京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/11/01
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【愛知コース】4日目(10月13日)

 4日目も,全員が企業訪問に向かいました。愛知コースでは,この研修旅行で得た「10年後の私たちに必要となる力」や「皆が持っておくべき姿勢・気概」を,動画やスライドにして共有しあう,プチ発表会を最終日に予定しています。
 各自が訪問先の大人たちから教えて頂いたことを,自分たちなりの解釈をしたり発展させたりして,メッセージ性のある成果物として,アウトプットします。学校ではなかなか行えない「0から1を作り出すクリエイティブな作業」と向き合い,産みの苦しみや喜び,表現の難しさや言葉の持つ力を実感しながら,それぞれの班がよくコミュニケーションをとり,試行錯誤して作業してくれています。
 明日は企業訪問最終日です。知的好奇心と探究心を全面に押し出して,たくさんのことを学んできたいと思います。

〔写真〕上 :朝日新聞様 講義の様子
    中上:イベント21様 企画作りのワークショップ
    中下:松枝衣裳店様 着物のたたみ方講座
    下 :ディー•ディー•エス 集合写真   

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【九州コース】4日目(10月13日)

 本日より北九州市での活動になります。北九州市はSDGs未来都市に認定された都市であり,SDGsの達成に向けて活動する企業や団体,人に触れる学習を通じて,どのようにして未来の世界をつくっていくのかを考えるプログラムとなっています。生徒はSDGs達成に向けて新たな製品を生み出す「モノづくり」,教育や啓蒙活動など,人々に伝える「ヒトづくり」,ゼロカーボン地区の運営など組織やシステムを作り出す「マチづくり」の3グループに分かれて学習を進めていきます。
 本日は午前に環境ミュージアムに訪問し,北九州市が直面して克服してきた公害について学んだり,北九州市上下水道局の方からご講演いただき,水の衛生がいかに人々の生活水準と直結しているか,SDGsの達成に向けて市をあげて取り組むための工夫などについて学んだりしました。
 午後からは「モノづくり」グループは北九州市立大学に訪問し,大学生とSDGsについて意見交換を行いました。また,大学生が自主的に参加するSDGs活動の紹介もあり,高校での活動と大学での活動の幅の違いを実感していました。年齢の近い大学生と活発に意見を出し合う中で,SDGsに対する考え方も深まりました。「ヒトづくり」グループはJICA九州様に訪問し,SDGsへの取り組みについて学ぶことに加え,カンボジアで国際協力をされた方にご講演いただき,地球規模で自身のくらしや価値観について考える機会となりました。「マチづくり」グループは多くの事前学習を重ねてきた生徒たちですが,エコタウンセンターでの活動を通じて,やはり実際に見聞きするとより理解が深まったと感動していました。「百聞は一見に如かず」を実感できたとても有意義な活動でした。
 その後,コース全員で夕焼けの門司港レトロを観光し,その景色を味わいました。4日目を終え,たくさんの刺激を受けている様子が伺えます。明日も盛りだくさんのプログラムが準備されていますので,更なる成長を期待します。九州コース,全員元気です。

〔写真〕上:「モノづくり」グループ
    中:「ヒトづくり」グループ
    下:「マチづくり」グループ
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【東北コース】4日目(10月13日)

 午前中は東北大学災害科学国際研究所の先生方からZOOMで講義をしていただきました。この講義は生徒が東北大学の先生と何度もやり取りをして準備を進めてきたものです。講義内容は,災害時のロボットについて・災害精神医学・災害伝承学・研究所についての各専門の先生方から説明していただきました。時間が足りなくなるほど質疑応答では質問がたくさん出て,時間内にできなかったディスカッションは夜の振り返りの会で行いました。ここでも活発な議論となりました。各班で内容をまとめ,後日東北大学にメールでお伝えする予定です。
 これまで被災地訪問や語り部の方からのお話を伺うことで感じることがありましたが,災害に関する専門家の方のお話はまた新たな視野を広げることができました。阪神淡路大震災との違いや災害時に活躍する蛇型ロボットに関する内容をはじめ,様々な研究について知ることができ,最後には自分たちがこれからすべきことについて考えることができました。東北大学との活動は大変充実した取組になりました。
午後からはこけしの絵付け体験のために秋保へ行きました。筆を使いこなすのは難しかったのですが,楽しみながら思い思いにこけしに絵付けをしました。
 その後,秋保大滝を見に行きました。落差55mの迫力ある滝を見て全員が大興奮です。秋保の山々や自然を肌で感じることができた時間となりました。

