京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
本日:count up21
昨日:140
総数:949242
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
4月25日(木)授業参観・懇談会<高学年・ひまわり学級>6年修学旅行説明会 4月26日(金)授業参観・懇談会<低学年>        

「真実は寒梅の如し」

 厳しい寒さの中,校庭の紅梅・白梅の蕾も膨らみ始めました。確かに春の足音は聞こえてきます。
 さて今,全市的に問題行動が増えつつあり,関係機関は今年を「非行元年」と位置づけ対応に全力をあげているとのことです。先日,少年鑑別所に勤務する方から次のような話を聞きました。「最近,暴走族が組織化できない。リーダーが右に回れといっても左に回るなど,決めごとが成立しないからだ。対人スキルがついていない…」笑えない話でした。少子化・情報化・価値観の多様化等,激しい時代の変化の中「人間は生き返る」「お金がすべて」と思い,「困った時の心の支えは携帯電話」等々,子どもたちの様相は変化しつつあります。不安定な時代状況が追い打ちをかけ,鬱積した気持ちが外に出た時「非行」となり,内に籠った時「自殺」「薬物」等の行為となるのです。前述の話の続きですが,「非行に走った子どもに,大人が悪いのだよというと,子どもは涙を流します」とのことでした。子ども社会は大人社会の反映,「子どもが変わった」のではなく,「大人が社会を変えてきた」のです。私たち大人が本気で社会の有様を見直す時期が来たのではないでしょうか。
 昨年の全国学力学習調査で一位だったのは,秋田県でした。その秋田の子どもたちの生活ぶりは「朝早く起き,朝食を摂る。学校から戻ると手伝いをし,家族揃って夕食を食べみんなで団欒。きちんと予習復習をして早く寝る」とのことです。この当たり前のことを当たり前にするところに,子育てのヒントが隠されている気がします。
 学校では,様々な活動を通して「判断力」「考える力」,そしてとりわけ「人と関わる力」を育てることに全力をあげています。1月13日「言葉を大切にした仲間づくり」をテーマに「なかよし集会」を行いました。各自が「最近嬉しかったこと」等を書いた名刺を用意しておき,体育館を歩き回る,そこで出会った友達と握手をし名刺交換をする…というものです。子どもたちの名刺には「困ったとき友達がやさしい言葉がけをしてくれた」「友達が増えて嬉しい」等が綴られていました。中には「背が伸びて高い所に手が届くようになったのが嬉しい」と書いている子もいましたが,これもまた素晴らしいことで,,思わず微笑んでしまいました。
 真実は寒梅の如し…,梅は,周囲がどのような厳しい状況でもそれに耐え実を結びます。教育は願いであり,祈りです。増えつつある問題行動を「対岸の火事」とせず,教職員一丸となって,子どもという生命が結実することを願い,教育活動を推進して参りたいと思っています。

1月 保健指導「子ども救急隊になろう!」

画像1画像2
 今年度の身体計測前保健指導のテーマは「けがの手当て」です。5回シリーズの4回目は「切傷」でした。図工の版画で彫刻刀を使うことの多い時期に、是非子どもたちに学んで欲しいことでした。手当てはまず、傷口をしっかり押さえて止血すること、それでも出血が止まらない時は、「うらわざ」として、傷口を心臓よりも高く上げると、血が止まりやすいことを学びました。また切傷をしても、血が出る時と出ない時の違いから、皮膚の仕組みについて布の模型を使って説明しました。皮膚は1枚ではく、6つの層から成り立っていて、体を守る仕組みが備わっていることを知って、子どもたちは驚きながら学んでいました。
 *最近の欠席情報!インフルエンザによる欠席はわずかです。多いのは胃腸炎の症状の子どもです。予防のために、食事の前、トイレの後、しっかり手洗いをしましょう*

高学年 お話会

画像1画像2画像3
毎年楽しみにしているお話会が,21日行われました。
今回は5・6年生を対象の読み聞かせの会で,フリーアナウンサーの星野さんに来ていただきました。

5年生は,「京都の昔話」と『葉っぱのフレディ』,
6年生は,「岩手県の遠野に伝わる昔話」と宮沢賢治の『虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)』でした。

