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最新更新日:2025/06/16 |
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜![]() 生徒の皆さん,皆さんには将来就きたい職業がありますか。それを「夢」と表現する人もいるかもしれませんね。今回は私のことを書きます。何かの参考にしてもらえれば嬉しいです。 私は,小学校の5・6年の時の担任の先生が好きで,「先生」という職業に憧れを抱きました。結構わんぱく者だった私を大事にしてくださったという印象を今ももっています。中学校の入学式では「新入生代表」で誓いの言葉を述べさせてももらいました。教員養成系の大学に合格したときも教員採用試験にパスしたときもその先生に報告しました。そんな私は,実は“小学校の先生”になろうと思っていたのです。採用試験も小学校を受験しました。体育の実技試験がこの二条中学校で行われたことを思い出します。小学校の先生を目指した理由はもう一つあります。当時は全国的に中学校が厳しい“荒れ”の状態にありました。保護者の方の中には覚えておられる方もあると思いますが,「金八先生」でそういう学校の様子がモチーフとなり,生徒の加藤が逮捕されるというストーリーが話題を呼びました。大学生だった私は,元々「小学校の先生になりたい」という気持ちがあったからでしょうが,『小学校教育がしっかりとしていれば,中学生が荒れることはない。』と本気で考えていました。だから一層,小学校の先生になりたいという気持ちを強くしていました。 大学の卒業式までの期間,私は最後の休暇を楽しく過ごすべく春山へスキーに行っていました。そこへ母からの電話です。「産休でお休みになられる先生の代替教員として明日から勤務してほしいと教育委員会から連絡があったよ。」翌日,真っ黒に日焼けした顔で初めての職場へ向かいました。そこで40日ほど過ごすことになったのですが,その途中で教育委員会から呼び出されました。「君を中学校教諭として採用したいのだが,意向はどうか。」そんな事を言われて断ることもできず,中学校の先生としてスタートを切ることになりました。 ここから先は昨年度の3月14日号に記した通りです。生徒指導に追われる日々に負けそうなときには,『とりあえず3年間は踏ん張って,小学校の先生に戻してもらおう!』と考えたりもしました。ところが,初めての卒業式を観,翌年初めての卒業生を出した時には『小学校の先生に戻りたい』という気持ちは全く失くしていました。 アッという間に教師生活を終える年を迎えました。そんな年にコロナウイルス騒動で,十分な仕事ができないもどかしさを感じてもいます。今こそ敢えて言いたいです。「教師は,やりがいのある素晴らしい職業です。」この仕事に就いて,これまで頑張ってこれたことは本当に良かったと思っています。「自分がやりたい,こんなに楽しい仕事をしていて給料までもらっていいのかな。」新規採用当時,実際に感じたことですが,このことは今でも思っています。 令和元年度学校評価アンケートの集計結果について
令和元年度に実施させていただきました学校評価アンケートの結果を配布文書に掲載させていただきました。
生徒の集計結果です。 ⇒<swa:ContentLink type="doc" item="104658">令和元年度 学校評価アンケート(生徒)</swa:ContentLink> そして保護者の集計結果です。 ⇒<swa:ContentLink type="doc" item="104661">令和元年度 学校評価アンケート(保護者)</swa:ContentLink> 今年度もよろしくお願いします。 『日差しが眩しい』
おはようござます!