〔写真〕上:東北大学とのZOOM講義
    中:こけしの絵付け体験
    下:秋保大滝にて
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【瀬戸内コース】4日目(10月13日)

 今日からは,昨日までの発表班とはメンバーを入れ替えた新しい班で活動します。香川県を拠点としたフィールドワークは本日が最終日です。この2日間の経験をもとに,さらに深い学びを求め多くの班が朝早くから出発していきました。
 主な行先としては,昨日に続き,美術館などの芸術関係,豊島などの瀬戸内の島々,加えて歴史探求の班もあり,石垣の名城の丸亀城や坂本龍馬生誕の地を目指して高知まで足をのばす班まで様々です。
夕食後に,各班の交流発表を行い,今日という日がいかに充実したものであったかをお互いに確認できました。

〔写真〕上:猪熊弦一郎現代美術館
    中: 父母ヶ浜
    下: 高知(龍馬像・桂浜)

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【沖縄コース】4日目(10月13日)

 いよいよフィールドワークも折り返しです。
 今日は朝にチビチリガマ,シムクガマ,座喜味城跡地の3箇所を,風の会という沖縄地上戦の悲惨さを語ってくださる方から講話していただきました。本当に生きたくても生きることができなかった命があったこと,人が人でなくなる戦争があった事実を,新しい世代にしっかりと伝え,二度とこのような悲劇を人類は繰り返すことのないことを熱く語っていただきました。
 午後からはおきなわ世界塾の平和学習1回目です。昨日の会場でもある嘉数公民館の周辺,嘉手納町エリアフィールドワークに向かい,基地問題に関して考えました。嘉数高台から見下ろすと,目と鼻の先に普天間基地があり,その上空を飛ぶオスプレイの音が驚くほど大きいこと,そしてその近辺には小中高,大学まであり,過去にヘリが墜落する事故や,その大きな部品が小学校に落下していることなど,様々な複雑な思いを抱えながら住民の方々は米軍基地と共存していることを知りました。また,沖縄戦では京都を含め,三重や滋賀などの人たちも戦争に参加し,この地で,故郷を思いながら,亡くなったことも知りました。
 明日の午前中は,平和学習と沖縄の自然学習に分かれて研究したい分野の活動を行います。今日学んだ,今得た知識を自分達の未来にどう活かすのかを考え,また一つ新しい発見につなげてくれれば,と温かく見守って行きたいと思います。

〔写真〕上:ガマの見学後にガイドの方からの説明を受けている様子
    中:座喜味城後にて
    下:嘉数高台からの普天間基地のオスプレイ
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後期始業式(10月13日)

 3日間の秋休みが終わり,本日から後期が始まりました。
 1限目にアリーナで後期始業式を行いました。現在,2年生は国内フィールドワーク中のため,1・3年生のみの実施です。 
 はじめに岩佐校長は挨拶の中で,東京オリンピックの卓球混合ダブルスの準決勝の大逆転勝利の際の水谷選手のコメントを例に「あきらめずに取り組むことの大切さ」をお話しされました。引き続き,前期に活躍した生徒の表彰を行い,陸上競技部の生徒が伝達表彰を受けました。今年はコロナ禍での試合となりましたが,選手諸君は精一杯頑張り,成果を残してくれました。
 <swa:ContentLink type="doc" item="128984">→ 表彰者一覧はこちら</swa:ContentLink>
 今日から後期の始まりです。気持ちを新たに,学校生活を送りましょう!

〔写真〕上:岩佐校長挨拶
    中:伝達表彰の様子
    下:表彰されて陸上競技部の選手の皆さん
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【隠岐・広島コース】3日目(10月12日)

 3日目は「『ヒト』に触れる」をテーマに,隠岐に住む様々な人との交流を行いました。
 隠岐島前教育魅力化プロジェクトの方からのオリエンテーションの後,6班に分かれ,海士町にて魅力的な活動をされている方のもとへインタビューに伺いました。インタビューを通して,自分の気持ちに素直に生きることの大切さと感じる生徒も多くいたようです。
 午後はグループワークからスタートしました。午前中の活動の交流をした後,自分一人で考える時間を取りながら,この3日間隠岐で経験したことや感じた気持ちをoutputしていきました。
 夕方は隠岐島前高校の生徒と交流会を行いました。各高校の代表2人で司会進行をするなど,互いが融合した和やかな雰囲気でスタートしました。島前高校生の弾けるような明るさに最初は圧倒されている様子でしたが,段々と打ち解けて,全員が1つになっていたように感じました。最後には,メッセージを寄せ書きし,素敵な旗が完成しました。とても濃い時間を過ごしました。島という特殊な環境で生活している同世代の存在は,西京生にとてもいい刺激をいただきました。
 「可能性に向けて『わたし』を開く,素直になる」隠岐の人々から,コースのテーマ「ジブンを変える鍵探し」のヒントとなることをたくさん教えていただきました。明日からは舞台を広島に移し,もう一つのコースのテーマ「セカイを変える鍵探し」を行っていきます。

