京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/28
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Canvas 描くのは私達

『卒業生登校』その2

 「なあなあ,みんなで撮ってもらおっ!」

 男女の仲が良いのもこの学年の特徴です。
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『卒業生登校』

 卒業生が登校してきました。
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『準備は整った!』

 おはようございます!

 いよいよ「第71回卒業証書授与式」の当日を迎えました。

 準備の最後は校門付近です。それも若手の教職員中心で朝から整えてくれました。
 準備は万端です。
 
 あとは卒業生と保護者・ご来賓の方を待つばかりです。

 式は9時30分から行います。
 生徒の集合は9時,保護者やご来賓は9時15分にはお越しください。
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「魂のぶつかりが発する熱」
 いよいよ明日は「第71回卒業証書授与式」です。今年は,新型コロナウイルスの関係で,そもそも式がやれるかどうか危ぶまれましたが,規模の縮小と時間の短縮という原則のもとで挙行できることになりました。いくつも制約はありますが式を挙げることはできるのですから,その場に集ったメンバーで心のこもった卒業式にしたいと思います。
 さて,卒業式は,学校で行う最後の学習の場面です。学習とはいっても,当然のことながら各教科の学習のように知識や技能が身につくものではありません。この場は,感動を通して心を育む最後で最高の場面です。
 もちろん,学校では国語や数学などの教科の学習を通じて知識や技能を身に着けます。その所謂「狭義の学力」はとても重要です。しかしもう一方で,心を育んだり身体を鍛えたりすることも,中学生が今後の人生を生きていくうえで大変重要な教育だと感じて取り組んでいます。むしろこちらは,塾や家庭では決して身に着けられない重要な教育だと信じています。
 「子どもが変わった」「教育の現場が変わった」「昔はよかった」etcそんな言葉を聞くことがあります。しかし,私は決してそうは思いません。
子どもたちの遊びの中身が変わった,子どもたちの興味・関心の対象が変化した…,確かにそんなことはあると思います。でも,子どもの本質というか,心根とでもいうのでしょうか,そんなものはかつての子どもたちと比べてちっとも変っていないと思っています。いつの時代も,中学生は熱い関わりを求めています。少々斜に構えて大人を見ている部分も昔と同じです。興奮することがあるのと同時に深く感動する心ももっています。ちょっと見た限りで「子どもが変わった」と思ってしまって,大人の側が関わり方を変えてしまっているのです。だから,その関わりが生徒の本質まで届かず,子どもに変化が現れないから変わったように見えてしまうのだと思います。
 二条中学校の生徒指導を見ていると,かつての指導(冗談っぽく「昭和の指導」と言ったりしています…笑…)を見ているように思えることが多いです。生徒は部活動の際など,熱い心をむき出しにしている子が多くいます。また,注意されたり叱られたりすると拗ねたり反抗的な態度をとる子もいます。一方で,そんな生徒に対して本気で叱る先生の姿があります。こんな魂と魂とのぶつかり合いのある中学校は少なくなっているように思えます。
 教職員はこれまでの期間,できる限り感動的な卒業式にしたいと準備をしてきました。卒業生たちはきっと教職員の気持ちを汲んで,その熱に応えてくれると思います。教職員の思いと生徒の思い,生徒の魂と教職員の魂が交錯する熱い卒業式が,今年も挙行できるものと楽しみにしています。

『アーチ制作』

 これも,例年ならば美術部の人たちがやってくれているのですが,今年度は教職員で制作しています。
「アーチづくりが,こんなに大変だとは思いもしませんでした。」
 ある先生の言葉です。
 
 それでも,徐々に人数が増えていきました。
 
 デザインは,随分前の卒業生が来て描いてくれました。
 本当にありがとう。

 校門にかけるのは明日の朝になります。卒業生の皆さん,保護者の皆様,これも楽しみにしてください。
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『式場準備」その3

 おはようございます!

 現在,講堂の周囲では,明日の卒業証書授与式の準備が着々と行われています。
 今年度から壇上に金屏風を立てることもできました。

 本校ほどの伝統校なのにこれまで金屏風がなかったので,教育委員会にお願いして予算を頂きました。また,PTAに一文字幕も新調していただき,これで壇上が一層華やかになりました。
 
