最新更新日:2024/09/26 | |
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【東北コース】3日目(10月5日)
今日は岩手県宮古市で「学ぶ防災」ツアーに参加しました。8時前にホテルを出発し、途中で高田松原に寄り震災で深く傷ついた人々のこころの支えとなった「奇跡の一本松」を見学しました。
昼食は休暇村陸中宮古での「瓶ドン」です。瓶ドンとは牛乳ビンの中にウニやイクラなどの宮古の食材を詰め込んだもので、これをアツアツのごはんの上にかけて完成させます。見た目も美しい、宮古市のご当地グルメを堪能しました。 学ぶ防災では、東日本大震災の影響で甚大な被害が出た田老地区の現状や当時の状況を、防潮堤に上がって災禍の記録や後世へ教訓を伝えることで、防災意識を高めることを目的としています。2グループに分かれて、ガイドの方と一緒に見学しました。 特に震災遺構のたろう観光ホテルでは、このホテルの6階で震災当日に撮影された映像を同じ場所で説明を聞きながら、視聴しました。黒い津波が押し寄せてきて、田老地区が一瞬のうちに呑み込まれていく姿、大津波の破壊力に言葉もありません。ガイドの方が「それぞれが自分の命は自分で守る、そしてみんなの命も守ることが、防災教育である。」と言われました。これをきっかけに、日頃から防災に向き合ってほしいと思います。 今日から仙台のホテルです。帰り道の長い道中、バス内リクレーションも行いました。 たくさんの刺激を受け、みんな元気に過ごしています。 〔写真〕 上 奇跡の一本松 中 学ぶ防災 震災遺構 たろう観光ホテル 下 本日の振り返り 【北海道コース】3日目(10月5日)
北海道コースの3日目も、知床での活動からスタートしました。
まずはホテルの宴会場で斜里高校と交流しました。斜里高校の観光系列の生徒に来ていただき、知床斜里の観光、動植物、高校での取り組みをプレゼンしてもらい、その後車座になって座談会をしました。テーマは京都と知床というもので、自分の身の回りの生活から共通点や相違点が分かり、お互いに盛り上がることができました。最初はかなりよそよそしい感じでしたが、最後には打ち解けて名残惜しそうにしている姿が印象的でした。 次に、昨日の午後に準備をした「知床の未来の観光」についてのスライドを使ったプレゼンを行いました。各チームが様々に工夫を凝らして、オリジナリティとリアリティを感じるものが多くあり、質疑応答も高度で鋭いものばかりでした。 昼食を食べた後、バスで移動し、硫黄山と摩周レストハウスに寄って、景色を楽しんで、本日の宿泊先に到着しました。そして夕食を食べた後に、本日までの振り返りをして、明日以降の学びにつなげようとしていました。 今日で半分の行程が終わりましたが、全員元気です。 写真 1枚目:斜里高校との交流 2枚目:知床観光に関するプレゼン 3枚目:硫黄山見学 【沖縄コース】3日目(10月5日)
沖縄コース3日目は、昨日に引き続き戦争と平和について考え、沖縄について様々な視点からの知見を深める1日となりました。
午前中は轟壕へガイドの方と共に入りました。この壕は全長100mもの巨大な壕で、沖縄戦において多くの住民、県庁職員たちが避難した場所でもあります。大変急な斜面を降り、たどり着いた広く暗い空間の中で、生徒たちは多くの衝撃を受けた様子でした。暗闇と息苦しさ、悪臭の中での避難生活を想像し、昨日から続く戦争と平和の学びについて、考えを更に深めたようでした。 午後は読谷村での班別フィールドワークです。ここでは、「文化」「戦争」などのテーマごとに分かれた各班で、読谷村内での活動を行いました。ガラス作り体験をする班、午前中に引き続きガマを見学する班など、各自の目的に合わせ、様々なところを巡りました。 ホテルへの帰着後は、ここまでの学びの中間まとめです。FW委員を中心として、ここまでの意見を班ごとに交流しました。意見を交わし自身と異なる意見を聞く中で、多くの気づきを得たようでした。 ハードな内容・活動が多いですが、生徒たちは元気に活動しています。FW後半を迎える明日からは、「基地」「安全保障」といった観点も加わった活動が始まります。ここまでの学び・成長を糧として、より成長する姿を楽しみにしています! 写真 1枚目:読谷村FW出発地、座喜味城跡にて 2枚目:ガラスを使った時計・ランプ作り体験の様子 3枚目:中間まとめの様子 【九州コース】3日目(10月5日)
今日はSDGs商店街全体をあげてSDGsの活動に取り組まれ、様々な賞を受賞されている魚町商店街での研修を行いました。魚町商店街振興組合理事長の梯さまにSDGsの考え方や魚町商店街での実践や実績等についてご講話いただきました。