〔写真〕上:インタビュー先の皆様と一緒に(6班)
    中:島前高生との旗作り
    下:出来上がった旗と共に集合写真

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【瀬戸内コース】3日目(10月12日)

 本日は,昨日に続き班別活動です。全体での移動もないので,1日という時間を十分に使い計画的に活動ができます。
 昨日の講演会も含め,事前学習の段階で香川県と芸術との深い関係を学んできたので,多くの班が直島を中心に「芸術」に関するテーマを持ちフィールドワークに臨みました。
 また,別の班は香川県庁を訪問し,香川県交流推進部県産品振興課の藤本様より,「『かがわの食』Happy プロジェクト」についてのお話を伺いました。食を通した地域振興の取組のお話は非常に興味深く,生徒からの質問も次々と飛び交い,活発な意見交換の時間となりました。また,お話を伺うだけでなく,事前学習で調査したことをもとに生徒からは,PR方法についての提案のプレゼンを行いました。これに対しては,「自分たちが思い付かないような視点や参考になる点もあってよかった」というコメントをいただきました。
 今日は,地元をもっと魅力的にしたい考える人たちの思いがどのような過程を経て形になっていくのかを知ることができ,学びや気づきの多い1日となりました。

〔写真〕上:直島にて
    中:イサムノグチ庭園美術館にて
    下:香川県庁でプレゼンをしている西京生
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【九州コース】3日目(10月12日)

 奄美大島での体験活動最終日,雨天となりましたが,午前は原生林トレッキングをするAグループと伝統的な泥染を体験するBグループとに分かれました。
 Aグループではエコツアーガイドの解説を聞きながら実際の動植物に触れ,奄美大島の生態がどのような変遷を経てきたのか,今後どのようになっていくのかといったことを考えることができました。Bグループでは泥の中に裸足で入り,各々模様をつけたハンカチに染色していきました。その後は伝統的な装飾である「大島紬」の制作過程を見学し,その緻密さに生徒は大変驚いていました。
 昼食は奄美名物の鶏飯をいただき,食においても奄美を感じることができました。午後は奄美大島を世界自然遺産登録に導いた奄美大島エコツーリズム推進協議会会長の喜島浩介様にご講演いただきました。世界自然遺産登録に向けた苦労や今後の島への願い,環境保護と経済との両立に向けた取り組みなど,貴重な話を聞くことができました。
夜には飛行機で北九州に移動し,3日目の行程を無事に終えました。明日からは北九州でSDGsをテーマに企業訪問や学校交流などを行なっていきます。九州コース,全員元気です。

〔写真〕上:染物体験での集合写真
    中:原生林トレッキングの様子
    下:講演会の様子
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【愛知コース】3日目(10月12日)

 本日も,全ての班で企業訪問が行い, 10年後の私たちに思いを馳せてきました。
 広告の「産みの苦しみ」と喜びを学んだ班,最先端の小学校に訪問して常識の枠を取り払ったカリキュラムを体験してきた班など,本日も多岐に渡る体験や学びを得て,ホテルに戻ってきました。通常の学校の授業では学ぶことの出来ない「仕事観」や「人生の哲学」,「仕事のやりがい」について学び,最先端で走り続けている大人の「熱源」に触れることができたように思います。
 恒例の1日の振り返りでは,「将来新しく出来る仕事は,実は今あるものからの派生である」という前提のもと,新しく派生してできる新職種を考えて,ピッタリの名前をつけるというゲームをみんなで行いました。教員も参加しましたが,自由に発想できるようで実はとても難しく,とても楽しいものでした。
 1つの班が学んできたこと,体験してきたものを全体に返しながら,愛知コース全員で大きく成長していきたいと思っています。

〔写真〕上:シンテックホズミ様
      (代表取締役社長 加藤様との対談の様子)
    中:瀬戸SOLAN小学校での集合写真
    下:ネットアーツHUG様(講演の様子)
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