,様々な出し物を出し合って友情を深めたり,3日目はテントで宿泊する中,突然の降雨で驚いたりと,野外活動ならではの体験をすることができました。それぞれの子どもたちが潜在する力を充分に発揮し「責任を果たすこと」「協力すること」の大切さを学び,心に残る「みさきの家」となりました。
 今年は終戦の年から数えて65年目の節目の年です。私事で恐縮ですが,夏休みの間「国破れたれど」(萩原萬寿吉著)という本を読みました。萩原氏は京都市立の小学校長をされた方ですが,終戦当時は本校の教諭でした。この本の中に次の一節が記載されていました。「学校も,国民学校から元の伏見板橋小学校に変わった。秋の気配漂う頃,集団疎開の子どもたちが引率の先生と一緒に乙訓の柳谷観音寺から学校に帰ってきた。<皆さんお帰りなさい>と残留組の私たちは目に涙を浮かべながら拍手で迎えた。校庭には,夏までいた軍馬の姿はなく,ただ校庭の真中にある柿の木にわずかばかり残った黄色の柿が静かに秋の日に輝いていた」…戦争は,私たちにとって遠い日のこととなりつつあるように思いますが「今,目の前に立つ柿の木は,確かにそれを見ていた」そう思うと胸迫ると共に「どのような社会を築いていくべきか,そのためにどんな子どもを育てる必要があるのか」と,思いを巡らせた次第です。
 夏休みの間,身も心も一段とたくましくなった子どもたち,9月から12月にかけて「運動会」「学芸会」と大きな行事が続き1年間の中でもとりわけ充実した期間です。子どもたちには,様々な行事を通して「自ら向上する喜び」を実感し,健やかに育ってくれることを願っています。
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