空気は冷たいですが,眩しいくらいの日が差しています。好天です。 元々植物が豊富なわが校ですが,昨年度来られた用務員さんが飼育や栽培のお好きな方で,益々花が多くなっています。 また,6組の学習園にも花が美しく咲き始めています。 この楽園に早く生徒が戻ってきてほしいと願っています。 ![]() ![]() ![]() 『今日も頑張ってた』
昨日も会った卒業生たち。今日も頑張っていました。
彼らは面白い走り方をしていました。 あっという間に追い抜かれていったかと思っていたら,しばらくすると歩いており,私の方が抜きます。またしばらくすると後ろから猛スピードで走ってきます。 ニジョランではまれなタイプですね。 とにかく楽しんでいるようでOKです。 ![]() 『頑張ってる!』
昼食を買いに出たとき,ニジョランを終えた2年の女子に会いました。
私が手を振ると,思わず振り返して『しまった。どうしよう!?』という表情をしていました。全然気にすることないのに可愛いです。 「今日は,もう走り終わったのか?」 「ハイ,終わりました。」 その後はいつもの通り爽やかな声が返ってきました。 がんばれっ! コロナなんかに負けるな!!! ![]() 『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜![]() 毎年,年度の最初の職員会議で二条中学校の「目指す生徒像」を共有します。校長が提案して全教職員で確認します。今年度,少し変更しました。以下に紹介します。 ★「確かな学力」を身につけ,希望する進路の実現に向けて学力向上に取り組む生徒 ★豊かな人権感覚を磨き,「共生社会」の実現を目指して行動する心豊かな生徒 ★「生命の尊厳」をすべての基盤として,心身を鍛え,心身の健康に取り組む生徒 これまで通り「知・徳・体」の観点から生徒像を定めていますが,子どもたちにはバランスよく成長していってほしいという願いを込めています。このバランスのことで言うと面白いたとえがあります。大学生の頃,「倫理学概論」という講義の中で小寺正一先生から聞いた話です。強烈な印象があったので,その後もずっと覚えています。 因みに,小寺先生は大学を引退後,京都市教育委員会の顧問としてご活躍になられました。私も委員会に在籍した3年間は楽しく一緒にお仕事をさせていただきました。 「すごく頭がよくて,運動能力抜群の“泥棒”が居たらどうか」という話で,人が社会で生きていく上で「徳」の部分が如何に大切かということが言われています。 さて,二条中学校ではこの2年間,生徒に「対話できる力」をつけるべく取り組んできました。各教科,全学年がチームとして一斉に取り組んだので一気にその力が高められたのではないかと思っています。 ところで,なぜ「対話できる力」なのかをもう一度説明しておきます。 子どもが社会に出たとき,生きていく上で必要とされる力が見直されて久しいです。「何を知っているか」(知識・理解)よりも「何ができるか」(技能・表現)により重きが置かれるようになりました。とりわけ,表現力の中でも周りの人や取引先の人に上手く自己表現が出来たり,商品の価値を伝えたりできる力(コミュニケーション力)が重要であるとされました。実際,私の息子から聞いた話ですが,彼が受けた会社の面接は次のようなものだったそうです。面接官が言います。「私は活字を読むのが嫌いです。そんな私を『本を買いたい』という気持ちにさせてください。」 「終身雇用制」も「年功序列賃金制」も一般企業ではなくなってきました。新しい企業ほどこの傾向は強く,優秀な人材のヘッドハンティングや転職,若い人の起業はまったく珍しくありません。このような時代だからこそ,自己表現力や,とりわけ豊かなコミュニケーション力が必要になってくるのです。また,会話や対話は脳を活性化するだけでなく,対話の中から得られた知識は定着しやすいともいわれています。 新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から,授業内容を変更していく必要があるとは思いますが,今年度も生徒に「対話できる力」をつけるべく授業を工夫・改善して取り組んでいきます。保護者や地域の皆様方のご理解とご支援をお願いします。 ※写真は昨年度の1年生の授業の様子です。 『通学圏別合同説明会の中止について』
昨日,タイトルの通知が届きました。
例年,通学圏別に公立高校の合同説明会が行われています。 (今年度は,まだお知らせを配ることもできていませんでした。) 全国に緊急事態宣言が発出されたことに伴って,以下のイベントを中止することになりましたので連絡します 対象通学圏 日時 会場 京都市・乙訓通学圏 6月21日(日) みやこめっせ なお,次は,10月18日(日) 国立京都国際会館で行われる予定です。 『今朝も曇り空』
おはようございます!
