京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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食事・睡眠・運動を大切にして生活を整えていきましょう。

未来に生きる子どもたち 〜校長室の窓から〜

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2020年からの新学習指導要領の全面実施が迫っていますが、これからの学校教育には、何が必要なのでしょう。

人工知能の進化が進み、人間の生活や仕事に大きな変化をもたらすことは、言うまでもありません。
しかし、ロボットや人工知能には、目的をもつことはできません。プログラムされたことをするのみです。これからは、どのような未来を創っていくのか、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかという目的を自ら考え出す力、あるいは、答えのない課題に対して多様な他者と協働しながら目的に応じた納得解を見出す力などを育むことが求められます。
このような指針を明確にしたのが、次期学習指導要領であり、特にこれからの時代にむけて、目指す資質・能力を三つの柱で示しました。「知識及び技能」の習得、「思考力、判断力、表現力」の育成、そして「学びに向かう力、人間性等」の涵養に向け教育課程全体を通してその枠組みを明らかにしながら取り組んでいかなければならないのです。枠組みを明らかにするということは、教科等の枠の中で育てるという考えかたもありますがこれらの資質・能力は教科等の枠を超えて教科等横断的な形で育むことが自然だと文部科学省も捉えています。

洛央校では、地域と歩む学校として、地域・保護者の皆様と学校が一体となって子どもたちを育てていただいています。「豊かに表現する大切さ」「学びに向かう力、人間性等」子どもたちは心で感じるとともに、深い学びを体験させていただいています。そして、自分の生き方や考え方に活かそうとする教育を続けさせていただいています。
京都市が目指す教育にも、次のように明記されています。
『京都は千二百年を超える長い歴史の中で培われた伝統と文化を大切にし、自由で先駆的な気風を育みながら,個性豊かで活力に満ちたまちを築いてきた。「まちづくりは人づくりから」と、町衆(市民)が私財を出し合い、明治二年に日本で初めて,六十四の地域制小学校(番組小学校)を設立したのも京都である。このような歴史と伝統を土台に、本市では「開かれた学校づくり」を基盤に「一人一人の子どもを徹底的に大切にする」という教育理念のもと、各学校・幼稚園が教育目標を保護者・地域と共有しながら、市民ぐるみ・地域ぐるみの教育改革を推進し、大きな成果を挙げてきた。このことは、次期学習指導要領の理念である「社会に開かれた教育課程」を本市が先導的に実践してきたことを示すものである』
このように本校の学区も、明治時代より現代に至るまで地域の方が地域で子どもを育てるという気持ちで、豊かな学びができる環境を整えてくださっています。これこそが伝統と誇りです。改めて敬意と感謝申し上げるとともに、さらに、これからも洛央の子どもたちが未来に向かって歩む力を育てることを目標に、「地域とともに歩む洛央小学校」として努力できればと考えています。
六年生が巣立っていく日も近づいてきました。六年生はまさしく未来に、大志をもって生きていく子どもたちです。自分で、自分の道を切り拓く子どもたちだと信じています。洛央小学校で学んだことを胸に、力強く羽ばたいてくれることを期待しています。校長 森 江里子






〜いっしょに子育てPART14〜

・知らず知らずに、子どもたちがゲームに夢中になっていませんか。
・いじめに繋がるような機器の使い方を見ぬふりをしていませんか。
・映像の発信等、好奇心からとりかえしのつかない事件に巻き込まれているケースも多いです。
・子どもには見せたくない映像も、子どもは簡単に近づくことができることもご存知ですか。
・子ども部屋で情報機器を自由に使えるようになっていませんか
・夜、眠る前にスマホやゲームを保護者が預かっていますか。
学校でも、スマホやネットの危険性や依存性ついて学習しています。
*お年玉、入学祝で子ども専用のスマホをほしがっていませんか。スマホやゲーム等はどうしても必要なものですか。健康のためにも家族で話し合ってください。
*子どもが見るスマホやネットなどには、フィルタリングはしてありますか。また点検していますか。
*保護者のスマホがおきっぱなしになっていませんか。充電中であっても、スマホは子どもには好奇心をかきたてるものなのです。
子どもを危険から守るのは、保護者の役目です。管理とともに「家庭のルール」をつくりましょう。

力強く一歩を踏み出すために 校長室の窓から

 〜雪の下の麦のごとく〜
雪に覆われた畑を見ながら、昔の人はその下に芽吹く麦を思ったのでしょう。麦は、秋に発芽して冬を越し、次の年になって実を結ぶ植物「越年草」です。そこで、本格的に成長する前に何度か「麦踏み」をするそうです。踏みつけられ、折れ曲がった麦の芽が、再び以前よりも力強く成長する姿。それは、私たちにも勇気を与えてくれるものです。
目には見えなくても、雪の下で伸び続ける麦を思うことで、新年に対する決意を新たにしたいものです。
今年の目標を立てて、新しい年を家族と迎える幸せ。
友や先生と、夢にむかって一歩踏み出す勇気を語る幸せ。
そっと一人で今年もまわりの人を笑顔にしたいと願う幸せ
どうか、子どもたちが力強く一歩を踏み出せますように・・・
そして、皆様にたくさんの幸せが刻み込まれていきますように・・

