![]() |
最新更新日:2025/07/28 |
本日: 昨日:94 総数:1267785 |
最後の集合写真![]() 第74回卒業証書授与式![]() 今年の式辞を掲載しておきます。 式辞 コロナと向き合い、早三年が過ぎようとしています。この間、世界を巻き込もうとするような戦争、つい先日には多くの被災者を出した震災など、目まぐるしい変化が起こっています。一日も早い終息と復興を願ってやみません。 このような状況下ではありますが、本日 第七十四回の卒業証書授与式を、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご参列の下、開催できますことに、心より感謝申し上げます。 さて、卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんに対して、一人ずつ卒業証書を手渡すことが出来ました。堂々と受け取る姿に、心から感動しました。コロナに翻弄された三年間ではありましたが、確実な成長を見せてくれた、みなさんは二条中学校の誇りです。 みなさんは元号が令和に変わって、初めての新入生でした。令和二年は二月に緊急事態宣言が発令され、三月からは休校となり、いつものような卒業式を挙げられずに、中学校に入学。そしていつものような入学式も挙げられずに休校。六月からの再開を待たなければなりませんでした。休校から始まった中学校生活も今日で終わりです。二か月間短い中学校生活でしたが、今どんな思いでおられますか? 私はあなたたちを二年生の時からしか知りませんが、この二年間を見ても心身ともに大きく成長されたことと、感心しています。人が成長するためには必ず挫折が必要です。大人になっても同じことです。失敗や挫折から新たな学びを得て、大きく成長するのです。卒業後もどんどんチャレンジして何回も転んで立ち上がってください。 今年度は、みなさんが中学校に入学して以来、初めて全校生徒が参加する行事を復活させることができました。学校祭体育の部での水際立った演舞、学習発表の部での趣向を凝らした表現、それまで抑えられていた思いが弾けていました。修学旅行も歩き回って足が棒になりましたが、今まで行った九州への修学旅行の中で、一番印象に残るものとなりました。 コロナと戦い、通常に近い学校生活を取り戻し、今、勝者となったのです。あっという間に過ぎ去った三年間ではありましたが、その分濃密な時間を過ごせたことと思います。みなさんの大切な時間に関われたことは、大いなる喜びです。 この先、社会での活躍を期待されるみなさんに、お願いがあります。 さかのぼること百年前、一九二三年(大正一二年)の九月一日正午ごろ、関東大震災が発生しました。死者、行方不明者十万五千人という未曽有の大災害です。震災後の大混乱の中で、根も葉もない噂から外国人、特に朝鮮からの人や、障がい者に対する殺傷事件が起こりました。それも民衆、警察、軍が一体となって。今の価値観からは考えられない事件が、この日本で起こっていたのです。 現代は多様性を認め合う社会になってきています。私たちのまわりには、色んな国の多様な価値観を持つ人々が生活しています。背景や文化の異なる人たちと共生する社会、多様性を認め合える社会、困っている人に手を差し伸べられる社会、そんな社会を作る担い手となってください。日本人はコミュニケーションが苦手といわれます。気を使いすぎるともいわれます。なにも会話をすることがコミュニケーションではありません。相手のことを知り、困りを抱えていないか想像することこそが、コミュニケーションの第一歩だと信じています。 二条中学校には難聴学級があり、交流をする中で共に成長してきました。あなたたちなら大丈夫。真の共生社会を作ってくれることでしょう。そんな社会を作るために少しずつ協力し合ってください。それが私の願いです。 ご来賓の皆様におかれましては、ご多忙な中、早朝よりご臨席を賜り、誠にありがとうございます。平素から、物心両面共に、本校の教育ために、お力添えを賜っておりますことに、高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。 今後とも、生徒たちの成長を見守りながら、励ましのエールを送っていただきますよう、よろしくお願い致します。 保護者の皆様に、一言お祝い申し上げます。本日は、お子たちのご卒業、まことにおめでとうございます。この三年間で、お子たちは心身ともに大きく成長し、このように立派になられました。 今後、お子たちが、さらに一層、大きく成長されますことを、教職員一同、心よりお祈りしております。 卒業生のみなさん、周りを見てください。後ろを見てください。周りにいるのが仲間たち。その外側と後ろにいるのがみなさんを支えてくれる大人たちです。仲間たちとは一生の付き合いです。いつも近くにいて、支えあうことのできる同年代の仲間がいることは、公立中学校の強みです。仲間たちと共に、この地域をそして京都を支える大人になってください。 結びに、ご参列の皆様とともに、巣立ちゆく卒業生諸君の、今後の「活躍」と「限りない前途」を祈念し、本日の式辞といたします。 令和五年三月十五日 京都市立二条中学校 校長 松井 剛史 久しぶりのグラウンド![]() 2年 カナリータイム
2年での時間もあと少しとなりました。本日の5限は卒業式の翌日に行う球技大会のメンバー決めを健康委員の進行で行いました。今回はすべて健康委員の生徒で企画し、当日も運営をしてくれます。みんなでサポートして良い1日となることを信じています。
![]() 3月です
今朝、美福通側の植込みからウグイスの声が聞こえました。あたたかな3月のスタートです。1,2年生のテストも終わり、3年生はいよいよ卒業の月です。別れの3月、多くの思いが重なり合うことでしょう。
グランドの改修もいよいよ大詰めです。白く見えるのは、仕上げの薬剤をまいておられます。この白さが抜けると、いよいよ引渡となります。あと少し辛抱してください。 ![]() |
|