京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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食事・睡眠・運動を大切にして生活を整えていきましょう。

力強く一歩を踏み出すために 校長室の窓から

 〜雪の下の麦のごとく〜
雪に覆われた畑を見ながら、昔の人はその下に芽吹く麦を思ったのでしょう。麦は、秋に発芽して冬を越し、次の年になって実を結ぶ植物「越年草」です。そこで、本格的に成長する前に何度か「麦踏み」をするそうです。踏みつけられ、折れ曲がった麦の芽が、再び以前よりも力強く成長する姿。それは、私たちにも勇気を与えてくれるものです。
目には見えなくても、雪の下で伸び続ける麦を思うことで、新年に対する決意を新たにしたいものです。
今年の目標を立てて、新しい年を家族と迎える幸せ。
友や先生と、夢にむかって一歩踏み出す勇気を語る幸せ。
そっと一人で今年もまわりの人を笑顔にしたいと願う幸せ
どうか、子どもたちが力強く一歩を踏み出せますように・・・
そして、皆様にたくさんの幸せが刻み込まれていきますように・・

人権について考えましょう
十二月の朝会でいじめについて考えました。一月の朝会では、子どもたちが、考えた意見についてまとめました。いじめのない学級、学校にするためには、四つの心が大切なことを話し合いました。

「よりそう心」
*いじめられている人に「だいじょうぶ?」って声をかけて、先生にもおはなしします。1年生女子
*いじめた人にも何か思ったことがあるはずなので、その人の相談をしっかり聞く。6年女子

「自分から働きかける心」
*自分から「いじめをやめたほうがいい。」と、注意しないとだめだなあと思いました。 3年男子
*今までは「だめだよ。」と注意したことがないから、これからは、いじめやけんかをやっているのを見たら、「だめだよ。」と注意できるようになりたいです。2年女子           
*わたしは、いじめている場面を見たら、勇気を出して「そんなんしたら、あかんで!自分がされたらどう思う?」と言っていじめられている人の気持ちを考えさせたら、いじめをノックアウトできると思います。4年女子

「みんなで働きかける心」
*一人がいうのは、とても勇気がいるので、みんながみつけたら、言える雰囲気をつくって言ったらいいと思いました。6年女子
*一人で言わずに団体で言ったほうが、説得力があると思います。5年男子
*いじめをみたら、勇気を出して注意したり、先生に言えたりする人がたくさんいればいるだけ、良いクラスになると思います。6年女子

「自分をかえる心」
*注意できる人も大事だけど、「この人いやだな。」とか「あいつ、ムカつく」とかいう気持ちをなくすのが大切だと思う。そこに、注意できる人がいれば、もっといいけど、「ムカつく」と思ったら、また、ダメだと思うし、その人もすごくいやだと思う。4年男子


素直な子どもたちの心に感動しました。この四つの心を大切にすれば、いじめのない幸せな学級、学校、そして社会になることを強く感じることができました。
校長 森 江里子



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