最新更新日:2024/05/08 | |
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2月 渉成レジデンス
2月になり、寒い日が続きます。やはり今年もインフルエンザが猛威を振るいました。
そんな中でも学校では明るい子どもの声が響き、着実に春へ向けて歩みを進めています。 今月の渉成レジデンスの掲示はまどみちおさんの詩に合わせた絵画です。 2月27日(火)〜29日(木)の3日間、本校体育館で図工作品展(渉成ギャラリー)が開催されます。本校の子ども達の作品の他、下京中学校、京都市立美術工芸高校の生徒さん、京都市立芸術大学の学生さん、そして渉成レジデンスのアーティストの皆さんの作品が展示されます。保護者の皆様、地域関係者の皆様にはぜひ、芸術と触れ合っていただく機会にしていただけたらと思います。 1月 渉成レジデンス
新年のレジデンスの掲示は金子みすずさんの「淡雪」の詩に合わせた絵画です。
金子さんの詩は自然や生き物を家族に見立ててよんでいるものが多いですね。 人間だけでなく、虫や魚、草花、落ちてくる雪や雨粒にまで愛情をもって見ていることがわかります。 3学期が始まり、寒さは厳しさを増しましたが、子ども達の声はいつも変わらず元気です。 12月 渉成レジデンス
12月の渉成レジデンス掲示は、まどみちおさんの「こおれ、冬よ」です。
ここ最近は温かい日が続きましたが、来週からは、また、寒さが戻ってくるようです。 最近は温暖化の不安が感じられますので、早朝に霜が降りたり、水たまりが凍ったり、雪が降ったりという冬らしさを感じることが有難いと思う今日この頃です。 11月 渉成レジデンス
11月の渉成レジデンスは、金子みすゞさんの「次からつぎへ」の詩と人型の連続模様の絵が掲示されています。
「次からつぎへ」の詩を読みながら絵を見ていると、ああ、そうだなあ〜と思えます。 心の連続模様がポップな絵で表れています。 10月 渉成レジデンス
10月の渉成レジデンスの掲示は、八木重吉さんの詩「秋のひかり」とひかりを散りばめた水彩画です。
今年はいつまでも続く残暑にもうウンザリ…といった季節でしたが、10月が近づき、ようやく朝夕の涼しさに秋の気配を感じます。 10月12日(木)は下京渉成小学校運動会です。 秋のひかりの中、元気いっぱい頑張ってほしいと思います。 9月 渉成レジデンス
9月になり、ひと雨ごとに秋の訪れを感じるようになりました。
今年の夏は、猛暑、酷暑、残暑と暑さに打ちのめされる日々でしたが、ここ2,3日で朝夕の気温が一気に涼しくなってきました。 今月の詩は、「自然」 人間は自然と共存し、自然の恩恵を受けながら生きています。 人間は土から離れては生きていけないという言葉通り、人間の心と土を重ね合わせてつづられた詩です。 土も心も手入れが必要です。自分の心と向き合って丁寧にいたわる機会を作りたいものですね。 8月 渉成レジデンス
掲示板は9月の新しい作品になりましたが、8月の掲示は、まど みちおさんの詩「てんぷら ぴりぴり」と合わせた絵画でした。
「シソの実」をてんぷらにするというのも、地方の食文化が感じられる詩だなあと思います。まどさんは山口県出身の詩人で、幼いころには父の仕事の都合で台湾へ渡っています。 詩の中の食にも作者の生きてきた証が透けて見えて面白いですね。 7月 渉成レジデンス
7月は、夏らしいスイカの絵画と山村 暮鳥の詩です。
この「おなじく」という詩は他にもたくさん種類があるのです。 いつもは、切り分けておいしく食べるスイカですが、座敷にいると、何か生き物のような存在感がある、、、そんなふうに感じますね。 6月 渉成レジデンス
早くも梅雨の季節となり、学校でもアジサイの花が美しく咲き誇っています。
今月の渉成レジデンスの掲示は、「朝がきた」という工藤直子さんの詩をカラフルな文字で彩った作品です。 雨の日も晴れの日も毎日新しい朝はやってきます。雨で洗い流された次の日の世界は、透明でキラキラと輝いているように感じます。 5月 渉成レジデンス
5月の渉成レジデンスの掲示は、まどみちおさんの詩と絵画です。
「ぷるるん るん」という詩は、新しい朝への始まりとこの季節のみずみずしさを感じさせる詩です。 雨が降ることが多いこれからの季節ですが、雨で空気や植物に滞ったものが洗い流され、雨上がりには目の前が一層輝くように思えます。 「ぷるるん るん」と弾むような水の動きや心の動きを楽しむ5月を過ごしましょう。 |
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