京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/16
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「自分らしく」
 澤田校長先生へ
 この度は二条中学校3年生のご卒業,おめでとうございます。コロナの影響で例年とは違う,逆に心に残る卒業式になったことと思います。親として,式に出席し,卒業生と共に我が子を送り出してあげられなかったことが残念でなりません。でも,これもなかなか経験できることではないか!!とも思っています。
 小学校のころから不登校になり,何年も学校生活を送ることがなかった子ですが,校長先生はじめ,たくさんの先生方の寛大なお心でいくつもの場面に参加させていただけたこと,心より感謝しております。
 校長先生の下,3年間通っていたら何か変わっていただろうと思うこともあります。楽しかっただろうなと私は思うのです。でも,親の想いと子の想いは違うことがこの“不登校”を通じて分かりました。この学年の不登校生は少し多いと耳にしました。二条中だからではなく,個人・家庭・環境・性格,色んなことが要因だと思っております。業務の多い中,不登校児への対応も,先生方の労力,本当に大変だと思います。何度も足を運んでくださったこれまでの担任の先生方に本当に感謝しております。
 短い間でしたが,見守っていただいて本当にありがとうござました。校長先生としての残り少ない教師人生を思いっきりそのままで駆け抜けてください。影ながら楽しみに拝見させていただきます。
 最後になりましたが,先生方のご多幸と更なるご活躍をお祈り申し上げます。
追伸 
 朝の校門で,校長先生の「おはよう!」に何度も元気をいただきました。
 卒業生の親として,また見かけていただきましたら「元気」を分けていただけたら嬉しく思います(笑)。
 いつまでも変わらず,元気で先生や生徒の“長”でいてください。
 卒業式の日に保護者の方からいただいた手紙です。ご本人に了解を得て掲載しました。この生徒のことをよくご存じの方には手紙の差出人が分かるかもしれませんが,特定できないよう固有名詞をはじめ一部を書き換えています。これも了解済みです。
 生徒,保護者の方,担任と私の4人だけで行った卒業証書授与式も厳粛に執り行えました。「君の長い人生に比べたら不登校だった期間なんてほんの僅かや。そして,このことにはきっと意味がある。無理はせんでええから,何年か先,そう思えるようにしっかりと生きていくんやで。君も大切な卒業生や。困ったことがあったら相談においで。みんな大歓迎で待ってるしな。」学校長式辞にかえてそう言葉を掛けました。
 生徒の目がまっすぐに私を捉え,やがてゆっくりと頷き「はい!」と答えました。92人の卒業生に92通りの人生が待っています。自分の人生です。自分らしく歩んで行ってくれることを心より願い,見守り続けたいと思います。

『3年生のいない学校』

 おはようございます!

 金曜日に卒業証書授与式を終え,今日からは3年生が在籍しない期間になります。例年は3〜4日ですが,今年度はGWの10連休の関係で長くなりました。とは言っても,新型コロナウイルスの関係で結局生徒は登校しないのですが…

 さて,今日は「公立高校前期選抜試検」の合格発表があります。
 10:30分に各校で発表されるのと同時に,昨年度同様WEB上での発表も行われます。全員が念願の高校へ合格していることを願うばかりです。

 合格した人は手続きがあります。また,前期選抜で合格した人も忘れないようにしましょう。
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「力を蓄えるとき」
 コロナウイルスの感染拡大が止まりません。首相は,わが国では一定程度感染の拡大を抑えているとコメントしていますが,それでも感染者は徐々に増え続けています。一方,今はイタリアをはじめとするヨーロッパで感染拡大が深刻です。
 国内でも春の選抜高校野球をはじめとして,数々のスポーツの大会やあらゆる分野のイベントが中止されており,いったいいつ終息するのか不安が募るばかりです。24日の修了式や30日の離任式は予定通りできるのか,部活動はいつ再開できるのか,もっと言えば,来年度の入学式や5月に予定されている修学旅行はどうなるのかなど,不安や心配は大きくなるばかりです。またイギリスで,コロナウイルス騒動の一つとして,アジア人に対する嫌がらせや差別的行動があったという報道を知り,憤りを感じるとともに,大きな不安を前にしたときの人間の弱さと醜さを再認識した思いです。
 本校生徒の皆さんには,是非とも平常心を保っていてほしいと思います。このような状況に陥ってはいますが,皆さんは決して一人ではありません。皆さんの周りには仲間や保護者の方や地域の方々,それに教職員がいるということを忘れないでください。困ったときにはいつでも相談してくれて構いません。
 阪神淡路大震災や東日本大震災のとき,わが国の国民は世界中から大絶賛されました。被災した人々が筆舌に尽くしがたい過酷な生活を送る中でも秩序を保ち,多くのボランティアの人々の協力のもと,肩を寄せ合って不自由な生活に耐えたからです。あのような状況下では,破壊や略奪などの暴動が起こる国は少なくないのです。
 確かに先が見えないことは不安ではあります。しかし,どんなに厳しい冬であっても,やがては暖かい春を迎えるように,いつかは必ずこの新型コロナウイルス騒動も終息する日がやってきます。それまでの間,出来ること,やらなければならないことにしっかりと取り組みましょう。期せずしてできた時間を有効に使い,普段できないことに取り組んでみてください。1年間の復習をするのもよいでしょう。苦手の教科に集中的に取り組むことを勧めます。話題の本を読んだりDVDを鑑賞するのもよいかもしれません。本や映画から学ぶことは案外たくさんあります。集団で集まって遊ぶことは勧められませんが,二条城の周りをウォーキングしたりジョギングしたりして身体を動かすのもよいと思います。
 60年近く生きてきた私でさえ初めてのことですから,経験から良い方法を探ることもできません。その時その時で,周りの人と相談しながら最善と思える方法を見つけて取り組む以外にはないのです。この騒動が終息したその時に,勉強面でも部活動などの面においても,すぐにフルスロットルで動き出せるように心身のメンテナンスをしておきましょう。その時は必ず来るのですから。