方言の出てくるお話でしたが,「味わいがあっていいな」と感じました。

子どもたちは,本の世界,また星野さんの世界にひきこまれていました。
本当にありがとうございました。

5年 ケイタイ教室

画像1
12日にKDDIから講師の方に来ていただいて,ケイタイ教室を開きました。
携帯電話のマナーやルールについて学びました。
「携帯電話を持ちましょう」ということではなく,「携帯電話は便利だけれど,使い方によっては危険な面がある」「携帯電話を持ったときには,マナーを守りましょう」という話でした。
携帯電話について,ご家庭でも話し合う機会にしていただければうれしいです。

「志」を高く掲げて

新年あけましておめでとうございます。「2010年宇宙の旅」というSF小説がありました。当時は,「2010年なんて遠い未来のこと」と思っていましたが,その未来を迎えたわけです。
 今,政治・経済…と,混迷の時期を迎えています。どうしたら平和で,みんなが幸せな社会を築くことができるのでしょうか。どのような人間を育てることが,わが国の明るい未来につながるのでしょうか…。私は今こそ「高い志を持った人づくり」が大切であると考えています。「志」とは「みんなの利益を追求する心」です。
一方「野心」は,「よい地位を得よう」「豊かになろう」と,自分の利益を追求する心です。「野心」がエネルギーとなり,「一念を持って進む」ということ自体は,悪いことではないでしょう。しかし,努力の過程で「志」へとレベルを上げていくことが大切だと思うのです。「人」という文字は,互いに支え合ってできています。そして社会とは,「人々が互いに支え合う仕組み」のことなのです。個々の欲望を肥大させていくのではなく,「他を思いやり共に助け合う」ことが人間社会の根本になくては,明るい未来はないと思います。
 学童期は,人間としての土壌づくりの時期です。大きな建物を建てるためにはそれに見合うだけの基礎が大切です。そのために,「確かな学力」と共に,「相手を思いやる心の函養」「未知のことに挑戦する態度」「やればできるという自信の獲得」そうしたことを充分に体得させたい。そして友の思いに心通わせ,人の悲しみが自分の悲しみになる子どもを育てたい…このようなことを考えつつ新年を迎えた次第です。

「君たちは,つねに晴れあがった空のように,高々とした心を持たねばならない。
 ずっしりとたくましい足どりで,大地をふみしめつつ歩かねばならない」
                「21世紀に生きる君たちへ」 司馬遼太郎
 6年生は,残り3か月間,小学校生活最後の日々を送ることになります。学校では6年間「人・もの・こと」との出会いを通して,「生きる力」を見通した学力を培ってきました。人生の主人公は自分自身です。日々の小さな積み重ねを大切にしながら,卒業までの日々が充実したものになることを,心より願っています。
今年も教職員一丸となって,子どもたちの健やかな成長のため,全力を尽くして参ります。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

5年 NHK放送体験クラブ

NHK放送体験クラブで体験した内容の一部が,放送されます。

23日(祝) 18:55〜19:00
NHK教育テレビ
です。

近畿地方で見られるようです。ぜひご覧下さい。

4年,学年活動

 12月17日木曜日の3,4時間目に
学年活動がありました。

 体育館でしぼり染め。
子どもたちはグループごとに
持ってきたおはじきやビー玉を使って
ハンカチをしぼっていきます。
そこへ来て下さった保護者の方々が分かれて入って下さり,
アドバイスをもらったり,ちょっと手を貸してもらったり。
そして4色の中から好きな色を選びその中にハンカチをつけます。

 約20分,染め上がりを待っている間に
クラス・男女に分かれて「人間いす」をしました。
これはみんなの協力なしはできません。
はじめはうまくいかず,ばたばたとくずれていましたが,
だんだんとみんなの呼吸があってきて,最後にはうまくできていました。
とってもたのしそうでした!

 そうしているうちにハンカチが染め上がり,輪ゴムをひとつひとつ
はずします。そして完成!!