人権について考えましょう
十二月の朝会でいじめについて考えました。一月の朝会では、子どもたちが、考えた意見についてまとめました。いじめのない学級、学校にするためには、四つの心が大切なことを話し合いました。

「よりそう心」
*いじめられている人に「だいじょうぶ?」って声をかけて、先生にもおはなしします。1年生女子
*いじめた人にも何か思ったことがあるはずなので、その人の相談をしっかり聞く。6年女子

「自分から働きかける心」
*自分から「いじめをやめたほうがいい。」と、注意しないとだめだなあと思いました。 3年男子
*今までは「だめだよ。」と注意したことがないから、これからは、いじめやけんかをやっているのを見たら、「だめだよ。」と注意できるようになりたいです。2年女子           
*わたしは、いじめている場面を見たら、勇気を出して「そんなんしたら、あかんで!自分がされたらどう思う?」と言っていじめられている人の気持ちを考えさせたら、いじめをノックアウトできると思います。4年女子

「みんなで働きかける心」
*一人がいうのは、とても勇気がいるので、みんながみつけたら、言える雰囲気をつくって言ったらいいと思いました。6年女子
*一人で言わずに団体で言ったほうが、説得力があると思います。5年男子
*いじめをみたら、勇気を出して注意したり、先生に言えたりする人がたくさんいればいるだけ、良いクラスになると思います。6年女子

「自分をかえる心」
*注意できる人も大事だけど、「この人いやだな。」とか「あいつ、ムカつく」とかいう気持ちをなくすのが大切だと思う。そこに、注意できる人がいれば、もっといいけど、「ムカつく」と思ったら、また、ダメだと思うし、その人もすごくいやだと思う。4年男子


素直な子どもたちの心に感動しました。この四つの心を大切にすれば、いじめのない幸せな学級、学校、そして社会になることを強く感じることができました。
校長 森 江里子



十二月は人権月間です 〜校長室の窓より〜

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〜十二月は人権月間〜     
いじめとけんかのちがいとは

十二月は人権月間です。自分の心と向き合う月です。
十二月は一年を振り返る月でもあります。自分で心に聞いてみることが必要ではないでしょうか。
「あなたは、いじめを減らすためにどんな行動ができるの。」

十二月の朝会では、全校で、「いじめ」について考えてみました。
NHK、Eテレの『いじめをノックアウト』という番組をご存じでしょうか。小学校高学年から中学生向けの番組ですが、いじめを減らすために、真正面から取り組んでいる番組だと思います。この番組では、「百万人の行動宣言」を掲げています。洛央小学校では、昨年度、全校で応募しました。そして、「百万人の行動宣言」洛央小学校の一人一人の宣言が載っています。
『いじめをノックアウト』の行動宣言とは いじめを少しでも減らすために、あなたのできることはなんですか?「できること」をつないでいって、ひとりじゃないとわかったら動く勇気がでてきます。そして、みんなが少しずつ動いていけば、いじめも、そのぶん減っていく、わたしたちはそう信じています。行動宣言でいっしょに世の中、変えていきませんか?
という趣旨で始められました。全国から行動宣言が届いています。
この番組の中で、いじめを減らすには、いじめをしたくなる気持ちやされる人の気持ちを考えることが大切です。そして、できるだけ、はやく、できることから取り組んでいくことが大事であると語られています。
そして、いじめを減らすためにはひとりじゃだめなんだ、仲間がいるんだと言うメッセージが心に残ります。
 今回の朝会では、けんかといじめのちがいを取り上げました。けんかもいじめもどちらもよくないけれどいじめは、心を深く傷つける行為であること、そして、いじめのないクラスや学校を目指すことを先生方や子どもたちとともに、いじめについて語り合い、学び合いました。    校長 森 江里子


第32回時事通信社「教育奨励賞」優良賞受賞

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この賞は、全国59件の推薦の中から、優秀賞は幼稚園と高校2校、優良賞は、小・中・高4校選ばれました。京都の代表として、選ばれた洛央小学校が全国で優良賞として4校に残ったことはすばらしいことです。本校の「チーム学習」で課題解決能力を育成していることが全国的に評価されました。これからも、洛央校、がんばります。