また、北九州市立大学の学生の方から、大学生が自主的に参加するSDGs活動の紹介もあり、高校での活動と大学での活動の幅の違いを実感していました。年齢の近い大学生と活発に意見を出し合う中で、SDGsに対する考え方もより深まりました。 午後からはグループに分かれ、学生の方と実際に商店街を歩きながら店舗や商店街の運営における工夫を目の当たりにし、「SDGsに取り組むとは何か」ということを学ぶことができました。 その後はTOTO museumを訪問し、企業としてどのように社会貢献をされているのかというお話も伺うことができました。 明日は熊本へ向かいます。九州コース、みんな元気です。 一枚目 魚町商店街振興組合にて ニ枚目 北九州市立大の学生さんとのフィールドワーク 三枚目 TOTO Museumにて 【中国コース】3日目(10月5日)
昨日の出雲神楽を見学した興奮冷めやらぬ中、まず広島県尾道市へ移動しました。
「西の小京都」と呼ばれる尾道市の街並みを千光寺へ向かうロープウェイの中から眺めた生徒たちは、美しい風景に心を奪われているようでした。千光寺を後にし、班に分かれたFW活動を行いました。各班、事前に立てた予定をもとに、自分たちの学びを深めようと活動していました。 尾道を出た後は、呉市に向かいました。てつのくじら館へ行き、呉市とてつのくじら館の結びつきについて学びました。生徒たちは熱心に展示物を見ていました。 移動が多かったこの日ですが、最後に広島市へと移動しました。お借りしたTKPガーデンシティの会議室にて、この三日間の活動を振り返り、班ごとに活動内容や自己変容についてスライドを用いてまとめ、中間発表を行いました。まだ荒削りですが、色々な視点から自分の意見を整理して発表することができました。 行程の半分を終了しましたが、生徒は疲れを見せることなく元気に活動しています。 明日はもみじ饅頭の工場見学や広島市立舟入高校との学校交流を予定しています。 <写真> 1枚目:尾道のロープウェイ山頂駅で尾道の街並みを見下ろして 2枚目:てつのくじら館前での集合写真 3枚目:中間発表の様子 【瀬戸内コース】3日目(10月5日)
昨日までの陽気から一転、少し肌寒い気候の中、瀬戸内コース3日目が始まりました!
本日生徒たちは、香川県の豊島コースと、女木島・男木島コースの2グループに分かれて活動を行いました。 豊島コースは、まず「豊島産業廃棄物不法投棄事件」について、島民である石井様より、事件の概要について大変詳細に説明していただきました。はじめて聞く話もあり、難しい内容もありましたが、生徒たちは多くの学びがあったようです。石井様、本当にありがとうございました!その後は豊島内を巡り、「豊島美術館」の作品や、町中の屋外芸術作品を鑑賞し、充実した時間を過ごしました。 女木島・男木島コースは、はじめに女木島に向かいました。防波堤に並んだ約300羽のカモメ(カモメの駐車場)に始まり、民家の中にある視覚的錯覚を使った不思議な仕掛けの体験型作品(不在の存在)などを鑑賞し、その後、男木島に移動しました。男木島は多くの猫に出迎えられ、「歩く方舟」「部屋の中の部屋」「男木島パビリオン」など多くの民家の中にある作品をみてまわりました。その後、男木コミュニティセンターにて今までの振り返りを行い、これから行われる研修の準備を行いました。 本日3日目でFWは折り返しとなりましたが、生徒たちはさまざまなことを学びながら日々成長しています! 1枚目: 豊島産業廃棄物不法投棄現場を見学する生徒 2枚目: 豊島「海を夢見る人々の場所」にて集合写真 3枚目: 女木島「20世紀の回想」前にて集合写真 【愛知コース】3日目(10月5日)
本日は多文化共生について考える1日でした。午前中はグローバル愛知様と、日本の留学生の方が抱えている困りや悩みについて、社員の方と留学生の方を交えて、ディスカッションしました。短い時間ではあったのですが、社員様や留学生の方が本当に積極的に話してくださり、日本語という言語の奥深さや難しさ、そして日本人の性格についてなど、とても熱心に対話を深めていました。
午後は日本特殊陶業様を訪問させて頂きました。会社見学では「最先端の企業の働き方」とは、こういうものなのかと納得させられるような素晴らしいオフィスを案内して頂き、交流の時間では「そもそも多文化共生がなぜ必要なのか・自身が海外へ留学・就職した際に必要となる力やサポートは何か」についてディスカッションしました。また、SDGsについてのディスカッションも行い、多文化共生についての午前中の学びを深めると共に、多文化共生社会やSDGsを意識した社会というものが、より自分ごととして捉えられました。 夜は船で名古屋港を海上散策しながら、みんなでご飯と景色を楽しみました。途中、本日が誕生日だった学年主任をサプライズで祝う計画が遂行され、学年主任にとっては本当に忘れられない一日となったようです。今日も全員元気いっぱいでした。FW後半も頑張ります! 上:グローバル愛知様との記念撮影 中:日本特陶等業様との記念撮影 下:夕焼けの名古屋港で(乗船直前) 【沖縄コース】2日目(10月4日)