 明日の卒業証書授与式でお披露目をさせていただきます。卒業生の皆さんも楽しみにしていてください。
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「あれから9年」
 あれからもう9年が経ったのかと思います。2011年3月11日午後2時46分のことでした。この年度,校長となった私は初めての卒業証書授与式に向けて校長室で式辞を作っていました。卒業生たちは,卒業前行事で楽しみにしていたUSJに行っていました。机から何かが落ち,それを拾おうとしたとき,大きく“ユーラ・ユラーッ”としたのを感じました。はじめは『めまいがしたのかな』と思ったのですが,しばらく続くその揺れに地震であると分かりました。校長室から顔を出すと,同じようにして保健室の先生が顔を出していました。
「地震やんな?!」「はい,多分そうだと思います。」
 東北地方であんなに大ごとになっていることをその時点では全く知らなかった私は,そんな呑気な会話をしたのを覚えています。
 地震情報を得ようとTVをつけたところ,震源地であると思われる東北地方の様子が映し出されていました。TV局のオフィスでしょうか,事務机やロッカーが激しく揺れたのちに倒れる(吹っ飛ぶ)映像が映し出されました。やがて,それまで見たことのない映像を見ることになりました。とにかく広い農地にものすごい幅(量)の濁流が流れ込んでいきます。その時はそれが津波だとは分かりませんでした。津波といえば,例えばプロのサーファーが大きな波に乗りますが,そんな波が海岸に向かって襲ってくるのかと思っていたからです。海の水が田畑を飲み込んでいきます。押し寄せる海水から逃れようと疾走する自動車も見ました。しばらくして,海岸近くの町の様子が映し出されました。自動車や家や電柱などがぐちゃぐちゃになって流れる映像です。海底で地震が起こるとなぜ津波が発生するのか,未だにその科学的構造はよく理解できませんが,その恐ろしさは脳裏に焼き付けられました。
 刻々と東北地方の惨状が明らかになっていきます。海水が引いた後,建物の上に自動車や大型船が乗っかっているのを見て,どれほどの量の海水が流れ込んできたのか想像することができました。そのころになると,地震とその後の津波によって行方不明になっている人についての情報も流れ出しました。児童・生徒が教職員とともに津波にのまれた学校があることも知りました。TV画面を観ているのがつらかったです。
 何日か後,次の大惨事が明らかになってきました。地震と津波による原子力発電所の事故です。地震と津波による死者と行方不明者が18000人も以上いるのに,いつ治まるか見当もつかない放射線による被害が広がりつつあることも報道されました。
 あれから9年が経ちました。私たちは,あの大災害とそこで起こった人々の様々な行動,犠牲となった多くの人たちのこと,今も残されている課題について,決して忘れてはいけません。今の中学生は,その当時まだ小学生にもなっていません。是非とも今日,家族で当時の話をしてみてほしいと思います。

『式場の準備』

 明後日の「卒業証書授与式」に向けて,今日のところの準備が終わりました。

 残すは壇上の飾りつけです。
 これについては明日行います。
 式場に卒業生を迎える用意は着々と進行中です。

 校門に国旗と市旗を揚げるのは当日の朝になります。
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『あれから9年』

 おはようございます!

 生徒の皆さん,保護者・地域の皆様,いかがお過ごしですか。調子はどうですか。生徒の皆さんは計画的に学習してくれていますか。
 皆さんが各家庭で自覚をもって過ごしてくれていることを願っています。

 さて,東日本大震災から9年目の朝を迎えました。昨晩,今朝と,TV等の情報番組ではその話題がよく出ています。

 亡くなられた方々への鎮魂の意味も込めて,本校でも校門に半旗を掲げています。
 また,今年は教職員だけですが2時46分には東北地方の方角に向かって黙とうをささげるつもりです。生徒の皆さんや保護者・地域の皆様もその時刻になったらその場からで結構ですからぜひ協力してください。
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「授業の中で生徒指導を行う」
 かつて,中学校が生徒指導で忙しかった頃,中学校では学習指導よりも生徒指導が優先されるような風潮がありました。全国的に中学校が“荒れ”の状態にあったことがこの風潮の背景にありました。生徒の“荒れ”を治めなければ学習指導どころではないと考えられていました。ちょうど私が教師になった頃から10年以上はそんな状況でした。
 ある時から「生徒指導は授業の中でするべし」と言われました。生徒指導と学習指導とが学校で行う教育の両輪で,同時に行われることはないと思われていた頃だったので,初めて聞いた時には驚いたのを思い出します。
 学校の一日は概ね9時間で,その中で授業が6時間あって最も多いです。次が部活動でこちらは2時間程度,残り1時間が昼食時間を含めた休憩時間です。だからこそ,最も多くの時間を使う授業の場面でこそ有効に生徒指導を行うべきだという考えが出てきたのでしょう。
 「話す」・「聴く」態度や板書の取り方など,全員がビシッとしていることを「授業規律」ができていると言ったりします。はじめは,この「授業規律」を整えることこそが授業の中で生徒指導を行うことだと思いました。やがて,“発表することや話し合うことの楽しさ”を学ばせることで学習が活性化し,態度や言葉遣いなどを別個に指導する必要がなくなるということに気づきました。今では,学習を活性化させることで,学力がつくのと同時に自然と生徒指導(「生活指導」といった方が適切かもしれません)もできるのだと思っています。
 昨年度から生徒に「対話する力」をつけるべく研究に取り組んできました。各教科の授業だけでなく,道徳や,学級活動や学年集会などの特別活動,総合的な学習の時間などあらゆる学習活動に「対話の場面」を取り入れる工夫をするようにしています。
 公開授業を行う機会も増えました。本校の教師が,子どもたちがよく活躍した所謂「よい授業」をすると,他校の先生方から「二条の子どもたちだから…」と言われたりもします。確かに二条中学校の生徒は素直で従順な子が多いです。でも,何も指導せずに「対話の場面がふんだんに取り入れられた授業」ができるはずはありません。教職員がチームになって全体で取り組んだからこその結果であると思っています。
 学年には「授業規律」をつけさせることが得意な教師もいれば,グループ学習やペア学習をさせることが得意な教師もいます。後者だけだと教室全体がザワついたり,場合によっては授業としての体をなしていないかのような状態になったりもします。一方,授業規律を整えるだけだと,授業が堅苦しく活発な意見交換ができなかったりもします。だからこそチームで取り組む意味があり,その効果が上がるのです。様々な得意分野を持った教職員が同じ子どもたちを指導したから一気に授業が改善されたのだと考えています。現在,二条中の教職員は,「授業の中で生徒指導をする」という意味をどんどん膨らませて考えられるようになってきています。

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京都市立二条中学校
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