『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「熱と愛を…」
 例年に比べると参列者は少なく時間も短かったけれど,厳粛な中にも整然と執り行われた立派な卒業証書授与式でした。厳かな国歌と元気いっぱいの校歌の斉唱に始まり,卒業証書授与です。今年度は学級の代表生徒のみに授与します。1組の担任が一番の生徒の名前を呼びます。「ハイッ!」ハリのある大きく爽やかな声が講堂いっぱいに響き渡りました。単純な私はこの瞬間に胸が熱くなりました。臨時休校になる前の日,学年の先生はもちろん,私も呼名に対する返事の在り方と意味について,卒業生たちに語りました。生徒は,教職員の思いを受け止め,返事に思いを込めて返してくれました。次々と立派な返事が続きました。中には「自分が一番大きな声で返事をしよう!」と決意して臨んだ生徒がいたようにも思います。
 卒業生が一番に気持ちを込める合唱がなかったので涙は少なかったですが,それでも十分に感動的でした。式辞の冒頭,「卒業証書授与が代表生徒のみになるなど規模は縮小しますが,この場にいるみなさんで心のこもった式にしたいと思います。ご協力をお願いします。」と述べました。その通り,列席者の皆様方の思いがこもった厳粛な中にもぬくもりのある式が挙行できたと思います。この経験を通して,卒業生たちは確実にまたひとつ成長してくれました。生徒たちにとっては人生の一つの大きな節目ですから,挙行できて本当によかったです。
 これまで40回近い卒業証書授与式をみてきました。担任として,教頭として,そして校長として,それぞれ異なる立場から参加してきました。そうそう,指導主事をしているときに上の息子の卒業式があって,保護者として参加したことがありました。二人の息子の入学式や卒業式にただ一度だけ参加できた貴重な思い出です。
 そんな中で,最も強く印象に残っているのが,教師になって初めての卒業式です。私は2年の担当だったのですが,ひとつ上の学年の卒業式にえらく感動しました。当時はどこの中学校もそうだったのですが,私が赴任したその学校も結構荒れていました。血気盛んな当時の私は,赴任当時から3年の生徒たちとよくやりあいもしました。2学期になり体育大会の取組が始まりました,当時は学年を超えたブロック毎に応援団があり,そのリーダーになかなかの強者たちが立候補してきます。なんと,彼らをまとめ指導する役割を担わされました。これはマジで厳しかったです(笑)。そんな生徒たちが,涙を流しながら合唱をし,反抗をしまくった先生らに感謝の言葉を述べて卒業していく様子を見たとき,中学校教育の素晴らしさを強く感じたのでした。
 二条中学校の令和元年度第71回卒業生たちは,いったい何を学んで次のステージへと巣立って行ってくれたのでしょうか。教室で学ぶ勉強のほかに,親や地域の方や教職員のほとばしる“熱”と深い“愛”とを学んでくれていることを願ってやみません。
「みんな,ご卒業おめでとう。これからも頑張るんやで!」

『もう一度学校で』

 男子の集団が学校へ戻ってきました。

 3年の教職員が記念撮影です。お疲れさまでした。今日は素敵な卒業式ができました。3年間,いろいろなことがあったけれど,頑張ってきたことが報われました。

 卒業生のみんな,この先生方にいつまでも感謝の気持ちを持ち続けるんやぞ。
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『公園で…』その8

 私と一緒の写真ばかりで,ホントに申し訳ないと思います。
 でも,今日ばかりは許してください。

 「校長先生にいっぱい撮ってもらったけど,一緒に写ったのは初めてや!」
 そんなことを言ってくれた生徒もいました。
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『公園で…』その7

 バスケット部の3人は,みんなが高校へ行ってもバスケット部を続けるそうです。

 二条のバスケット,二条魂を見せつけてやってください。
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『公園で…』その6

 こうしてみると,男子は大きくなったものです。
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『公園で…』その5

 中学校時代の思いでを大切にして,高校でも大活躍するんやで。
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『公園で…』その4

 この元気な子たちと会えなくなるかと思うと寂しい限りです。
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