この時期にしては寒い朝になりました。天気予報によると,3月上旬の気温だということです。風邪などひかないよう,厳重に注意しましょう。 風邪をこじらせて身体が弱っているところにコロナウイルスが入ってきたりしたら,それこそ大変です。 校門を入ったところのハナミズキは美しく咲きました。校門外のは見ごろになるのにはもう少し時間がかかりそうです。さつきに続いてつつじも咲き始めています。既に咲き誇っているチューリップと合わさって,花いっぱいになる日が楽しみです。 昨夕,ニジョランをしたのですが,たくさんの生徒に出会いました。昨日は卒業生が多かったですね。皆さん,元気よく「こんにちはっ!」と声を掛けてくれました。 ![]() ![]() ![]() 『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜![]() 10年前に知り合った書家の先生から今年も“キャッチフレーズ”を届けていただきました。「直接会ってお渡ししたかったのですが,こういうご時世ですし郵送にしました。」事前にお電話を頂いていました。 校長として初めて赴任したのが山科区にある花山中学校です。部活動が盛んで,体育大会では当時でも既に珍しくなったマスゲームに取り組んだり,学年劇と合唱コンクールの両方をやったりと諸行事は大いに盛り上がります。ヤンチャな生徒もいましたが,全体としてとても人懐っこい生徒たちが在籍しました。地域とのつながりが強く,地域の方に来ていただいて様々な活動をしていました。その中に書道の授業もありました。「ヤンチャな子たちもよく頑張るんですよ。もう可愛くてかわいくて…」ニコニコ笑いながらいつもそう言って1時間の授業を終えられました。 3年目に「学校教育目標」に手を加えた際,それを大書してもらって玄関に飾りました。その年の創立50周年の式典の際には,式場と玄関に掲げる「題字」を書いていただきました。「こんな大役を任せて頂けただけで光栄です。自分が卒業した中学校ですもの,頂戴する訳には参りません。」と,謝礼は一切受け取られませんでした。 次の学校へ異動しても,私は年度当初に“キャッチフレーズ”を定めて,生徒と教職員,保護者の皆様で共有していました。春先のある日,突然その先生から電話がかかってきました。「校長先生,HPで見ました。先生の学校の“キャッチフレーズ”や学校教育目標を書かせてください。」 二条中学校でもやりましたが,生き方探究教育の一環として,「書家」という職業について,その職業に就いた経緯や喜び等をお話ししていただき,その後,学年集団の目の前で大書パフォーマンスをしてもらいました。生徒が驚いたことは言うまでもありません。本校で書いて頂いた作品(「誇」「絆」「熱」)は玄関に今も飾ってあります。 教職員バレーボール大会に向けて,毎年オリジナルのTシャツやポロシャツを作るのですが,前の学校の時からこの先生に書いてもらった作品を背中に入れています。学校名も入っているので,公道を歩くときは少々恥ずかしい気もしますが,バレーボール大会や体育大会の時などには教職員も喜んで着てくれています。また,一昨年度からはPTAの方もお揃いのデザインでTシャツを作られ,体育大会や部活動の応援などの際に着て来られています。 校長と地域の方という関係からスタートしましたが,今では私の学校経営のよき“理解者”であり“協力者”の一人となっていただいていると勝手に思っています。 この方だけではありません。地域やPTAの皆様など,『二条中学校や不肖・澤田を応援してやろう!』と思ってくださる方々のためにも,今後も出来ることに全力で取り組んでいきます。皆様,いつも支えていただき,本当に有難うございます。 『有難うございます!』
今年もいただきました。
花山中学校の校長時代にお付き合いができた書道の先生から今年も“キャッチフレーズ”が届きました。 毎年,本校のHPを見ては書いてくださいます。早速,校長室の壁に掛けました。 ありがとうございます。 もちろん作品を頂けたことはうれしいのですが,それ以上にこうした関係を続けてくださっていることが嬉しいです。大切にします。 ![]() ![]() |
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