学校評価から・・素敵な家族のご紹介

〜いっしょに子育てPART12〜
先日、学校では、前期の学校評価をしました。その中で、とても心あたたまったことを紹介したいと思います。今回の自由表記で、おうちのきまりについてお聞きしました。学校にもきまりは、ありますが、家訓というのはとても大切なことだと思います。家訓は、そのお家の方針、つまり保護者の皆様がお子達にどのように育ってほしいかという願いでもあるからです。その中で、心が洗われたように感じたのが次の家訓です。
 九十四歳の祖母が困っていたら、別のこと(勉強・遊び)よりも最優先して助ける。という家訓です。しかも、理由がすばらしいのです。困っている人を助けるという緊急かつ、重要なことを意識してほしいからです。自分さえよかったらいいという人にならないでほしいからです。こんなすばらしい家訓を紹介してくださって、ありがとうございました。素敵な家族に本当に感動いたしました。         校長 森 江里子

30年度ご入学予定の保護者の皆様へ

30年度、洛央小学校の1年生、育成学級に入学をご予定されている皆様の中で、ご相談されたいことやご見学されたいことがあれば、遠慮なく学校の方へお電話してください。就学前のご相談やお子様の子育てのお悩みもお聞きしたいと思います。お待ちしております。理科・生活科が大好きな子どもたち、縦割り活動もさかんに行っています。キャリア教育にも力を入れている洛央小学校のことをたくさんの方に知っていただきたいと思っております。美しいブックワールド(図書室)もご覧になってください。

                               校長  森 江里子

磯田道史先生ご講演

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歴史学者 磯田 道史先生
講演ありがとうござました。
 九月十日、日曜参観日に磯田先生より「洛央の歴史に学び、未来に生かす」というテーマでご講演をいただきました。
 講演の中では、本校の校区の菅大臣神社を示され、菅原道真公の誕生の地であること、菅原公から学んだ学者が大勢いたことを話されました。また、この洛央小学校の校舎のあるところに、秀吉の龍臥城があり、お茶会をされていたこと、その後、赤穂藩主浅野家の別邸となっていたことなど、歴史の中に登場してくる人物が、学校にも出入りしておられた事実に、驚きと同時に誇りを感じることができました。そして、京都の町衆の方々が京都の町が衰退しないように、必死で守り抜いてきた様子をお話してくださいました。
 さらに、未来はコンピュータやAIの世の中になるかもしれないけれど、人間しかできない仕事があることを忘れないで、新しい生き方を見つけ出していくことの大切さも教えてくださいました。磯田先生のあたたかいお人柄と鋭い考察力に、子どもたちをはじめ会場の全ての方々が、歴史から学ぶことのすばらしさを感じることができました。ありがとうございました

〜夏祭りから学ぶ〜校長室の窓より

 今年の夏も校区内の各元学区で催される恒例の夏祭りが盛大に行われ、多くの人々で賑わいました。会場では祭りを盛り上げ、地域の人に楽しんでもらおうと自治連合会をはじめとする各種団体の皆様、保護者の皆様などたくさんの方が活躍されていました。また、お互いの祭りに他の学区の方も招いて相互に交流を図られています。これも、洛央の歴史と伝統の行事です。地域コミュニティの中で人から学び、人に伝えていくすばらしさを感じました。

講演・家庭教育講座のお知らせ

 日曜参観日に講演・家庭教育講座を実施いたします。地域の皆様,保護者の皆様のご参加をお待ちしております。
今回の家庭教育講座は,歴史学者の磯田道史氏にご講演いただきます。お誘いあわせの上,ご参加いただきますよう,重ねてご案内申し上げます。


1.日 時  平成29年9月10日(日) 
       11:20〜12:10

2.場 所  洛央小学校 体育館

3.講演内容  
「洛央の歴史に学び 未来に生かす」
        歴史学者,国際日本文化研究センター准教授  磯田 道史氏
講師紹介
1970年岡山県生まれ。2002年慶應義塾大大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。茨城大学人文学部助教授,静岡文化芸術大学文化政策学部教授などを経て現在,国際日本文化研究センター客員准教授。専門は日本近世,近代史,日本社会経済史。2003年の著作「武士の家計簿」で第2回新潮ドキュメント賞を受賞。2010年には森田芳光監督によって『武士の家計簿』として映画化された。また,「専門分野である歴史を視聴者にわかりやすく解説し,放送文化の向上と地域活性化に貢献した」として2010年第15回NHK地域放送文化賞,2015年『天災から日本史を読みなおす』で2015年第63回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。NHK「英雄たちの選択」などテレビ出演多数。

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研究の概要

学校評価

学校だより

京都市立洛央小学校「学校いじめの防止等基本方針」

全国学力学習状況調査

京都市小学校運動部活動等ガイドライン

下京中ブロック 小中一貫構想図

京都市立洛央小学校
〒600-8094
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