 それぞれ味のあるしぼり染めのハンカチが完成しました。
みんなうれしそうに持って帰りました。
楽しい活動,ありがとうございました。


画像1
画像2
画像3

3年生 大根堀り体験

画像1画像2画像3
12月24日,山口農園へ行きました。
バスを降りてしばらく歩くと,一面に広がる畑に感激!!
さっそくビニルハウスに荷物を置いて,「いざ,畑へ。」
一人ひとり自分で大根を選び,収穫できるなんて心踊る体験です。
「よいしょっ,よいしょっ。」なかなかぬけません。
土の中から登場した大根は,思っていたより大きいのでびっくり!
あちこちで歓声があがります。
お昼のお弁当は,大きなビニルハウスの中でいただきました。
前日から準備していただいた,あつあつの『大根とあげの煮物』に,またまた感激した子どもたちでした。
山口農園のみなさま,どうもありがとうございました。お世話になりました。

NHK放送体験クラブ

画像1画像2画像3
 二条城の近くにあるNHK京都放送局で,「NHK放送体験クラブ」の放送番組作りの体験を行いました。これは,国語〈工夫して発信しよう〉・社会〈情報と社会〉・総合〈地域学習・環境学習〉をリンクさせての学習でした。

 前もってどんな番組にするか話し合ったり,インタビューをしたり,台本を作ったり,カンペをつくったりしてこの日を迎えました。

 番組づくりでは,PD(プログラムディレクター),TD(テクニカルディレクター),FD(フロアディレクター),音声,カメラマン,キャスター,リポーターなどの役割に分かれ番組をつくりました。NHK京都放送局のみなさんには,貴重な体験をさせていただき,ありがとうございました。

 インタビューやアンケートでは,地域の方にもご協力いただきました。お忙しい中ご協力くださりありがとうございました。

子どもは「板橋」の未来

 今年は,学校のクボ柿の収穫年。11月12日,3年生の子どもたち,そして保護者の皆様のご協力を得て収穫を終えることができました。ここ数年樹勢の衰えが目立ちますが,それでも例年よりやや大き目の柿の実が1万個穫れ,子どもたちは各自家に持ち帰って,秋の味覚を楽しみました。柿の木の下には,「クボ柿二世」がしっかりと根を張り,心強いばかりです。
 11月10日「学び合い,学んだことを活かす子」という研究テーマの下,京都市教育委員会指定「みやこレインボースクール(2年次)」研究発表会を開催いたしました。本校では長年,「算数的コミュニケーション能力の育成」に重点をおいて,取組を進めてきました。その結果「伝え合う力」は高まってきたものの,「学んだことが活かしきれていない」という反省点が見えてきました。そこで昨年度より,これまでの取組を継続しつつ「学んだことを今後の学習や生活に活かしていく力」の育成にも焦点をあて,研究を進めて参りました。研究を進めていく内に,改めて算数科において「表現力」「活用力」双方を高めていくことの重要性を実感しているところです。
 当日は,170名の参観者がありましたが,参観者より本校研究の確かな方向性と取組に対して,高い評価や貴重なご意見をいただきました。PTAや「見守る会」の皆様には,研究発表会を支えていただき,本当にありがとうございました。
「演劇とはアラームだ。眠っている美しい魂を揺り動かすのだ」
先月逝去された俳優・森繁久弥氏が好んだ言葉です。「演劇」を「教育」に読み替えてもそのまま通じる名言だと思います。教育とは子どもの心に火をつけること,如何に「その気」にさせるかが大切なのです。子どもは「板橋」そして「わが国」の未来です。一年が終わり,また新しい年の幕があけます。板橋の子どもたちに「知識や技能」に加え,将来に亘って生きて働く「確かな学力」をしっかり身につけさせ,輝く未来に送りたい…,そんな思いで一杯です。


祝「平成21年度 文部科学大臣表彰優良PTA団体」表彰

 11月18日「東京ホテルニューオオタニ」にて,標記の式典が開催され,本校PTAが受賞されました。当日は,PTAを代表し,PTA会長・中井知加子様と前PTA会長・寺内里香様が出席,表彰状を受け取られました。平成4年度に引き続き,二度目の受賞ですが,「学校・家庭教育支援」「地域の教育活動改善」「校外学習の促進」「各種団体等との連携協力」等において多大な貢献をされたことが受賞理由です。長年に亘り「子どもたちのために」を合言葉に,子どもたちをこよなく愛し,育み続けていただいた歴代PTAの皆様の活躍の結晶ともいうべき今回の受賞です。学校を支え続けていただいてきた歴代PTAの皆様に,心より感謝申し上げます。
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

学校だより

学校評価

お知らせ

学校運営協議会

図書館だより

学校紹介

京都市立伏見板橋小学校
〒612-8073
京都市伏見区下板橋町610
TEL:075-611-5158
FAX:075-611-5290
E-mail: itahashi-s@edu.city.kyoto.jp