沖縄コース、2日目です。沖縄戦の戦跡をめぐり、平和を学び伝える意義、これからの日本を考える日となりました。
午前中はまず旧海軍司令部壕を館長さんに解説いただきながら見学しました。現地でしか得られない空気感を多くの生徒は感じていたようです。終了後、館長さんへ個人的に質問に行く生徒たちの姿もありました。 その後ひめゆり平和祈念資料館に移動し、平和講話をいただいた後、思い思いに館内を見学しました。自分達と年の変わらない女学生一人一人の姿に思いを馳せ、言葉にならない思いを生徒たちは抱いたようでした。 午後は沖縄県平和祈念資料館にて、沖縄国際大学の学生の方々と交流、ディスカッションを行いました。マスメディアの方も多数取材に来られ、この取り組みに非常に注目されているようでした。館内を一緒に見学し、今日見学した資料館の比較や、首里城の陸軍司令部跡の公開について、そして今も問題となっている基地と安全保障について、お話をいただきながら様々に意見を交わし、短い時間では収まらないほど白熱した議論となりました。 夜はDMMかりゆし水族館を見学、その後沖縄舞踊を見ながら夕食と、今日1日は大変濃いものとなりました。 立場によって意見が異なる、答えの出ない問いを真正面から考えることが、これからの社会を生きる生徒たちの糧となることと思います。全員元気に活動しています! 写真 1枚目:旧海軍司令部壕にて 2・3枚目:平和祈念資料館での交流の様子 【九州コース】2日目(10月4日)
九州コースの研修2日目です。午前中はアクロス福岡にて、二つの講義を受けました。
まず、九州大学の西原教授より、水素エネルギー技術についてお話いただきました。再生可能エネルギーを貯蔵するための研究開発など、水素エネルギーの大きな可能性について、刺激的なお話を聞くことができました。 次に、福岡地域戦略推進協議会の石丸さまからは、イノベーション都市として発展していくための福岡の取り組みについて、実証実験の例を交えながら説明していただきました。 午後からはLINE Fukuokaを訪問し、オフィス見学をさせていただきました。南方さまより福岡市の行政と市民を繋ぐ新しい取り組みを紹介していただき、より身近なスマートシティについての質問にも答えていただきました。 三つの専門的な講義を聞き、質問をすることで自分なりの意見を持つことができ、生徒たちはまた一つ大きな成長を果たしました。 本日最後の活動は班別FWとなります。各班で事前に準備した行程で、福岡タワー、楽水園といった名所をはじめ,様々なところを巡りました。九州コース、全員元気です。 1枚目 水素エネルギーについての講義 2枚目 LINE Fukuoka オフィスツアー 3枚目 班別研修での福岡タワー 【中国コース】2日目(10月4日)
2日目は午前に日御碕神社、出雲大社を参拝し、出雲の伝統文化について学びました。日御碕灯台にも寄ることができ、石造灯台としては日本一の高さを誇る白亜の灯台からパノラマの日本海を背景に島根半島の全景が一望できました。
午後は、まず神門おもてなし協同組合 理事長 田邊さんに、出雲での町おこしについてお話をいただきました。町おこしはどう行うか、神門通りがどうして衰退し、そしてどのように復活を遂げたか、おもてなし協同組合の活動や自身の挑戦も含めてとても詳しく教えていただきました。 お話のあとは一旦、古代出雲歴史博物館の見学をし、その後お話いただいたことを踏まえて神門通りの散策を行いました。10月は出雲だと神在月ということもあるのか、神門通りの様子は賑わっていました。 ホテルに戻って夕食後には、出雲神楽の鑑賞をしました。出雲特有の伝統文化と触れ合い、生徒は感激していました。小さな子どももたくさん参加しており、伝承についても考える機会になりました。 全員元気に活動しています。 3日目は尾道市、呉市へ寄ってから広島市へ向かいます。 <写真> 1枚目:出雲大社にて 2枚目:神門通りおもてなし協同組合 理事長 田邊さんの講話 3枚目:出雲神楽 差海神事舞保存会の方との記念写真 |
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